紅麹について | きっしーのブログ

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紅麹は、麹と名がついていても、酒や味噌や醤油をつくる麹とは種類が違う菌類らしい。麹もじつはカビの一種にはちがいない。普通はカビが生えていたら食用には適さないと考えるだろう。カビ毒というものがある。麹が日本本土で古くから利用されてきたのに対し、紅麹も沖縄や中国や東南アジアで利用されてきたが、コレステロールを下げる効果があるとしてサプリメントにして服用したところ、腎臓障害で入院したり、死者も出た。

薬というものは本来は毒なんだ。健康な人が服用すると毒になるものが、異常がある人にとっては薬になる。だから、医師の処方箋が必要になる。

これに対して、サプリメントというものは栄養素なので、体に不可欠で足りないと支障をきたすものを摂取するのがサプリメントになる。過剰摂取したとしても特に何かあるわけではない。

たぶん紅麹を食品レベルで摂取しても特に健康被害はないんだと思うが、毒を摂取するようなものだから、それだけを抽出したものは有害だったんだろう。サプリメントは栄養素を摂取するべきで、普通の麹みたいなものを昔からある利用方法で使う分には何もないのだと思う。