こんばんは。
花粉と黄砂が合わさると大変なことになると学んだ中の人です。
天気予報の桜の開花状況と花粉の飛散予報を見比べながら、来週の予定を立てています。
本日は、本年度の入試結果とC問題を解いた所感になります。
入試結果はホームページにて公開しておりますので、LearningBaseに興味をお持ちいただいた方はページ下部のリンクからご確認いただけますと幸いです。
本年度の受験としましては、受験生たちが希望通りの進路に進む形で終えることができました。
ここからはC問題を解いた所感になります。
個人的に"難易度"は主観的なものであって、易化と難化に関しては、中学生はあまり気にしない方が良いと思っています。
学校の定期テストや実力テストと比較すると、どれだけ易化しようとも難しいです。ルフィーはギア2でもギア4でも強いです。
【国語】
全体的に簡単な年度だと思うので、去年より合格者平均点が上がっていると思います。
現代文は大学受験現代文に近づいてきているので、テーマやワードなどは準備しておかないと厳しいです。
「背景知識」や「よくある流れ」みたいなものを知っておかないと、読めない子も多いかもしれない難易度です。
#中の人が知識必要派
小論文対策は、年度が古めの予想問題集(英俊社)が直近の問題傾向への対策にオススメです。
個人的にですが、似ている題材が多いような気がしています。
【数学】
ちょっと難しい年だと思います。
大問1の出題傾向が変わったので、数学が苦手な子の中には戸惑った子も多いのではと予想します。
問題自体はそこまで難化してはいないですが、当日に解けるかどうかはやっぱり別です。
個人的にですが、C問題の計算で一番難しい問題は図形です。今年は、大問2(2)②が一番難しかったです。
図形は大問3の(2)①が簡単だったので、捨て問判断がしっかりできているかどうかは大きいと思います。
メネラウスの定理や三角比など、高校範囲も少しだけ踏み入れてないと時間内に解くのは厳しいと思います。
【英語】
全体的に簡単な年度だと思うので、英検2級の恩恵は大きくないと思います。
とはいえ72点を簡単に超えられる難易度ではないので、保証点の役割は大きいです。
英検2級保持者が少ない高校だと、その役割がより大きくなります。
中の人の実測では、C問題をライティングなしで20分で全部読んで解けると、共通テストのリーディングは間に合うぐらいの速度感です。(英検2級は45分余ります)
20分の集中力を80分維持する必要があるので、ここは高校生になってから量と反復で手に入れてほしい部分です。
LearningBaseは高校生になってからも通っていただけることが多いのですが、春休みの宿題を一緒にしていても、やっぱり高校生の範囲は難しいです。
高校での学習内容を楽しむためにも、高校受験のタイミングで"基礎"をしっかりと造って、次のステージにバトンを渡したいと思っています。
挑戦したいと思った時に、読書やボードゲームも交えながら、楽しさと一緒に挑戦できる場所でありたいと思っています。
本日は、以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
『Learning Base』
大阪府松原市にある進学塾。
開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。
代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。
英語C問題の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%(7人/7人)
高校受験や大学受験に挑戦するために、1人1人に合わせた学び直しができる進学塾です。
ご興味を持たれたら、是非、下のリンクから。