表甲 表 (シトカスプルース)
表甲裏
裏甲表 (マホガニー)
裏甲裏
大作氏直筆の10本目を表わすNo10とブレーシングを
削り終えた年月日(訪問日)
ロゼッタ(口輪)アバロン貝と木材使用
綺麗に削られたブレーシングです。
艶のある音色がでる感じがいっぱいです。
高さのあるブレーシングで強度を保ちますここも
綺麗に削られ撫でると気持ち良いです。
ブレーシングに曲線をつけ,表甲に張り合わせ常に
緊張感を与えた状態で,弦を弾くと表甲が真直ぐになろうとして音が伸びます。
裏甲も同様にRを付けますがRの数値は表甲と違います
また,ボディーと接合する時に,職人芸を発揮します。
指板の上にドットポジションのアバロン貝を仮置きしています。
エンドピン側はRが出ていませんが,ボディーと接合時
裏甲Rと同じRの台上に置き胴部分に職人技を施し 綺麗なRを付けます。
指板と仮置きのドットポジションです
次回訪問時には,完成された胴が見れます。
マホガニーボディーとシトカスプルースのギター なので,
甘く艶のある,軽やかな響きを奏でてくれると 思います。
次回訪問予定は,11月最終の週になります。
2014年10月15日 今西 健