【再投稿】実力テスト返却後に確認すること | 大阪府松原市の進学塾 Learning Base

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本日は、10月実力テストに関しての過去記事へ加筆修正を加えた再投稿になります。

松原市内では1月実力テストが返却されていると思います。Learning Baseでも本日は解き直しをする予定です。

 

中学3年生において、10月実力テストと1月実力テストでは点数が持つ意味が違います。

1月実力テストは、残された期間を考えて現実的な選択肢をしなければならないテストです。

学校の面談でも、1月実力テストの点数をもとに公立高校への可能性に言及されると思います。

 

下記の各高校ごとの目安点数は1月も変わりません。

1月で目安点数を超えていると、過去問の点数と合わせて考える必要がありますが、現在の志望校に挑戦することになると思います。

 

1月で大切なことは結果が出なくても、「私なら大丈夫」と自信を持って言えるだけの努力をしてきたかです。

自信は日々の努力で身につくものです。受験当日も自分の努力が自信になって、自分を応援してくれます。

 

 

ーーーここから過去記事ーーー

 

本日は、実力テストが返ってきたらすることについてです。

大阪府ではほぼ私立高校入試なので、ほぼ本番入試なのですが、今月末・来月末の実力テストも関わってくるため、しっかりと現状把握とこれからの進路選択を考える必要があります。

私立高校によっては10〜12月の平均点で判断10〜12月で1回でも基準点を超えているかどうかで判断など、学校によって点数の取り方も変わってきます。

 

下記の内容は全て松原市を基準としています。

お住まいの地域によって状況が全く異なりますので、ご注意ください。

 

 

①現状把握と志望校への距離感を知る

 

大前提として、実力テストは点数が上がりづらいテストです。10月の実力テストから12月の実力テストまでで40点上がれば相当頑張った、60点上がれば並外れた努力をしたレベルです。

各公立高校の目安点も書かせていただきますが、現状から目標までの距離感を測ることが大切です。

 

多くの中学3年生にとって実力テストは初めて自分の立ち位置が可視化される機会になると思います。

Learning Baseがある松原市では、ほとんどの子どもたちにとって、思っているよりも自分の立ち位置が低く、志望校まで距離がある結果になっているはずです。

 

この距離感をわかった上で、目標まで努力できる熱量があるかどうかを確認してください。

努力できると思えるのであれば、そのまま志望校へ向けて頑張る。

厳しいと思うのであれば、志望校を変更する。

という選択肢を選ぶことができるようになります。

 

志望校選択に正解はなく、子どもたちの選択が子どもたちの人生において正解だと思っています。

そうはいっても、子どもたちの志望校が下がるとどうしても努力量は下がるので、ギリギリまで志望校を下げないほうが良いです。

 

 

【志望校毎の目安点数】

高校名    定期テスト(実力テスト)

天王寺高校  470点 (450点)

三国丘高校  470点 (450点)

高津高校   465点 (430点)

生野高校   460点 (410点)

富田林高校  440点 (390点)

東住吉高校  430点 (370点)

河南高校   420点 (350点)

 

 

実力テストの中でも。10月実力テストの結果が一番重要だと思っています。

理由は、ある程度の伸び幅が可視化されるからです。10月の実力テストで受験校や合否までの道がなんとなく見えます。

4月〜夏休みまでの努力が本格的に結果として現れるのは1月頃からですが、1月ごろに伸びるかどうかの前兆みたいなものは10月実力テストから見えてきます。

 

塾側の見立てと結果が一致しているときは、そのままGO。

見立てと一致していないときは、現状を伝えながらどうするかの選択肢を確認。

 

点数が出ていなくても、間違っている箇所などから伸びる前兆が見えている場合もあるので、点数だけで判断すると危険です。

これだけの努力で、この結果が出ているという情報をもとに、目標までに必要な努力量や残りの期間を考慮して志望校の再考などを提示します。

 

 

②実力テストのやり直しと出題単元の確認

 

基本的に実力テストにはテスト範囲表がありません。

ですので、自分で出題範囲の把握が必要です。10月の実力テストで出題された単元は11月には出題されない可能性が高いです。

 

ですが、受験を目標とする場合は絶対にやり直しが必要です。

公立入試を目標に高校受験をしているので、公立受験の日にできるかどうかが全てです。

 

「一度間違った問題を二度と間違えない」

この思いの強さは学力に直結します。受験に対して内発的動機がないと、難しい部分でもあります。

中学時点である程度はここへの強さがないと、大学受験は厳しいと思います。

この強さは学力に大きく影響するので、非進学校から大学受験で成功することが難しい一つの要素だと思います。

 

 

③出来ている単元と出来ていない単元の差を把握する

 

勉強した単元ができているかどうかが一番大切です。

実力テストまでに準備しきれていないのであれば、点数が取れていなくても大丈夫です。すべての単元を準備することは、なかなか厳しいです。準備した単元ができているかどうか、取りこぼしはないかどうかが重要です。

 

しっかりと結果に結びついているのであれば、結果が出ている水準の単元を増やしていくだけです。

「なんかわからんけど、できた」は黄色信号の可能性が高いです。短期記憶で留まっている場合や本質的な理解ができていない場合が多いです。また、他単元ができるようになるための再現性が確保されないので、勉強法の確立まで遠い位置にいる可能性が高いです。

 

 

 

12月頃からは私立高校の過去問に取り組み始めると思うので、自分ができるようになるまでの演習量などを、なんとなく把握しておきたい時期です。

 

「この単元は苦手だから」をどこまで放置するか、この実力テストで克服するのか、他の単元ができるようになってから最後にやるのか、そもそも捨てるのか、いろいろな選択肢がとれますが合格点が取れるのであれば全て正解です。

 

受験当日に自信を持てるようになるためにも、五ツ木模試や実力テストでしっかりと単元の取捨選択などの経験をしておくことは大切です。

 

 

 

 

 

本日は以上になります。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。

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