シン・ゴジラ(2016)2回目 | 心を湛(しずか)にゆるがせて

心を湛(しずか)にゆるがせて

ご訪問、ありがとうございます。
風森湛(かざもり しずか)と申します。
隙間を縫っての更新な為
空いてる時間に記事を書き溜め
UPしている状態です。
リコメ等 遅れがちですが
気長にお付き合いください。

イメージ 1

 

2017(36)2017/4/30観  於・小倉昭和館1(※『ゴジラ』と二本立て)

シン・ゴジラ

【1回目鑑賞記事とスタッフはこちら】
【キャスト】
矢口蘭堂(内閣官房副長官)/長谷川博己
赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官)/竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使)/石原さとみ
<巨災対(巨大不明 生物特設災害対策本部)メンバー>
志村祐介(内閣官房副長官秘書官9/高良健吾
尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課長補佐)/市川実日子
安田(文科省研究振興局基礎研究振興課長)/高橋一生
間(国立城北大学大学院生物圏科学研究所准教授)/塚本晋也
立川(資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長)/野間口徹
森(厚労省医政局研究開発振興課長)/津田寛治
袖原(防衛省統合幕僚監部防衛計画部防衛課長)/谷口翔太
小松原(外務省総合外交政策局長)/三輪江一
根岸(原子力規制庁監視情報課長)/黒田大輔
竹尾(国土交通省危機管理・運輸安全政策審議官)/小松利昌
警察庁危機管理担当要員/加藤厚成
消防庁危機管理担当要員/阿部翔平
町田(経済産業省製造産業局長)/吉田ウーロン太
<政府関係者>
大河内清次(内閣総理大臣)/大杉漣
東竜太(内閣官房長官)/柄本明
風越(新政務担当総理秘書官)/神尾佑
関口(文部科学大臣)/手塚とおる
金井(内閣府特命担当大臣)/中村育二
片山(臨時外務大臣)/嶋田久作
河野(総務大臣)/浜田晃
里見祐介(農林水産大臣・臨時内閣総理)/平泉成
柳原(国土交通大臣)/矢島健一
花森麗子(防衛大臣)/余貴美子
郡山(内閣危機管理監)/渡辺哲
泉修一(保守第一党政調副会長)/松尾諭
小塚(東京都知事)/光石研
田原(東京都副知事)/諏訪太朗
川又(東京都副知事)/藤木孝
<自衛隊関係者>
財前正夫(自衛隊・統合幕僚長/國村隼
陸上自衛隊・第2戦車中隊長/KREVA
山岡(陸上自衛隊・統合部隊指揮官)/小林隆
池田(陸上自衛隊・第1戦車中隊長)/斎藤工
矢島(自衛隊・統合幕僚副長)/鶴見辰吾
自衛隊・東部方面総監幹部幕僚長/橋本じゅん
西郷(陸上自衛隊・タバ戦闘団長)/ピエール瀧
芦田(航空自衛隊・第2飛行隊第1小隊長)/石垣佑磨
<その他>
古代生物学者/犬童一心
海洋生物学者/緒方明
生物学者/原一男
官邸職員/片桐はいり
消防隊隊長/小出恵介
沢口(警察庁長官官房長)/古田新太
警察庁刑事局長/モロ師岡
早船(フリージャーナリスト)/松尾スズキ
新人記者/三浦貴大
避難民/森廉前田敦子、その他
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
牧博士(写真)/岡本喜八
ゴジラ(モーションキャプチャ)/野村萬斎

 

イメージ 2

 

2回目のシアター鑑賞から既に半月近くが経ってやっとのUP。GW中に開催した祭りで暫く燃え尽きてしまっておりました(疲)。超豪華「ゴジラ二本立て」も終映しました。

 

この度の幸運な機会により、元祖と最新の作品を同時に見比べる事ができ、『シン・ゴジラ』が如何に『ゴジラ』へのリスペクトに溢れた作品であったが分かった次第です。
テーマ曲の事はしつこい程に述べて参りました(笑)。それだけでなく、ストーリーの「起」が殆ど同じなのが、決してパクリでなく(爆!)、ゴジラという不明生物登場の不気味さを醸し出すのに効果的だからと思いました。前ぶれ無く現れる(観客には充分前兆を感じさせる)恐さが良いですね。

 

で、ぐわっと登場したアレが少々「?」なのですが、そこは「急激な進化を遂げている段階」とか何とか尤もらしい説で押し通していました。単に「ゴジラ」に成る前の段階で煽っています。盛り上げる演出とは思いますが、アレはちょっと気持ち悪い割に目がマンガチックで笑えます。生物に詳しい人には納得の形態なのかも知れません。

 

イメージ 3

 

スターのゴジラは姿を見せてくれる度に「ステキラブ」な気分でして、物語の肝で話題騒然だった専門用語が飛び交う台詞の応酬にも再度シビレました。滑舌の良い役者達で頑張ってます。モゴモゴ言う方はそれなりの台詞を割り当てて(笑)。災害時における政府の動きなど国民は見ることができないので、完全リアルとは思いませんがバーチャルとして楽しめました(実際の災害、戦時なら楽しむ所ではありませんね)。

 

リアリティを表現するのは台詞のみ、キャラクターはエンタメに徹していました。こういった映画の伝統的にオールスター・キャストって言うのでしょうか、あんな所にこんな人が♪といった楽しい見方ができました。私が「おお♪」となったのは片桐はいり、小出恵介、斎藤工でした。話題をさらったのは市川実日子演じる尾頭女史でしたね。リアルな現場では女性もかっちりしたタイプが多いのではと想像しますが、エンタメなので華が必要、美女日系米国人の石原さとみが配されたのでしょう。花と言うより夜の蝶みたいでした(笑)。単に画的な感覚で、長谷川博己が長身だったので、小柄な石原さとみよりも身長が有るヒロインだったらバランス良かったかも?と思います。

 

総括して、間違いなくゴジラ映画史に残る作品であると思います。