【算数・数学】割合に関する問題part1 | 作文・読解力など国語力向上 学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室のスタッフブログ!

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いきなりですが、次のような問題があったとします。

 

 

ある商品が1000個ありました。

1000個すべて売り切りたいと思います。

はじめは1000円で売っていましたが、売り切れそうになかったので、50%引きに値引きして売りました。

しかし、それでも売り切れそうになかったため、更に50%引きに値引きして売ったところ、完売出来ました。

 

問題:二回値引きしていますが、それぞれ商品の値段はいくらでしょうか。

 

 

割合に関する問題の正答率は少々低めかなと私は思います。

○○%引き、○割引き、○割の利益を見込んで~、定価・原価、などややこしくてこんがらがりますよね。

 

上の問題ですが、間違えてしまう子に非常に多いのが、

二回目の値引きされた商品の金額を0円と答えてしまうことです。

 

もともと1000円だった商品の金額が、最初の値引きで500円に。

二回目の値引きでは、500円の50%引きを考えるので、250円というのが正しい答えになります。

 

割合に関する考え方より、読解力が試される問題ですね。

ただ、50%引きした後また50%引きをしたら、

100-50-50=0%

という計算式を立てる子がいることも事実。

 

割合に関するものは日常生活でも使うので考え方・計算方法はしっかり理解しておきたいですね。

 

(文責:飯島)