自民党総裁選により、日本の総理大臣が岸田さんから石破さんに変わる。
蓋を開けてみれば順当な結果になったようだ。
衆議院選挙が今年解散または遅くとも来年には行われる。次期総裁選に現職総理の岸田氏が出ないことになって、次を決める総裁選には9人が立候補した。国民には期待させるだけ期待させておいて、結果は自民党お得意の順送り人事のようなものだ。
岸田さんは自分の後継はあらかじめ石破さんだと考えていたようだ。高市早苗さんや河野太郎さんは前回の総裁選でいい勝負だったが、どこか違うなと思う面があったのだろう。
安倍晋三さんが亡くなられてそれまで蚊帳の外みたいだった石破氏がでてくるのではないかと思っていた。河野太郎や小泉進次郎は何やらかすかわからないので、まだ安心感はある。
高市早苗さんになればいいのにと思っていたから残念だけど、傾向としては欧州では極右勢力が支持を集めつつある。日本でも物価上昇や移民に対する寛容な政策、ウクライナ戦争への支援などがストレスとなって、極右とまでは行かないがネトウヨともいうべき層が一定程度いる。あくまで自民党の中の総裁選で、政権交代をめざしているわけではないが、海外からみて、たとえばアメリカからどんな総理が求められているかというと、ある程度枯れた感じで特別変わったことをしないで、という人がいいだろう。日本の国益最優先とか、中国と勝手に対立するとかいう姿勢では危なっかしい。岸田さんは総裁選直前にバイデンさんに会いに行ってたが、旧岸田派が決選投票でまとまって石破に入れたのもそういう意向を受けて、のようにも思える。野田に対抗するために中道、つまり野党である立憲民主の支持者も取り込めるように石破さんになったともとれるけど、その根底に自民党がアメリカの意向も受けて岸田さんの後継をそのようにしたとも思える。
これで総理大臣を決める立場みたいな人が麻生さん、菅さん、岸田さんの3人になった。菅総理が再戦を目指して河野太郎を閣僚に起用しようとしたとき麻生さんが反対して、岸田さんが再戦のため麻生氏に支援を求めたところ麻生さんの支持が得られなくて、それぞれ総裁選に出られなくなったが、2人とも立場上、麻生さんのような地位になってきている。麻生さんは、河野太郎、高市さんとも勝てなくて、これからは石破政権を短命に終わらせるか、引退も考えるか、どっちにするだろうかなというところだ。