今年に入り、2件目の入塾についてのお問合せをいただきました。
お問合せいただきありがとうございます。
Learning Baseでは中学1年生・2年生の生徒を募集しています。ブログなどで興味を持たれたからはお気軽にお問合せください。
頑張っている受験生や高校生と同じ空間で一緒に頑張ってみませんか??体験授業でお待ちしております。
本日は大阪府チャレンジテストについてです。
過去記事で3年生チャレンジテストについての記事を書いていたので、その記事に加筆修正を加えたものになります。
ここ数日は過去記事の再投稿が多いですが、もちろん最新の記事もアップしていく予定です。
過去記事も60記事程あるので、新旧ミックスでアップしていきます。
もとは中学3年生向けの記事になりますが、成績表から立ち位置を把握する方法などは学年に関係なく使えます。
成績表が返却された際に確認していただけると、志望校までの距離が見えると思います。
中学2年生は4月から受験勉強が始まるので、受験のスタート地点を把握するためにこの記事を使っていただければ幸いです。
来年の夏休みが終わった頃に記事内容が「あ、なんとなく分かる」って思えるようになっていると順調です。
中学3年生は夏休み明けの9月にチャレンジテストがあるので「来年、こんな感じなのか」という確認にも使っていただけると思います。
ーーーここからは11月23日投稿の過去記事ですーーー
本日はチャレンジテストの成績表の見方についてです。
中学3年生は先週あたりに成績表が返却されているはずなので、そこから分かる情報や志望校までの距離感の測り方などを書かせていただきます。
まずは点数と内申点についてですが、学校によってチャレンジテストの平均点が異なるので一概にどのように影響があるのかは言えません。
松原市内では、通知表で5の科目はチャレンジテストが70点以上なら影響なし、70点以下なら影響あるかもぐらいです。
中学3年生で公立高校志望の場合、基本的に3学期の内申点は上がるので、チャレンジテストの結果を気にしすぎないようにするのが良いと思います。
過去の結果を気にするよりも、残りの定期テストに全力を注いで挽回するのが吉です。
とはいえ、9月からの勉強で成長しているかどうかの確認は必要です。
一番良いのはチャレンジテストの問題を解き直して、11月末の現在で解けるかどうかの確認をすることです。
そこまでの時間がないのであれば、間違った単元が「今なら完成している」と思えるかどうかの確認をしてください。
チャレンジテストで間違った問題と同じ単元が過去問や五ツ木模試で出題されても解けるなら、受験勉強としては順調だと言えます。
もし「今ならできる」と言えない状態なのであれば、どの高校を志望するにしても第一志望への見通しが甘い可能性が高いです。
9月からの3ヶ月で中学1年生・2年生での既修単元が完成していないと、ここから本気を出してくる英語と数学に時間を割くことが難しくなります。
理科と社会に関しては、この時期までにチャレンジテスト程度は仕上げておかないと普通科上位あたりから、残されている時間的にそろそろ黄色信号が点ってきます。
数学と英語のC問題に対応できるようになるには、子どもたちが思っている以上に時間が必要になります。
ここからは立ち位置の把握方法です。
大阪府の昨年度公立高校受験者は約41,000人、そのうち文理学科の募集人数は合計で約3,500人です。ですので、単純計算で上位8.5%に位置していれば文理学科の合格水準に達していることになります。
簡易的な把握なので、私立高校専願者や国公立中学からの高校受験者は考えないものとします。
チャレンジテストの成績表には下記のようなグラフが各科目にあります。
このグラフで自分はだいたい上位何%に位置しているのかを把握できます。
もちろん、9月時点の立ち位置なので、11月での現状とは乖離しています。
しかし、9月時点で合格水準に達していなかったのに11月まで勉強に熱が入っていなかったのであれば、合格水準に達していない可能性が高いです。
「ま、これぐらいで大丈夫やろ」の感覚をどれだけ捨てて、良い意味で焦ることができるかは受験において超重要です。
「冬休みぐらいから本気出せば、私なら大丈夫」は万人に通用するものではないです。
極々稀に例外はありますが、基本的には自分が例外だと思わない子が受験では成功します。
受験に限らず物事の結果は、今まで積み重ねてきた努力によるものです。
その積み重ねがどれだけ分厚く、同じ厚さでも多くの層を形成しているのかが、受験当日の自信にもつながります。
受験当日に「この教室の中で、私が一番賢い」と言えるぐらいの自信を持つには、それ相応の積み重ねが必要です。
11月頃は努力すればするほど、受験が怖くなることも普通のことです。今の時期に怖くなっているぐらいが、受験生として順調な証です。
チャレンジテストが悪くても結果を見て良い意味で焦りを感じ、奮起すればまだ間に合うかもしれません。受験直前の伸びはすごいです。
が、今まで努力してきた子たちの方が急激に伸びるのも事実です。
子どもたちが、一朝一夕では身につかないものにこそ、価値があるということに気付けると良いなと思っています。
かつての中の人もそうでしたが、松原市だと手を抜いてもそこそこの結果が得られる子がいます。結果を自分の実力だと勘違いして、取り返しがつかない状況にならないことが重要です。
受験を通して努力することに価値があると気付ければ、受験結果以上のものを得られると思います。
何かに対して努力した人は、たとえ違う分野であっても、他人の努力を理解することができると思います。
本日は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
『Learning Base』
大阪府松原市にある進学塾。
開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。
代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。
C問題の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%(6人/6人)
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