[設例]
決算整理とPL(売上総利益まで)

[資料1]
決算整理前残高試算表(一部)

~借方項目~
・繰越商品:29600
・未着品:134,800
・仕入:300,200

~貸方項目~
・一般売上:398,400
・未着品売上:157,300

[資料2]
1.未着品の期首商品棚卸高は12400である。
2.当期中に貨物引換証と引換えに商品27400を引き取っている。
3.当期の未着品販売は原価に30%の利益を付加して行っている。なお未着品販売の売上原価については、期末に一括して仕入勘定で算定する方法を採用している。
4.当期の一般販売の原価率は75%である。

[解答]
分記法や総記法と同じく、いつもどおり「未着品ボックス」と「仕入ボックス」の2つを作成して計算していく。

まず資料より、借方に未着品の期首12400、貸し方に現品引取27400が分かる。次に未着品勘定の前T/B残高が134,800である。今回は一括法なので、売上原価が期中に計上されることはない。つまり未着品の前T/B134,800とは、期首+当期仕入-現品引取の結果である。よって未着品の当期仕入=現品引取+前T/B残高-期首残高の149,800。
さらに未着品販売の売上原価部分について。30%の利益を付加した未着品売上が157,300なので、これは原価×1.3の数字。つまり1573,000÷1.3=121,000が未着品販売の売上原価。よって貸借差額から期末の未着品残高13,800を計算できる。

次に仕入勘定。資料より期首29600、当期仕入300,200である。この当期仕入は現品引取27,400が振り替えられたもの。引き取り以外の当期一般仕入は差額の272,800。次に売上原価は売上398,400に原価率75%を乗じた298,800。よって期末商品は31,000である。

PLでは売上が一般+未着品の555,700。
原価は期首が合計42,000、当期が合計422,600、ここから期末の44,800を差し引いて、原価の総計が419,800。売上計との差額135,900が総利益となる。

※当たり前だが通常の三分法であれば、決算整理で売上原価を計算する場合、期首+当期-実地棚卸高のように計算されるのを忘れないようにしたい。
・designate:指名する、指定する

I was designated by my boss to handle the new account.


・pull off:~を成し遂げる、成功する

They were able to pull off the deal.


・coverage:報道

The opening of the movie received extensive coverage by the media.


・undergo:経験する、受ける

The house is undergoing a huge renovation.


・misplace:置き場所を誤る、置き忘れる

She is looking for the document she misplaced.

He has misplaced his wallet and keys.


・resume:履歴書

You have a very impressive resume.


・medication:薬剤

The doctor gave her the medication with an injection.
(※injection=注射器)

It's best to take your medication with a glass of water.


・lot:一画地、地所

They bought a lot right on the beach.
(彼らは海辺の地所を購入した)

They planted a garden in the lot next to their house.
(家の隣にある敷地に彼らは庭を作った)


・eligible:資格のある、結婚相手に望ましい

He will be eligible for parole in three years.
(彼は3年後に仮釈放の資格を得る)
※parole=仮釈放

He is the most eligible bachelor in the city.


・intensive:集中的な、強烈な

Today she will begin intensive training for the race.


・bruise:あざ、打ち身

She has a bruise under her eye.

His bruise is starting to heal.


・minute:微細な、綿密な

The architechts are going over the minute details of the plan.
(※go over=入念に目を通す)

This circuit board has many minute components.
(この基板には細かい部品がたくさんある)

今回と次回で再編手続を学習していく。

まず最初に、会社法で規定されている再編行為の手続とは、吸収型と新設型で分かれている。分割や合併や株式交換・移転などの別で個々に手続が規定されているわけではない。
(※吸収型とはその再編行為によっては新たな会社が設立されないもの、新設型とはその再編行為によって新たに会社が設立されるもの)

ということで吸収型再編における手続の流れ。両当事会社が株式会社の場合を想定していく。

吸収型再編において承継させる(譲渡する)会社と承継する会社を分けると下のようになる(今はいずれも株式会社のみを想定)。

承継させる側
・吸収合併消滅株式会社
・吸収分割株式会社
・株式交換完全子会社

承継する側
・吸収合併存続株式会社
・吸収分割承継会社
・株式交換完全親株式会社

?まず最初に両社間での契約の締結。内容により吸収合併契約、吸収分割契約、株式交換契約のいずれかを締結する。

?次に両社それぞれが、それぞれの利害関係者に対して事前開示を行う。事前開示とは、言葉通りだが、これからどういった組織再編を行おうとしているのかについて、事前に株主や債権者などに広く開示していくことである。また、株主や債権者は事前開示の制度において、相手企業の財務諸表の閲覧を請求するなどが可能。注意点として、事前開示の制度は株式会社特有のものである。したがって、当事会社が持分会社である場合は事前開示は(制度上)行わない。

※つづき