大阪府公立高校の入試戦略① 入試点数編 | 大阪府松原市の進学塾 Learning Base

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おはようございます。

 

公立入試までちょうど残り2週間。

今日の授業終わりには「2週間後の今頃は、入試も終わっておいしい晩御飯食べて、ゆっくりしてる頃やな〜」と子どもたちに言っているはずの中の人です。

 

LearningBaseでは、この土曜日と日曜日で中学3年生が最終調整で2023年度の入試問題を解きました。

2週間前のこの時期に目標点数を超えているかどうか、今までの過去問で理科社会の平均点はどれぐらいかなどを加味して、最後に志望校の合格可能性を伝えました。

 

中学3年生は、全力で理科社会の抜けチェック、小論文・英作文・証明のブラッシュアップがオススメです。

もし余裕があるなら、数学の図形で最後の問題だけ解きまくるのもありです。しっかりとした積み重ねがあれば、気付ける何かがあるはずです!

 

 

本日は、大阪府公立入試の入試戦略についてです。

この記事は中学3年生というよりは、中学2年生に向けての記事になります。

どういう得点配分で志望校合格を目指すのかなど、LearningBaseでの受験戦略になります。

 

全部で2~3パートに分けた記事になる予定です。

この記事では大阪府公立入試における入試点数についての内容になります。

できるだけ具体的な事例をもとに書かせていただきますので、参考にしていただけると幸いです。

 

 

①入試点数の仕組み

大阪府公立入試は900点満点での勝負になります。

近隣高校だと河南高校より偏差値が高いとされている高校ではⅠ型という配点方式が採用されています。

Ⅰ型では、内申点450点と学力検査(以後素点)450点をそれぞれ0.6倍、1.4倍した、内申点270点+当日点630点の900点満点で勝負します。

ここからの内容はすべてⅠ型を前提に書かせていただきます。

 

まずは内申点についてです。

I型の高校を目指す中学生のよくある3年間の内申点は下記の通りです。

 

オール45      270点

オール44      264点

オール43      258点

オール42      252点

オール41      246点

オール40     242点

 

上記の点数を目安にしていただけると内申点の計算が楽になります。

詳しい按分計算などは塾や学校で聞いてもらえると教えてもらえます。

目安として3年生で内申点が1変わると、900点満点では3.6点変わります。

 

 

次に当日点です。

当日点は、素点を1.4倍した点数になります。ですので、内申点が多少悪くても当日点で挽回できます。

オール44の子がオール45の子に追いつくには素点で余分に4点が必要です。(上記表から差は6なので、6÷1.4=4.2)

理科や社会が1問2点、数学の計算問題が4点なので、良い意味でも悪い意味でも入試結果は当日次第です。

 

符号ミスで計算問題1問落とすオール45がオール44になる感覚です。

受験生は全力で計算ミスを減らすことに注力してください!!

 

 

②合格に必要な点数

志望校や年度によって必要な点数は異なりますが、今回は700点・740点を例に計算させていただきます。

#LearningBaseでの目標点数

 

下記の素点は450点満点の点数です。1.4倍される前の点数なので、中学3年生が過去問を解いたときに目指す点数になります。

 

700点の場合

内申点/当日点

270/432 素点308点

264/436 素点312点

258/442 素点316点

 

740点の場合

内申点/当日点

270/470 素点336点

264/476 素点340点

258/482 素点344点

 

この素点がどれぐらいの難易度なのかをお伝えすることが一番大切だと分かっているのですが、一番難しいです。

松原市だと、素点が280点を超えたあたりから学校の定期テスト・実力テストが参考にならないぐらいには難しいです。

「とりあえず志望校にしてます」ぐらいの内発的動機だと、定期テスト450点を取っていても厳しいぐらいの難易度です。

#直前期の中学3年生なら分かってくれるはず

 

 

 

次回はこの当日点をどのような科目按分で目指すかについて書かせていただきます。

英検の保証点数などにも触れながら点数戦略的なものを書く予定です。

 

各塾でいろいろな戦略があると思いますが、地域の小さな塾での1つの考え方として参考にしていただければ幸いです。

 

本日は以上になります。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

『Learning Base』

大阪府松原市にある進学塾。

開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。

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