冬休みも終盤に差し掛かり、Learning Baseでも入試までのカウントダウンを始めました。
近隣中学校では冬休みが終わるとすぐに1月実力テスト、1月末には3年生最後の定期テストが控えています。1月から私立入試までは中学生最後のテストラッシュなので体調管理が最優先です。
お住まいの地域によって事情が異なりますが、松原市では1月実力テスト結果はそこまで気にしなくて大丈夫です。学校の問題レベルと冬休みに取り組んでいた過去問の問題レベルがズレていて、思考のギアが噛み合わず点数が下がることがよくあります。
結果に落ち込んでる暇はないので、Learning Baseでは「1月実力テストはそういうもの」ということを12月から伝えています。
本日はLearning Baseでも公立高校の過去問に挑戦する子が増えてきたので、公立入試の過去問に挑戦する際に見るところなどを書いていこうと思います。
文理学科に合格してきた子や挑戦している子の様子など、参考になれば幸いです。
Learning Baseでは下記の公立高校過去問を使っています。
２年前までは市販教材だったのですが、今は塾用教材になっているので塾なしだと購入が難しいかもしれません。
解説が一番詳しいので、塾なしの方にもオススメなのですが市販教材ではないのが一番のネックです。
Learning Baseには公立入試過去問は過去11年分＋模擬過去問が10回分はストックがあるので、直前期まで問題に困ることはありません。
また、Learning Baseでは先輩たちの点数をすべて記録しているので、実際に合格した先輩に同じ問題で挑戦することができます。目指すべき背中が見えているのは、受験生にとって良いの環境です。
ここからは、各科目について書いていきます。
本日は理科と社会に関して、残りの３教科は明日の記事にさせていただきます。
この時期の過去問演習で一番注意しているのは理科と社会の点数です。
文理学科に合格している子たちの理科社会は、初回で80%の72点が目安になります。この時期だと理科なら天体、公民の経済が出題されていると目安が少し下がります。それでも75%の67点が文理学科合格の水準です。
理科も社会も公立入試では問われている内容が教科書レベルなので、公立対策としての難関私立高校の過去問演習はオススメしません。
公立入試では重箱の隅をつつくような難問が出題されることはなく、教科書レベルの問題を考えずに反射で、完璧にアウトプットできるかが勝負です。
理科は計算問題で思考する時間を確保したいので、基本的な問題は解答速度が大切です。
よく出る計算問題は計算結果まで覚えておくほうが良いです。間違った時に「答えこんな数字やっけ？」と思えるぐらいの感じです。
Cu:Mg:Oの質量比などは紙に書いて計算せず、暗算できると良い感じです。
理科の計算問題にも簡単・難しいの２種類があります。
教育センターから出されている合格者正答率を見ると問題難易度が分かるのでオススメです。
下記サイトの令和◯年度大阪府公立高等学校入学者選抜学力検査（一般入学者選抜全日制の課程）における府立高等学校合格者の学力実態調査で確認できます。
理科と社会がある程度完成していると、ここから１ヶ月は残りの３教科に集中できます。
ここからは抜けないように反復しながら、天体や経済を反射まで昇華させ、計算問題の速度を上げる練習です。
文理学科に合格している子でも、この時期は水酸化バリウムの中和などは反射水準まで到達していない子が多いので集中的に取り組んでいることが多いです。
理解はしているけど反射ではない単元を、反射水準まで昇華させる２ヶ月です。
理科と社会は良くも悪くも安定します。卒塾生の５ヶ年過去問平均点と当日点は、ほとんど一致しています。
この２科目をどれだけ良い方向で安定させることができるかが、公立入試では、特に文理学科に挑戦する際は最重要です。
本日は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
『Learning Base』
大阪府松原市にある進学塾。
開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。
代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。
C問題の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%（6人/6人）
高校受験や大学受験に挑戦するために、１人１人に合わせた学び直しができる進学塾です。
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