夏休みから早1週間。夏休みに減った体重が順調に戻ってきてる中の人です。脂質抜きながら戻していますが、やっぱり脂肪も・・・
9月に入ってLearning Baseでは夏休みにインプットしたことをひたすらアウトプットする状態になっています。
ここから少しづつ、勉強で成長している感覚を掴めてくるので、勉強が楽しくなってくる時期です。この時期は五ツ木の過去問がアウトプット確認のアウトプット教材として最高です。
本日は、大阪府で英検2級が使える私立高校についての記事です。
2日連続の英検関連ですが、今までの英検関連の記事と併せてお読みいただけると高校入試の全体像が見えるような、見えないような・・・
各学校の英検保証点数と一部合格最低点を記載しているので、英検2級取得後に私立高校受験を考える際の参考にしていただければ幸いです。
英検の話を進める前に、大阪府下における私立高校入試のお話をさせていただきます。
大阪府で私立高校の合否を決めるのは、
学校の実力テスト
です。
大阪府の私立高校入試には事前相談というシステムがあります。
大阪府の私立入試は基本的に、事前相談で入試の合否がほとんど決まります。
事前相談とは、冬休みになると各公立中学校の先生が各高校に行き、上記の実力テストの結果をもとに合否判断の行う相談です。
この時に中学校の先生は10月・11月・12月の実力テストの結果を一緒に持っていきます。事前相談ではこの実力テストの点数によって、受験より前に合否が決まっています。
各高校それぞれコースに実力テストの基準点が有り、その点数を満たしていると試験当日に受験すれば合格します。
ですので、基本的には私立高校入試当日は形式のみのテストになります。
ですが、難関私立高校や各高校の最難関コースは事前相談で合否が出ず、当日の点数で判断しています。ですので、当日点が悪ければ、望むコースではないコースでの合格や不合格になります。志望と異なるコースで合格することは回し合格と呼ばれたりしています。
塾からも私立高校とお話させていただくこともあります。
ですので、学校か塾のどちらかで「大丈夫です」と言われた際には、「大丈夫です」と言われた方を信用してください。
私立専願の場合は、塾選びの1つの基準になると思います。
入塾面談の際に私立入試に関して質問していただけると、各塾さんの違いが分かると思います。
また、塾に通われてない場合は、私立高校の見学などに行かれた際に実力テストの基準点を聞かれることをおすすめします。
同じ市内でも学校ごとに基準点が違うので、中学校名も忘れずにお伝え下さい。
では、本題に戻りまして英検2級で点数保証がある私立高校は下記の通りになります。
近隣で文理学科の併願校になり得る高校のみになりますので、その点はご了承ください。
①四天王寺高校
英検2級保証点 80点
2023年度 文理選抜 併願合格最低点 328点 1教科65.6点
2022年度 文理選抜 併願合格最低点 346点 1教科69.2点
②近畿大学付属高校(英語特化のみ)
英検2級保証点 160点/200点(500点換算で80点)
2023年度 英語特化 併願合格最低点 368点/600点 1教科61.3点(500点換算)
2022年度 英語特化 併願合格最低点 331点 /600点 1教科55.1点(500点換算)
③清風高校
英検2級保証点 80点
④明星高校
英検2級保証点 80点
⑤大谷高校
英検2級保証点 80点
③〜⑤の高校はホームページで合格最低点の記載が無かったので、点数は不明です。
四天王寺高校であれば、文理選抜でも英検2級で英語の合格最低点を超えることができます。
英検2級合格後、公立だけを目指して英語を捨てる選択をするのであれば上記の高校が選択肢に上がると思います。
英検2級をどのように取得しているかで、上記以外の私立入試に対応できるかが変わります。リスニング・ライティングで稼いで合格した場合は、上記の中から併願校を選ぶことになる可能性が高いです。
しっかりとリーディングを取れている状態で合格しているのでれば、私立入試の対策をし、桃山学院高校や清教学園高校なども選択肢に入ってきます。
Learning Baseで2級取得から文理学科を受験した生徒は、併願で四天王寺高校(文理選抜)と桃山学院高校(S文理)に合格しています。
どのような戦略で英検に合格したか、五ツ木の偏差値がどれぐらいかなどで私立高校の併願先が変わります。
英検と高校入試は勉強の方向性が全く違うので、2級を持っているからといって、大阪府下最難関高校入試で英語の高得点が取れる訳ではないので注意してください。
過去記事でも書きましたが、英検2級は入試においては英語ができる証明にはならないです。
これから英検の合否で状況が一気に変わる受験生が多いと思いますが、どちらの場合も考えて選択肢を持っておくことが大切だと思います。
特に文理学科を受験する場合は、しっかりと私立高校を選ぶことをオススメします。
どの文理学科を受験するにしても、当日に何が起こるか分かりません。
「ここなら、通ったときに楽しめる」とお子様が思える私立高校を選んでください。
本日は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
『Learning Base』
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