高校受験と大学受験の違い | 大阪府松原市の進学塾 Learning Base

大阪府松原市の進学塾 Learning Base

塾をお探しの方で興味を持たれた方は、ご連絡をお待ちしております。
info@learningbase.jp

1月14日は共通テスト2日目。

全受験生が悔いのない2日間を過ごせたことを願っています。受験生の皆様、2日間お疲れ様でした。

 

 

本日は、昨日の共通テスト(現代文)を解きながら思った高校受験と大学受験の違いについてです。

Learning Baseでは去年度から大学受験に挑戦する高校3年生向けに授業を始めました。

今年は、大学受験を視野に入れた高校1年生から高校3年生に通っていただいています。

 

2年前までは中学生に解説する際は大学入試での出題傾向に触れながら解説することはありませんでした。

ですが、昨年度から中学生に向けても大学入試を意識して高校入試問題の解説をするようになりました。

 

そのような変化があったので、今年の共通テストを解きながら、

「もし今の中学3年生に解説するなら、高校入試と同じ感覚で解説できるかどうか」

「今の高校1年生が2年後にこれを解くなら、教科書解説のときに必要なもの」

など、今通っていただいている子どもたちの様子を思い浮かべながら解いていました。

 

 

そのようなことを思いながら解いていたのですが、やっぱり共通テストは高校受験と比較すると段違いに難しいです。

そして、大学受験を考えるならC問題採用高校や文理学科を目指したほうが良いということを再確認しました。

 

 

ここからの内容は松原市での個人的経験則に基づいています。

現代文(国語)の一般的な解き方には地域差があると思いますので、松原市以外にお住まいの方は「こんなこともあるのか」程度で読んでいただけると幸いです。

 

 

私の個人的経験では、中学生に「国語の文章題ってどうやって解いてる?」と質問すると「選択肢の問題は、傍線部の周りだけ読んで似ているやつを選ぶ」という答えが返ってくることがほとんどです。

定期テストで430点を超えている成績上位者でも同じような答えが返ってくることがあります。

記述問題でも本文の流れなどを考慮せず「傍線部周辺にある同じ言葉を書く」という解き方をしている子が多いです。

Learning Baseで入塾時に子どもたちに聞いても、そのような答えが多いです。

 

大阪府C問題や大学入試に挑戦したいなら、できるだけ早くこの解法から離れた方がいいです。

これだけは断言できるぐらいの確信があります。

 

共通テストの現代文や英語長文は、本文と選択肢で同じ単語が使われていません

同じような別の言葉や表現が使われているので、「傍線部周りだけ読んで解く」のような解法は通用しません。

大阪府C問題でも同じように、本文と選択肢で使われている言葉や表現が異なる傾向があります。

 

言葉の言い換えが起きる=類推が必要になる

類推には、文脈を読み取る力すでに持っている知識・経験を応用することが必要になります。

類推の力は、傍線部周りだけを読んでいても身につかないと思っています。

 

個人的には、文全体を読んで解く習慣をできるだけ早くから身につけた方が良いと思っています。

子どもたちには類推の必要性を実感できる難易度の問題に、できるだけ多く触れる機会をもってほしいです。

 

 

 

このようなことを考えながら、共通テストの現代文を解いた1日でした。

本日は以上になります。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

『Learning Base』

大阪府松原市にある進学塾。

開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。

代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。

C問題の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%(6人/6人)

 

高校受験や大学受験に挑戦するために、1人1人に合わせた学び直しができる進学塾です。

ご興味を持たれたら、是非、下のリンクから。

 

松原市の進学塾 Learning Base