薬師丸ひろ子主演の角川映画は、セーラー服と機関銃、探偵物語、Wの悲劇が三部作のようになっていて、主題歌もいいのだけど、Wの悲劇は映画の中で舞台演劇が演じられるという特殊な作りになっている。
テレビで度々やっているので、やっていたら見るのだけど、最後に見せる薬師丸ひろ子のポーズが、スカートの裾を広げて見せる仕草で、これが何のことなのか気になっていた。
これが俺たちの千秋楽なのか、と男は問いかける。映画女優は観客のものでもあるので、男のものにはならない。これはわかる。しかし、こないだあらためて最初から見たら、最初に相手の男と会って別れ際にスカートの裾を広げる仕草を薬師丸ひろ子はしている。つまりどういうことかというと、私はあなたに最初に会った日のことを覚えています、という意味だ。
かわいい女を演じているわけだから、つまりかわいい女というわけだ。
