シン・ゴジラ(2016) | 心を湛(しずか)にゆるがせて

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2016/10/19観  於・Tジョイリバーウォーク

シン・ゴジラ

2016年  日本映画  119分
監督・脚本・画像設計・編集/庵野秀明
撮影/山田康介
VFX/佐藤敦紀
音楽/鷲巣詩郎×伊福部昭
美術/林田裕至×佐久嶋依里他
特撮班撮影/鈴木啓造×桜井景一他
特撮美術/三池敏夫他
CG製作/井上浩正他
製作/市川南
EP./山内章弘
【キャスト】
ゴジラ(巨大不明生物)/野村萬斎
牧悟郎(生物学者)/岡本喜八
その他大勢

2016年11月3日、東京湾羽田沖で突如大量の水蒸気が噴出、海底トンネル崩落などの甚大な被害が続出する。政府は当初海底火山噴火といった自然災害と推察したが、実は巨大不明生物の出現であった。巨大生物は上陸し形態を変化させながら進撃する。日本政府は未確認だったが実は米国では調査が進められており、研究していたのは祖国日本に裏切られたと感じていた日本人学者・牧悟郎(行方不明、自殺と推定)であり牧博士は不明生物を「呉爾羅(ゴジラ)」と名付ていた・・・。

公開から既に3カ月近くになろうとしている今頃やっとシアター鑑賞。公開されたゴジラの形態にゲンナリし半ばスルーを決めかけていたのだけど、正直言って他に観たい映画が無い(こらこら!)ので、空いた時間を無駄にしたくないという動機で観賞。

重い腰を上げたもう一つの動機は、ブロ友乱読おばさん様「伊福部テーマが聴ける」との情報(乱読様ありがとうございました♪)。シアターであのテーマを聴きたい!(映画館で元祖『ゴジラ』を観た事がないので)という積年の願い成就♪最終形態のゴジラが陸に上がる時、スローテンポで流れる伊福部テーマは私にとって鳥肌モノ(感涙♪)。

それはともかく!ハッキリ言って面白かったです♪\(^o^)/
迫力を堪能する作品であるから、観ておくならシアターで・・・とは思っていた。私のパターンなら、TV放映時に観たとしたら(多分観る)おそらく歯噛みしたことだろう。

これもまた正直に記すが、私は庵野監督との相性は悪い(笑)。なので、ゴジラ云々はさておかせていただく(いや、ゴジラ映画なんですが・・・爆!)。ストーリー上の、緊急事態が起こり超法規的措置を断行せねばならない時に日本政府はどうするかとか絵空事ながらリアルに迫って見応えがあった。そしてこれも正直に告白、タンクの動きにワクワク(こらこら!)した。乗ってたのが斉藤「え」だったのもちょっと嬉(笑)。

前述した様に今更ながらの鑑賞だったが、今頃で良かったと心から思う。一昨年のハリウッド版を公開日に鑑賞したら、もの凄い人で(満員御礼は喜ばしいけれど・・・)おまけにコアなファンと思しき方々に挟まれ大変・・・(以下自粛!)。宣伝も落ち着いた今ゆったり鑑賞でき、エンドクレジットの伊福部メドレー(大歓喜ラブ)をオーケストラで楽しむ如く浸れた。未観の方々、真の楽しみ方はほとぼりが冷めた今です(きっぱり!)。