中学生が英検2級を目指すために② | 大阪府松原市の進学塾 Learning Base

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ここ最近、高校生からの文化祭話を楽しみにしている中の人です。

各高校いろいろな伝統があるので、毎年新しい発見があります。出店や演目の決め方や、どの学年で何をするのかなど、十校十色なので、文化祭と一言で言っても全く違うようです。

 

文化祭で買い出しに行った話や準備の様子を高校生から聞いていると楽しさが伝わってくるので、中学3年生には「とりあえず、高校の文化祭は楽しいから行っとき」と伝えています。

中の人も行きたいのですが、「塾の先生が行くのもな・・・」という葛藤を毎年抱えています。

 

文化祭は中学3年生じゃなくても行けるので、志望校候補を探している中学生にもオススメです。

 

 

 

本日は、英検2級についての記事②になります。更新が遅くなり申し訳ございません。

この記事では、長文で点数が安定しない要因かもしれない何かを書かせていただきます。

 

中の人の個人的経験則によるものであり、LearningBaseで英語長文を解説するときに意識している部分になります。

全てのお子様に合うものではないという点はご留意ください。

 

 

LearningBaseで英検2級を目指す場合は、受験料が無駄になる可能性がありますが、少なくとも2回は受験してくださいとお伝えしています。

合格者の半数が1回で合格しているのですが、どうしても2回は受験する必要があると思っています。

 

この理由が、中学生は長文のテーマでリーディングの点数が上下するからです。

 

 

過去問の点数でもそうなのですが、同じ子が短期間で問題を解いても、どうしても点数が上下してしまいます。

合格している子の1カ月前の過去問正答率だと、リーディングは55~75%ぐらいの幅があります。

点数が安定しない理由は英語力や単語力でない部分だと、中の人は考えています。

#そう言えるぐらいの努力量を見てます

#平日4.5時間、土日9.5時間

 

 

正答率が悪かった長文を中学生と間違い直しをしているときに、「日本語訳はできてるけど、中の人と見えてる情景が違うな・・・」と、違和感みたいなものを感じるときがあります。

 

反対に、全問正解の長文だと、本文内容の質問をしたときに情景が思い浮かんでる感じが伝わってきます。

この感覚は、たぶん言語化できない”何か”です。塾の先生は分かっていただけると思います。

 

 

英検だと3級や準2級だと、解説している時に"読めない方の違和感"を感じることはほとんどないですが、2級になると"読めない方の違和感"を覚える機会が増えます。

この理由は一つではないですが、そのうちの1つは、長文を読むための前提知識の量だと思っています。

 

英語長文を読解するために理科や社会の知識、一般常識などが必要になるのですが、この知識を前提知識としています。

この記事の結論としましては「英検目指すなら、理科と社会を頑張って!」です。

 

 

英検2級は高校生範囲を含むので、中学範囲の知識に関しては既習事項として説明がありません。高校範囲の知識も一部は既習事項になっていると思います。

 

実際に長文で、"一般的にヴァイキングは暴力的なイメージを持たれていますが、実際は違います。"という導入から始まる文があります。

ヴァイキングは中学生の教科書に載っていませんが、高校生の世界史資料集には載っています。

 

ヴァイキングがなんとなく海賊っぽい集団ぐらいのイメージがあれば読み進めれると思いますが、全く知識がない状態だと

「え?ヴァイキングって食べ放題のやつ?」

「固有名詞やし、地名か建物?」

のように、ズレた状態で読み進めることになるので、結果的に正答率が下がります。

どれぐらいの知識があれば読み進めれるかは個人差がありますが、少なくとも0ではない状態が望ましいとは思います。

 

ヴァイキングに関しては、中学生から絶対に「すすめ!バイキング」が関連ワードで出てきます。

#松原市のローカルネタ

 

 

中の人の経験則では、この長文に対しての知識量差が長文が安定しない一因です。

この場合は、英語を勉強しても効果的でないので、理科・社会などの他科目を全力で取り組んだ方が効果的だと思っています。

日本語訳ができない場合や、英文法が不安な場合は、絶対に"英語"が最優先だと思います。"英語"ができている前提で"知識量"が必要になります。

 

高校範囲の知識に関しては、映画や小説、漫画やニュースなどで仕入れるしかないと思います。

「学校の授業で習ってないから」が通用しない部分なので、もし英検2級を目指す場合は、幅広いものを何となく知っておく必要があります。

 

 

公立高校入試戦略としても理科と社会は絶対に落とせないので、科目のバランス感覚は大切です。

英検2級でカバーできる点数は受験高校によって違いますが、理科社会は絶対に必要になるので「英検のため」にも、「高校入試のため」にも科目バランスは意識するべきだと思います。

 

 

次回は、長文の分類と前提知識としてよく解説していることを書かせていただく予定です。

〇〇をすれば合格!!みたいなことは書けないですが、何かお力になれるようなことがあれば幸いです。

 

 

本日は以上になります。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

『Learning Base』

大阪府松原市にある進学塾。

開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。

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C問の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%(6人/6人)

 

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