中学生が英検2級を目指すために① | 大阪府松原市の進学塾 Learning Base

大阪府松原市の進学塾 Learning Base

塾をお探しの方で興味を持たれた方は、ご連絡をお待ちしております。
info@learningbase.jp

今年も無事、夏休み減量に成功した中の人です。

夏休み明け初のジムでベンチプレスのmax重量が-10㎏になっていたので、確実に筋肉量が減ってます。

#カムバックmy筋肉

 

 

本日から、英検2級について書いていこうと思っています。

ここから数本の記事は、もし英検2級取得を目指されている場合は、お力になれることがあると思います。

もし今の制度が続くなら、塾に通ってなくても2級を目指せるような状況になればいいなと、塾を経営しながら思っています。

進学塾のブログはオープンソース要素もあると思っているので、高校受験で頑張りたいと思ったときに、アクセスできる情報の1つになれれば幸いです。

 

 

ここからは英検の話を進めさせていただきます。

 

最初に、英検2級を目指すにあたって、どうやって合格点を取るかが大きな問題です。

この戦略は各塾さんで方針の違いがあると思いますが、中の人の戦略を書かせていただきます。

 

 

英検はCSEスコアでの合格点は公表されていますが、厳密な採点基準は公表されていません。

ですので、なんとなくこれぐらい取れれば合格できるという基準でしか目標を設定できません。

 

今までの経験則になりますが、試験1カ月前に全体で65%以上の正答率を安定して取れていると順調です。

正答率とCSEスコアは比例関係ではないので、独学などで過去問演習をされる際は注意された方がいいと思います。

中学生視点だと、1980/2600で76%の正答率を目指すと、相当な難易度に感じるはずです。

(過去事例)試験当日のリーディング正答率50%→CSEスコア75%

 

【LearningBaseでの目標正答率】

リーディング

 大問1    40%

 大問2・3     80%

リスニング          70%

ライティング      75%

 

2級合格をゴールに設定する場合は、この割合を目標点として勉強を進めています。

合格に必要な正答率はgoogleなどで検索していただけると参考になるサイトがいくつか見つかるので、そちらとも比較していただければ幸いです。

英検は高校入試のように上から〇〇人合格のような試験ではなく、最低合格点ラインがある試験という認識も、中学生にとっては大切だと思います。

 

ここからは、リーディングの目標点についてになります。

 

リーディングの大問1に関しては、中学生は基本的に高得点を狙わないです。

大学受験を目指す高校生は取れないとまずいですが、中学生が半年程度で準備できる単語量では、高得点は現実的に厳しいと思います。

LearningBaseで毎年言っているのは、「5問は力で取る、あとはサイコロ転がして、合計で8/20取れればOK」です。

#理科と社会の暗記が同時並行

#最初は数学も実質暗記

#問題数は問題改定前

 

反対に、大問2・3は「合計で落として3問」と伝えながら長文の演習をしています。

ですので、長文解説・日本語訳作り・解き直しには時間を掛けるようにしています。

ライティングで増えた要約は長文が読める前提の問題設計なので、ライティング対策的にも、大問2・3は高得点を目指すべきだと思っています。

逆説的にと言いますか、ライティングで主語や動詞の位置などが文法的におかしい場合は、長文が読めてない可能性が高いので要注意だと思っています。

 

 

最後に話が変わりますが、2級合格後や高校入学前の面談の際に「英検2級は高校卒業レベルとありますが、実際どうなんですか?」と質問をいただくことがあります。

 

中の人の肌感覚的には、英検2級合格直後の中学生が近畿大学の英語を解くと、半分も取れないと思います。関西大学の長文は、ほとんど読めないと思います。

そもそもの問題傾向が全く違うのはもちろんですが、特に文法単元と単語の深さがケタ違いです。

高校英語に関しては"卒業"と"大学受験"は全く別物なので、大学受験を目指すなら高校入学後も努力は必須です。

英検と大学受験英語は難易度の方向性が大きく違う点も、英検取得後は注意した方がいいかなと最近感じています。

#一番は暗記量の差

 

英検2級を取っている状態は、英検2級持ちが受験条件になっていないC問題採用校レベルの高校だと、学年平均は切ることはないが、それ以上を目指すには努力が必要ぐらいの感覚です。

現在通っていただいている高校生の高校事情しか分からないですが、定期テストの問題や平均点を見ていても、それぐらいの難易度だと思います。

英検2級持ちが受験条件になっているレベルの高校では、もちろん事情が異なるはずです。

 

高校に入ってからの状況は英検の取り方によって全く事情が異なる部分になりますので、LearningBaseでの取り方によるものだとご留意いただけると幸いです。

 

 

次回からは、長文の得点が安定しない要因や、長文で得点を安定させるために必要な何かについて書いていく予定です。

最近の中の人は「中学生が英検2級に必要な力は、はたして英語だけなのか?」と思う節があるので、そのあたりを書いていこうと思っています。

 

本日は以上になります。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

『Learning Base』

大阪府松原市にある進学塾。

開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。

代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。

C問の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%(6人/6人)

 

高校受験や大学受験に挑戦するために、1人1人に合わせた学び直しができる進学塾です。

ご興味を持たれたら、是非、下のリンクから。

 

松原市の進学塾 Learning Base