早いもので、夏休みが終わってしまいました。
正確には、横浜市の小中学校は昨日から授業が再開されました。
夏休み最終日、26日(水)。
案の定とかいうか、なんというか、
やっぱり終わり切らなかった宿題があると、
駆け込んでくる人がちらほら。
なかには作文の課題もあり、
遅い時間までかけて、
何とか終わらせたという感じ。
だから、言ったでしょ。
早め早めでやろうって。
「夏休みがあと一ヶ月、いや一週間で良いからほしい」
ともらす生徒もいましたが、
いやいやあと一ヶ月あっても、一週間あっても、
きっと変わらないでしょう。
そういう人は、あと一ヶ月あったら、
「あと一ヶ月あるし」
と言って、やっぱり29日間は宿題をやらないのでしょう。
日数が足りないのではなく、
気持ちが足りないのですから。
もちろん長いようで短い夏休みに、
やりたいことがたくさんある人にとっては、
あれもこれもと宿題があると、
なかなか処理しきれないということもあるでしょう。
まぁ、とはいえ、毎日やり続けてギリギリ終わるとか、
そんな膨大な量が出ているわけでもなし、
7月中に終わらせてしまう人だって、
少なからずいるんです。
学校がはじまる前日まで引っ張るなんて、
色んな事情を最大限差っ引いても、
「サボってた」
というのがホントのところでしょう。
たとえ、前日とか数日前までやらずにいたとしても、
その限られた時間で終わらせられる算段だけはつけておかないと。
ギリギリだったとしても結果提出が間に合うのであれば、
それはそれでよしとすることはできるでしょう。
しかし、何もかもやらずにいたのにも関わらず、
ギリギリで「誰かのせい」にして、
「誰かに恨み言」を言ってもどうしようもない。
きっとそういったところにも、
成績とか地頭の差が出てくるように思う。
きっとできるヤツは、
決してほめられないプロセスであっても、
結果何とか帳尻を合わせる。
帳尻を合わせるように立ち回ることができる。
これって勉強だけでなく、
仕事の現場でも非常に重要なことだ。
「何とか帳尻を合わせる力」
ぜひ、学校の宿題や提出物などなどを使って、
この力を磨く努力をしてみよう。
もちろん一つ一つのことを、
丁寧に、正面から攻略していくのが王道。
でも、時に時間や資源が限られた中でゴールを切らないといけないこともたくさんあります。
そんな時こそ「何とか帳尻を合わせる力」は有効です。
学校の勉強なんて意味ない。
受験学力なんて使えない。
なんとなくそういう言説もありますが、
ものは使いよう、何をどう用いるか、
どう価値づけるかは、自分次第。
安易に否定して切り捨てる前に、
一度じっくりトライしてみましょう。
あなたが否定しがちな学校の勉強は、受験勉強は、
使い方次第で、将来のあなたを力強く支えてくれるものになる。
そう思ったら、日々の勉強の見え方が変わってきませんか!?
ツマラナイなら、自分が楽しくすればいい。
意味がないと思うなら、自分で意味付けをすればいい。
誰かや、何かのせいにしても、それこそ何の意味もない。
It's up to YOU !