海外で和食の料理人として活躍される小林さんという方の記事。
記事に、こんな部分があります。(引用)
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Q:海外で働くことに関して、どのようなビジョンがあるか教えてください。
A:(中略)あとは楽しむ事を忘れずにいきたいです。地球っていうボールでもっとみんなで遊び合いたいですね。この球は一つしかないけどみんなのものだし、生まれた瞬間からみんなレギュラーで補欠はいない。一人ひとりがちがったこの球の遊び方をしてる。これからもいろんな人に出会い、どんな人がどんな風にこの球を使って楽しんで遊んでいるかを見ながらいつまでもワクワクしていたいです。
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正直、どの仕事でも、どの会社でも、しんどいことはあります。人が2人以上がいれば、必ず人間関係の摩擦はおきます。
ただ、最近、感じるのです。
何かを頑張れない人って、すぐに逃げたり、言い訳したりしますが・・・・その背景は、楽しむ能力の欠如なのではないかと。
その更に背景を深堀りすると、遺伝子的なタイプが「生真面目」で、それが悪く出てしまっているのではないかと。
その大変なことも含めて、どう遊ぶか、面白くするか?このスタンスはすごく大切だと感じるのです。スタンスというよりも能力といっていいのかもしれません。
こういうのは、研修でスキルとして学ぶよりも、環境刺激で身につくものだと思うんです。記事の小林さんは、海外に環境を移したからこそ、このパラダイムをつくったんだと思います。(最初の転換期はアメリカ旅行と書いてありますね。)
自分が根をおろすコミュニティとは別の世界の人たちとの交流も、すごく大切です。
ちなみに弊社はCSRとして「Social Learning Bar 」というイベントを開催(仲間と共催)しています。普段、なかなか接することのない方を主役としてゲストにお呼びする飲み会(あえて勉強会といわない)です。
例えば、先月は、僧侶をおよびして禅を学びました。それ以前のゲストは、Cancanの元関係者からファッションの世界を学んだり、フードコーディネーターからパンを学んだり、醤油の専門家をおよびしたり―。
*写真は過去のソーシャルラーニングバーの様子
「自分が根をおろすコミュニティとは別の世界の人たちとの交流」を通じて、世界観を拡げることを目的に設計しています。越境交流の機会をつくることも、仕事を含めた「人生」を豊かに生きる上で大切ですよね。
いかがでしょうか?
【この記事に関連する弊社サービスは↓です】
▼ソーシャルラーニングバー▼

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