今日は雨の1日でしたね。
夕食にはふきのとうや菜の花、こごみ、たらの芽、
行者にんにく、せりなどの山菜を取り合わせ、
鍋に仕立てました。
山菜と牛肉のしゃぶしゃぶです。
わさびとすだちを添えていただきました。
この鍋の締めには、
山菜の苦味や牛肉のコクで深みが増しただし汁に、
蕎麦を加えて山菜蕎麦を楽しみます。
ほろ苦い、土っぽい。
芽吹きの季節には、そんな力強い味わいの春の山菜を
存分に楽しみます。
山菜の苦みや香りは、冬に眠っていた体と味覚を目覚めさせ、
心を伸びやかにしてくれます。
子供の頃、春になると姉たちと摘み草に出かけたものです。
顔を土に近づけて、動き始めた虫たちと同じ目線にしてみると、
ワラビにやわらかな春の日差しが降り注ぎ、
キラキラと光っていました。
とても神聖で、幸福感が体に溢れました。
その光景が今でも忘れられません。
今日は蕗の花蕾、ふきのとうで、
ふき味噌を作りました。
ごはんにのせたり、おむすびにしたり、
蓋つきの器に入れて、少しずつ味わいます。
毎年欠かさず作る大切な春の味。
口に入れると独特のほろ苦さと香り、味噌の甘味が広がります。




