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ピアノ弾き語りシンガーソングライターの
そらみつです。
GWの連休も後半。
今日は友達と歌舞伎鑑賞です。![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
だけど、その前に。
の記事で行けなかったオムライス屋さんにリベンジです。
歌舞伎座の右側の道を真っ直ぐ言った所にある、「喫茶 You」さんというお店です。
オムライス専門店ではなく、カレーやサンドイッチなどもある喫茶店ですが、連日、行列が出来るほどの人気店。
今日は前回の失敗から学習して、少し早めに待ち合わせたので、何とか入れました。それでも30分くらい並びましたが…![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
名物のオムライスがこちらです。↓
ほのかなバター風味のふわふわ卵に、ブラックペッパーの効いたライスがよく合います。
ドリンクとセットで¥1,100。
プラス100円で、大盛りにもできます。![カレー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/235.png)
![カレー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/235.png)
そして。
美味しいオムライスに舌鼓を打った後は。
「團菊祭五月大歌舞伎」。
今日は、午後の部を幕見席で見て来ました。
幕見席は歌舞伎座4階の当日券。1幕あたり¥500~¥2,500の間で歌舞伎を楽しめる、リーズナブルな席です。
詳細はこちらの記事を。↓
今回の演目について、簡単に感想を。![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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①弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
いわゆる「弁天小僧」です。明治時代の狂言作者(歌舞伎の脚本家)、河竹黙阿弥さんによる、世話物の名作。世話物は江戸の庶民の生活を描いたお話のことです。
主役の弁天小僧菊之助に尾上菊五郎さん。
盗賊白浪五人男のリーダー、日本駄衛門に市川海老蔵さん。白浪五人男のメンバーの一人、赤星十三郎に尾上菊之助さん。同じく白浪五人男のメンバー、南郷力丸に市川左團次さん。
キャストが凄く豪華...![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
2幕構成で、前半は鎌倉の呉服屋浜松屋に、武家のお嬢様に成りすました(女装![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
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)弁天小僧菊之助と家来に成りすました南郷力丸が訪れ、何とか騙してお金を手に入れようとするシーン。
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
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お嬢様...のはずが男とバレたときの、尾上菊五郎さんの声と口調の変わりっぷりが面白いです。
有名な「知らざあ言って聞かせやしょう」の名ゼリフもバッチリ決まってました。![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
後半は白浪五人男と追手とのやりとり。お寺の屋根の上での、尾上菊五郎さんと追手の「御用」の皆さんとのハシゴを使った立ち回り。見応えがあります。
ちなみに...白浪五人男が川岸に勢揃いして名乗りをあげる場面がありますが…やはり親子だけあって、尾上菊五郎さんと尾上菊之助さんの声はよく似ています。ややキー高めな、潤いのある美声が素敵です。![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
(尾上菊之助さんの後の、市川左團次さんの名乗りがあまりにダミ声で、それはそれで味がありますが…![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
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明治期に入ってからの作品ですので、上演時間は2時間と長めですが、セリフは分かりやすいです。
歌舞伎が初めての方にもおすすめです。![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
②鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)
平家隆盛の世。かつて源氏に仕えていましたが、今は平家に仕えている兵法学者鬼一法眼。
その奴(家来)、智恵内と虎蔵は、実は鬼一法眼の弟鬼三太と牛若丸。
2人は源氏の再興のため、鬼一法眼が所有している秘伝の兵法書、「六韜三略」を手に入れようとしていますが、鬼一法眼の娘皆鶴姫(実は密かに虎蔵に片思い中
)に正体を悟られてしまいます。
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
いかにも歌舞伎...という設定のお話です。
いっそ鬼一法眼を殺してでも兵法書を奪って...という牛若丸。兄である鬼一法眼への思いと、主君牛若丸への忠義との間で揺れる鬼三太。
「弁天小僧」のド派手な舞台の後だけに、やや迫力に欠ける感はありましたが、ストーリーとしては面白かったです。
牛若丸と皆鶴姫との恋の行方が気になるところです…![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
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③喜撰
六歌仙の一人、喜撰法師が主人公の踊り演目です。喜撰法師を演じるのは尾上菊之助さん。
1幕目の弁天小僧の赤星十三郎役で見せた粋な美貌とは打って変わって、眉も目尻も下がり気味のおかしみのあるメイク。
ほろ酔いの上機嫌で軽やかに舞い踊ります。
茶汲女のお梶(中村時蔵さん)にアプローチ。上手くいくかと思いきや、全く相手にされず。
そこへ師匠の帰りの遅いのを心配した所化さんたちが、喜撰法師をお迎えに。凄い人数です。舞台の上は、坊さん、坊さん、また坊さん...![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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賑やかなお囃子に乗って展開される、明るく可愛い舞踊です。見ているこちらも楽しい気持ちになりました。![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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3幕通しで見て、終わった時にはもう夜の8時半。
美味しいオムライスと歌舞伎の、素敵な休日でした。![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
それではまた次回![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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