実際に行って成功した勉強方法 | 作文・読解力など国語力向上 学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室のスタッフブログ!

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作文・小論文・読解力など国語力UPのための塾。横浜市保土ヶ谷区にある学習塾ラーニング・ラボのスタッフブログです。教室での出来事、教育ニュース・新聞記事・書籍についてのコメント、当塾オリジナルの「基礎講座」で作成した生徒の作品なども発表します。

勉強方法は沢山あり、

「一番良い勉強方法は何ですか?」と聞かれることもしばしば。

 

正直なところ最も良い勉強方法は分かりません。

人それぞれ能力に差がありますし、絶対にこれ!というのは決まっていないと思います。

もしみんなに共通して最も良い勉強方法があるとすれば、

この世の中ですしとっくに広まってみんな実践しているはず。

 

どの勉強方法が自分に合っているか・・・

実際にいくつか試してみて、一番効果があったもの

これに尽きると思います。

勉強方法を模索していくことも勉強の一部なのです。

 

前置きが長くなりましたが、私が実際に行って結果的に成功した例を今回は一つ紹介します。

ただ、「よし、明日からこれを試していこう!」とはならないと思います。

 

実践したのは大学時代です。

私は昔からノートに書き写す字が汚く、テスト前に見返す気になれませんでした。

ノートを丁寧に取ると、授業内容は頭に入っておらず、最悪ノートを取り終える前に黒板の板書を消されてしまったり・・・。

大学の授業では、黒板の板書が無く、パワーポイントでスライドを見ながら解説等の授業もありました。

パワーポイントだとノートに写している間に、いつの間にかに次のスライドになっていることも・・・。

 

そこで私が試した方法は、「書く意識」より「聞く意識」に集中し、授業中に「授業」を覚えることでした。

(授業内容の理解と、授業自体の理解です。)

まず、今までノートに取っていたものをルーズリーフに取るようにし、殴り書きにしました。

みなさんが想像するより殴り書きです。読める人はいないレベルです。

学んでいる内容の理解を優先して、写す字はとにかく殴り書き。

板書にはないけれども、重要そうな先生の発言のメモも殴り書き。

そして、授業の流れ・構成を頭に入れていきました。

ここで終わりではなく、授業が終わったあとにもう一つの作業。

授業の再現と、殴り書きのルーズリーフを見ながらノート写しです。

ルーズリーフは自分でもほぼほぼ読めないので、ほとんど記憶だけが頼りでした。

暗号解読をしながら、授業を思い出し、ノートに清書、という形です。

このやり方をすることによって、強制的に復習をすることになります。

授業内容忘れたら、残るのはボールペンの試し書きのような汚く読めない字のルーズリーフだけが残るので・・・。

 

大学では履修によって空きコマが出てしまいます。

1~4コマ(3コマ目は空いている)のような状況では、3コマ目にこの授業再現を行っていました。

 

このような勉強方法は、一回寝たらアウトなので、

時間に余裕のない中高生にはおすすめできないですね。

 

大学生に試してほしいというわけでもないですが、

冒頭で少し触れましたが、勉強方法はいくつか試して自分で見つけるものだと思います。

私自身、こうすると良いよと言われて始めた方法ではなく、

こんな殴り書きであとで思い出せなくなったらどうしよう・・・

とスリルを楽しみながら勉強していくとは思ってもいませんでした。

なにが自分に合うかは分からないものです。

なにが合うか分からないからこそ学生時代にいろいろ試してみるものだと思います。

(文責:飯島)