ご自分と両想いで幸せな皆様へ

 

こんにちは~!

タコのマリネです。

 

私がまだ占星術をお勉強する前のことですが、「あなたは悪い〇〇を持っている」と伝えてお客様を激怒させた占い師くんがいました。
 
いわゆる「悪い結果」も伝え方次第では不安や恐怖、不快感を抱かせたままで終わってしまいますが、「この点は気を付けてくださいね」とフォローや改善策も添えてくれれば、そこまで落ち込まずに済むでしょう。

西洋占星術で言えば、よく「悪い星」と言われる「土星」だってその人次第では「幸運の星」になりうるんだから。
 
というわけで今日は!!
「なぜハードアスペクトは『不運』と言われ、ソフトアスペクトは『幸運』と言われるのか?」という問題について、言葉を選びながらお伝えしていきます!
 
 
↑こちらの投稿を読んでいただくと、「ソフトアスペクトとハードアスペクト、どっちの方が『絶対良い』というわけでもないな」とお分かりいただけるかと思います。
 
「不運」と言われる「ハードアスペクト」だって、その特性を知り、自分の味方につければ大きな幸運をもたらしてくれます。
「幸運」と言われる「ソフトアスペクト」だって、その恩恵に胡坐をかいてしまったら、せっかくの「幸運」がただの「怠惰」に変わりかねません。
なので、どちらがお好みかは人によると思います。幸運も不運も表裏一体です。
それなのになぜ「ハードアスペクト」は「不運」と呼ばれ、「ソフトアスペクト」は「幸運」と呼ばれてきたのでしょうか!!?
 
 
話を中世ヨーロッパにタイムワープします。
 
↑こちらの投稿でも中世ヨーロッパについて言及していますが、ケイト・ブランシェット主演の映画「エリザベス」でも占星術を使って戦争の行方を予知するシーンがあります。


 

中世ヨーロッパの王侯貴族にとって重要なこと。それは「自分の家系が、変わることなく存続していくこと」

戦争や内戦を勝ち上がって領地や勢力を拡大していくことも良いですが、それよりも何よりも家系の存続が重大でしょう。

そのために生まれた子供は自分の家系の存続をかけて早いうちから結婚相手を探します。イングランド国王ヘンリー8世は跡継ぎの息子ほしさにローマ法王から破門されてでも結婚・離婚を繰り返しています。けっきょく彼の直系の子孫は断絶し、親戚筋にあたるスコットランド国王がイングランド王位につきますが…。

 

「ハードアスペクト」が多い人は「逆境が多い」と言われます。

個人レベルの「逆境」は本人固有の経験として済みますが、一国を治める王侯貴族にとっての「逆境」なんて国の存続を揺るがす大惨事になりかねません!!

国家にとっての「逆境」…。
それは敗戦や飢饉による国土の荒廃、家系の断絶、もしかしたら国家の滅亡を意味するのかもしれません…。
ハードアスペクトが多い人物が当主になると存亡の危機がたびたびあったかどうかという事実はともかく、当時の王侯貴族にとって「逆境」が多いことは決して好ましいことではなかったのでしょう…。
その点、ソフトアスペクトが多い国王の方が、その在位期間は平穏そうな気がしますよね。
 
しかし現代日本社会に生きる我々。
個人の「逆境」がそのまま国家存亡の危機にそのまま結びつくことは、ほぼないでしょう。
私が病気になったとしても「タコのマリネさんが病気になった!!これは日本存亡の危機だ!!」なんてことになりません。生姜湯飲んでとっとと寝ろ。
 
ですので、中世ヨーロッパの価値観である「凶角」「不運」を、そのまま21世紀の日本で採用するのは多少無理があると思います。
 
ほら、東洋系の占いで見ると、タコのマリネの命式も画数も、女性が持つにはガチめに最悪らしいんですのよ。

 

細木数子さんもご自身で「女性がもつには強すぎる運勢」と言っていた気がします。彼女は若いうちに未亡人となりましたし家庭を持つことはほぼないようですが、でも富や名声はそれなりに手に入れたでしょうし、彼女の人生を「不運」「凶運」とは言い切れないですよね。

タコのマリネも、自分の人生を不幸とは言いきれませんし、これから良いことが起きて明るい未来が待っている可能性もありますし!!

 
ですから、自分のホロスコープにハードアスペクトが多いからという理由で、「私はもうダメなんだ…!」と絶望しないでほしいのです。
それは昔の解釈だ。
メンタルを強く持て。
 
ハードアスペクトがもたらす試練を乗り越えてレベルアップしていけば、ものすごいパワーになりますから!
RPGだって、ダンジョンで迷ったり中ボスを倒したりして、レベルが上がればいろんな魔法を覚えるし、敵をサクサク倒せるし、もっともっとゲームを楽しめるでしょう!!!?
 
西洋占星術に限らず、昔の価値観のまま占いをした場合、今の日本に生きる人々にとってはミスマッチな結果になるのではないでしょうか。
 
もし占いをやってもらって「げぇ…!」と思う結果だったら、「うん、昔の価値観では私の生年月日は悪い運勢なのもしれない。でも今は21世紀の日本だから、古い解釈がそのまま当てはまるはずがない!!!」とお考え下さい。
 
変な占いの結果を気にしてモヤモヤしなくて大丈夫!
どんな逆境も不運も、自分の人生の糧にして、楽しくたくましく、今の時代を生きていきましょうー!
大丈夫、自分で気付いてなくても、あなたにはその力がある!
 
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに良いことがたくさん起きますように☆
 
 
タコのマリネ
 
 

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