お客様と残業のハザマ | リースとミスラそして@息子+@次男の奮闘記

リースとミスラそして@息子+@次男の奮闘記

家族のこと、バイクや車、オーディオ、ゲームネタなんかも書いてます。そんな感じのブログですので、ゆるりとお付き合いください。

代休が取れたので
ここに記録として残しておこう。


私が今後、戦うために。
この日この時間に私の大切なこのブログに刻む。
そしていつかこの記録が役に立つ日を願う。






営業を終えて会社に戻ると1枚のメモが机の上にあった。

「総務の○○局長から連絡をほしいそうです」


少し予想はついていました・・・



リース:「営業から戻りました、ご連絡をいただいたみたいですが・・・」


ここからは数分間、現状の行っている営業の
探り話をされ・・・最終的には確信に


総務局長:「ところでリース君、君はどんな仕事をしてるんだい」

リース:「いろいろさせていただいてますよ」

総務局長:「お前は残響の☆だからな、法律違反をしているんだよ!」

リース:「承知しました。心得ておきます。」

総務局長:「承知しましたというのは、5:30に帰ると言うことだよ!わかっているか?」

リース:「・・・」





このあと、ブチブチブチブチといやみが続き・・・






リース:「しかし・・・遊んでいるわけではなく仕事が終わらないだけで」

総務局長:「仕事なんかいいよ、帰れ」

リース:「いやしかし・・・」

総務局長:「遠慮なく堂々と帰れ」

リース:「上司と相談しながらやってみます・・・
でも、この話は上司を通じてお話、いただけないでしょうか?」

総務局長:「君の上司には話をしている」

リース:「そうですか、では、上司から話を聞きますが・・・」

総務局長:「話してあるがラチがあかん。だから連絡しているんだよ」

リース:「そうですか・・・(私は残業が多いとは聞いてないけどねぇ)」

総務局長:「とにかく早く帰るように、仕事は終わらなくていい」

リース:「仕事を終えなくても良いとは・・・」

総務局長:「法律違反をしているんだから帰りなさい」

リース:「そこまでおっしゃるなら、努力します」



さすがだな・・・総務局長。
決してサービス残業とか言うキーワードは声に出さないし
法律違反ときたか。

確かに法律が先日改正され1ヶ月の残業時間が40時間と定められ
総務部にはもってこいの材料だが・・・



ちなにみ、支局長と相談した際には残業を40時間も書いてなかったけどね。


実際はそれ以上の仕事をしているしサービス残業の時間も相当ある。



この時期にいくつものプロジェクトを
同時に発動し、同時期に終了するという愚作を
行っている会社経営陣。

そこに思惑はあるだろうが、それを尻目に
一般社員を絞る、実質のNO.3実力者といわれている総務局長。





課せられる目標は大きく、時間の無い状況。





生活するための時間を削り、このゴールデンウイークですら
家族で実家に帰る予定をキャンセルし、
休みなしで働くというのに・・・

総務局長(NO.3)の統治する部のみ、GWはALL休み。



この状況下でモチベーションをあげて、今から6月30日までに
とある仕事の決着をつけなくてはいけない。
そして自分だけでなく、この事業に従事する仲間・後輩(3人)の
テンションを保ちつつである。




つまり会社から言わせれば
成功して当たり前。
失敗したら無能者なわけだ。





立場の違いがあるから
言わんとしていることはわかる。


数字をたてに取り、法律を振りかざし
いくら会社更生法にて国が定めたとはいえ
お客様より株主優先。




これでは・・・




せめて、会社の体制、経営の方法を
変える努力をしてから言ってほしいものだ。




強いものが弱いものにしか物を言わない会社。
社長、専務に良いことしか報告しない取り巻き。






社長!すでにあなたは裸の王様です。
お気をつけくださいと、言ってあげたい。





総務局長との電話を終え、受話器を置いた後


なんとも切ない。

なんともやりきれない気分だったな。




先輩が言っていた


「最近一人で家で酒を飲むと、切なくて涙が出てくる」


先輩、ほんとですね。



いつからこんなクダラナイ会社になったんだろう。




私達の会社には嘗て
「この会社に入社できてよかった、がんばろう」
「この会社のためなら、この人のためならがんばれる」
と思わせてくれるだけの社風・人材がたくさんいたのに・・・



残念だ。



ほんの数年でこの有様とは。



私には生きるための時間も、会社を変えるための
コネも血筋も持ち合わせていない。






あるのは今生きている己のみ。





一方で前年比200パーセント以上の目標。
一方で5:30までに帰らないといけないという命令。



二言目には、一般社員に向けて
「効率よくやれ、頭で考えろ」






当然、社員は検討し、工夫を行っている。
だからこそ、はき捨てるように一般社員に、
この二つを押し付けるのは


地位のある人間達が、お互いに話し合いを行い
答えを持っているときに言うものだ。




つまりだ、



斬っていいのは、斬られる覚悟のある人間だけだ。
(本家は「撃って」だったかな)


お前達、会社上層部にはそれが無い。




*後輩は、この方との会話は録音しているようなのです、
さすがに聞いたときにはひいたけど、録音したくなったよ。