企業が新卒採用にあたって、学力を重視する姿勢が濃くなっている。背景には、学生の基礎学力の深刻な低下が..........≪続きを読む≫
「学力低下」については以前から問題となっていますが、
まだまだこの問題は根深いようです。
経済産業省によって打ち出されている「社会人基礎力」などは、これまでのような受験型学力を身に付けるだけでは「社会人」としての資質としては不十分だという経済界からの要請と考えることができます。
【社会人基礎力について(経済産業省HP)】
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/about.htm
企業はもはや大学名(学歴)だけで新入社員の採用を決めるわけではないのは「シュウカツ」の「ジョーシキ」となってきています。
が、さらには、試験自体も変わってきているようです。
記事では、2008年以降国語や計算力などの基礎的な学力を問う「適性試験」が重視されているとのことです。
以前「分数ができない大学生」というのが「学力低下論」の象徴のように語られていましたが、いまだにいるのですね。
簡単に「ゆとり」という言葉で片付けてしまってはいけませんが、
とはいえ、そうした失策の反省はきちんとしていかなければなりませんね。
さらに、当事者である方々は大変不幸であるといえますが、とはいえ、学校が「ゆとり」であろうがなんであろうが、いつの時代も「やるヤツはやっているし、やらないヤツはやらない」のです。
誰かのせいや時代のせいにしても、何もはじまりませんね。
当たり前のことですが、自分で自分を磨く努力をしましょう!
新版 分数ができない大学生 (ちくま文庫)/筑摩書房

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最近は入試の現場でもこれまでのような知識偏重のテストではなく、教科横断型で、(批判的)思考力などを測るようなテストに切り替わりつつあります。
(本当に思考力が十分に測れるテストであるかはちょっと検証の余地ありですが…)
ただ、そうした流れがPISAなどをきっかけとして、今の日本の教育界に大きな流れを作りつつあるのは事実でしょう。
だからといって、新しいタイプのテストへの対応ばかりに目を向けすぎると、ややもすれば基礎的な知識の習得がおろそかになってしまうかもしれない。
それでは本末転倒。
基礎学力が不安定なままでは結果大学に進学できてもきちんと学問できないばかりか、就職の際には確実に企業に受け入れられないということになってしまいます。
そんな状態が進行する形で新しい流れが機能してしまわないように気を付けないといけませんね。
教育というのはたいへん難しい営みです。
こうした話が出てくると、
「さて我が子の教育どうしたものか」
と不安になってしまう親御さんも多いようですが、
出来ることを出来るかぎり、地に足ついた学びをぜひ広げていきましょう。
まず大切なことは、それ以下でもそれ以上でもありません。
無理にくっつけたメッキはいずれ何かの拍子に剥がれ落ちます。
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