平成23年7月28日、厚生労働省より「生活衛生関係営業の振興に関する検討会第3次報告書」が公表された。

これは、全国の理美容師64万人のために、行政、学識者、業界代表者が検討会を開き、まとめたものである。


私見であるが、白書でもあるとも言えるこの第3次報告書は、匠の道を歩む64万人の「師」の尊厳や畏敬等の最も重要な「真実」を無視した、「師」の側面でしかない合理的価値や、表面的な時代の流れへの対処に留まらざるを得ないものであると捉えることしかできない。

物事の論理構造の在り方は、必ず、概念をかざし、根拠法を前提として、流れていく時間の中で原因と結果の追求をしていくものである。


憲法であれ、法律であれ、「第一条」は目的という根拠を開示するものである。「理容師法」「美容師法」の第一条項では、我々は理容師、美容師という「師」を頂きながら、社会にあって「頭髪を刈り込む、顔を剃る」「結髪と化粧」という作業の範囲を規定されているだけで、人権の確立ともいう努力目標、ふんばりどころとも言える「的」、人格や資質の向上を記されていない。


私たちは人間であり、職業を通じた人間形成を最優先とし、職業による利益や文化は、その次に大切なこととなる。16生活衛生業種及び、我々理容師、美容師の人権の確立を法律上で保護するために、私は、各法律の第一条に「資質の向上」という文言を挿入されることを強く望んでいる。

検討会では様々な論議がされているが、それは繁栄についてであり、繁栄をバックアップする組織の構造の大切さを言っているだけである。


私は、組織とは本来、自然界の摂理を踏まえた、ナチュラルな、納得のいくかたちを模索していくものだと考えており、自発的、貢献的な性格を中心としたボランタリーチェーン化(ボランタリーチェーンとは自己啓発も含むのである)がそのかたちであると捉えている。しかし、検討会では、組織とは同業者を束ねて、行政の方針にしたがう連絡機関であると捉えている感があった。そこでは人間としての資質の向上は問われない。したがって、今日の業界の志向は、社会の一般的な志向を超えて、普遍的な真実の志向を持つことを目指さない限り、道理として組織員は減少するのみである。

1966年より活動を始めている私共、SPC JAPANは、創設時より私の「イズム(主義)」とも言える習慣を常としてきた。「匠」になるための投資はしっかりとしてきた。人財を育成する立場になり、教育とはエデュケーション(本質を引き出す)である事を知悉している私は、人の持つ本質を引き出させて頂く事を最重要とするので、教育による代価を必要としない。ボランタリー意識を今日も随所で発揮している。


自己啓発を希求し、平凡人から非凡な人物へ向かう道筋は、「学習者」から「学究者」イズムへと変わる意識の改革であると言える。古い習慣にこだわり壁が破れないところから脱皮し、さらに意識が昇華すると、こだわることがなくなり、意識の幅が広くなるのである。やがて意識の覚醒状態も加味され、物事の法則性や公式化の発想、発言が溢れ出す歓喜を呼ぶのである。


ボランタリー意識は非常に心地よい。人格向上を希求しながら、繁栄が伴う。組織に参加することで、自発的に社会貢献的な多店舗繁栄を成し、人財育成の成功が産業の活性化を促すのである。

卓越した技術者である「匠」を育む道標であると位置づけられる「全日本理美容選手権大会」が本年も開催されます。


私達SPCの組織では日々の活動に於いてサミュエル・ウルマンの「青春」を朗読することは既に日常的なこととなっていますが、このコンクール会場に於いて、主催者と一万人を超える参加選手が一体となり、同時にこの「青春」の朗読を始めて3年目となります。


「一万人青春朗読大会」と言っても過言ではないこの大会のことを日本のみならず、世界が知ったとき、サミュエル・ウルマンの生命がSPC JAPANUNITEDに確かに宿っていることを感じ、驚嘆するに違いありません。

 


 私達の組織では、昨年の春より64万人以上いる理容師、美容師を統括する法律である「理容師法」「美容師法」第一条の改定を求めて署名運動を継続しています。


私達は理美容教育センターを訪れ理事長、専務理事と面談しましたが、理容師法、美容師法については関心がない様子でした。同じ業界の皆さんも、監督官庁である厚生労働省も、第一条に理容師・美容師の「資質の向上」を目的とすることを入れるよう呼びかけ、担当課長及び課長補佐へ相談をしても明確な回答を得られることはありません。


 私達理容師、美容師は、一対一の人間同士、限られた時間ではあってもお客様と密に触れあうことを職業としています。「匠」は単に鋏を扱う技術の巧さのみを持っている者を指すのではありません。「匠」は技術と共に、人間としての資質の高さを問われるのです。


 その根拠となる「理容師法」「美容師法」が、理容師、美容師の人格の向上を問うことなく、単に作業の枠を決めているだけのままでいいとは思えません。私達は組織として、積極的に厚生労働省、厚生労働大臣にも問いかけ、理美容師の社会的地位の向上にこれからも取り組んでいきます。


 SPC46年間の歴史の中にあるものは、力強い生命力です。


 16年前の阪神淡路大震災の時には、「匠」づくりの達人である本田好右氏の熱い情熱を核として、若手である西山博資氏達が「絶対に店を守る」という固い意志を持って、復興に向けた祈りを形にする行動を積み重ね、震災による被害を乗り越え、この地域の仲間の各店はそれ以降、最高売り上げの記録を塗り替え続けたのです。このことは、組織全体の意識の高揚、活気にもつながり、私達は彼らに深く大きく感謝しました。


 今年の311日に発生した東日本大震災では、天災のみならず、大きな人災まで起こり、この人災による被害という命題に対し、我々は「天命・使命・役割」という黄金律を用いていち早く支援の行動を起こしました。


震災を受けた環境保全活動家の平野勝洋氏は、店舗閉鎖を抱えつつ自らタンクローリーを駆使し、土壌・水質浄化に効果的なEM活性液散布に奔走しました。今後、EM菌を活用した環境に良いライフスタイル「EM生活」を推進する彼に、EM活動の講演家としての学位を取らせたいと考えています。また、「匠」づくりに生きて来た東関東のエースである片野智美氏とそのチームが核となって、震災後瞬く間に、不死鳥のように蘇る様相を見せています。


 「匠」として生きるということは、このように確信を持って社会に自分の生き方を開示することなのです。

横山義幸が、業界誌のインタビューを受けました。



SPCJAPAN創設理事長 横山義幸 かく語りき



「小欲」を捨て、「大欲」に生きるこれがSPCの組織力学だ


○インタビュー記事抜粋


【大きな天災の後には、必ず人災がやってくる】

最初に、時期が時期であるだけに、この度の東日本大震災から話は始まった。

会員サロンの中にも被災者がいる。

横山氏は「大きな天災が起きると、今度は人災が待ち構えています」と語る・・・続く。



【理美容師法の第一条に「資質の向上」を加えるべきと運動】

ホスピタリティの語源は、ラテン語のホスペスと言われ、「主催者とお客様」という

両方の意味を持つ言葉。主客一体となって気持ちを通い合わせてもてなす。

両者は同じ目線だ・・・続く。


【右45度の頂点にはSPCの「目的」が縦軸と横軸にそれぞれの「目標」を設定】

実は横山氏、先ごろ黄綬褒章を受章された。

だが、これは技術者として、個人のがんばりに対して国が褒章したに過ぎず、理美容師の

地位向上を持って、社会や業界の貢献をしていきたいと語る・・・続く。


【人は年とともに老いない、理想を失って老いる】

めざすは、世界69億人の人々とともに、「地球環境保全」を掲げ、生命の扉を開錠して生命に

マスターキー3を刻み込むこと・・・続く。



引用元:BBcom


詳しくご覧になりたい方は

BBcom まで

http://www.bbcom.co.jp/





この度、平成23年1月17日付で、SPC JAPAN全国理美容事業協同組合連合会という22文字にも及ぶ長い名前の事業協同組合の全国組織を、厚生労働大臣より設立認可していただきました。


これまで、業界に於いて理容と美容を二分していた、理容組合、美容組合に次ぐ第三の「理美容組合」組織であります。これは今日の理美容業界の変化を鑑みると、最も近代的であるといえます。


しかもそれは、シンプルに純粋な人間関係の「絆」で結ばれ、私欲ではなく公的な理想へと進む努力を厭わない組織の誕生です。


全国理美容事業協同組合連合会の基礎となっているSPC JAPANという組織は、1966年に7名の仲間が理美容技術者集団として発足させました。


東京神田に拠点を置き、論理と技能のいわゆる「文武両道」の追求から始まっています。その後、今日までの46年間の中で、「職業を通じての人間形成」という目的に向かい、継続的に目標を達成していく中から組織の「理念」が生まれ、「基本軌道」が生まれ、『SPC憲章─地球環境保全─マスターキー「Ⅲ」(意識の構造化を表す)』が生み出され、組織の会員は「SPCグランドデザイン」という生涯指針の実践に喜々として取り組んでいます。


 会員各社の社員教育に於いては、毎月1回「ミッドナイトアカデミー」という、ミニコンテストや技術勉強会を営業時間後に開催しており、17年間継続されています。また、毎年秋には「全日本理美容選手権大会」を開催し、海外も含めて15ブロックから延べ1万人の選手が技術のみならず、「人間形成」を大きな目的として「匠」への道のりを歩むことを大きくバックアップしています。


 経営者も従業者も、共に、SPCの意味するところである太陽(Sunny)と情熱(Passion)の仲間(Chain)を体現しながら、職業を通じての人間形成をしているのです。


 また、理美容業界の現状として、理容師法、美容師法の第一条には人間としての目的である「生命の尊厳・畏敬」を表す大義が欠落し、労働の範囲をルール化したものに過ぎないことを憂慮し、全国で67万人を超える理美容師の人格向上を掲げ、社会的地位の向上を目指して文化を形成していけるよう、法律の改訂を働きかけています。


 こうして組織全体で現実と理想の一体化に向けて突き進んでいる中で、文化的かつ社会的要請の必然のプロセスとして全国理美容事業協同組合連合会は生まれました。


 この連合会の会長である森脇慎一氏は、島根県に於いて美容室を18店舗経営し、150名の従業員を擁し、移動理美容車を10台、介護施設を2カ所持ち、島根県に於ける倫理法人会の立ち上げに寄与し、会長の任期を終了した現在は相談役に就いています。


森脇氏をはじめ、連合会に所属する各地の事業協同組合代表は、SPC JAPAN本体の組織と同様に、無給で連合会の運営にあたっています。組織に「奉仕貢献」が根付いているので、生活基盤がしっかりとした人望のある人物が役職に就いているのです。


それは、言い換えれば、時代の流れを掴んでいる人物が役職に就いているということです。



今日、私達の業界を取り巻いているニーズは、理美容業の産業化、理容業、美容業の一体化であり、理美容師免許の一本化の概念です。私達は40年以上前から、このことを実践し、実証してきています。


 私達の組織は、弱者をいたわること、すなわちSPC理念の一節にある「職業の利益追求以前に人間形成と仲間作りに汗を流す」奉仕貢献の能力のある人物が「長」となります。それゆえに、まだ力のない組織員が頼りとする連合会は「神聖」なところに位置し、その「長」は金銭等物質による報酬を受ける事がないのです。


 そして、私達の組織は、職業を通しての利益追求よりも、職業を通じてそれに携わっている一人一人が人間力を高めることに重きを置いています。本来、「教育(エデュケーション)」とは、「引き出す」「輝ける生命で生きる」という意味であると捉えています。そのための訓練が職場で為されるので、働く場は涙や汗で満たされ、ピュアに生きるための「美」「力」「調和」を学び、磨くことができるのです。


 奉仕貢献力のある人物の運営によって、革新の息吹に燃えているSPC JAPAN全国理美容事業協同組合連合会は、「腐らない 曲がらない 歪まない」発展の道のりが明るく約束されています。21世紀を担う組合連合会の在り方のモデルであると自負しております。


 SPC JAPAN全国理美容事業協同組合連合会は、厚生労働大臣の認可を受けていますが、この連合会の基礎となっているSPC JAPAN─SPC UNITEDの在り方は、連合会の所轄官庁が文部科学省、経済産業省に移行してもすぐに対応できる幅を持っています。


SPC JAPAN全国理美容事業協同組合連合会 

最高顧問 横山 義幸

                                    

潘基文国連事務総長へのお願いと提言

 我々人類の表に現れている意識は、21世紀の今日に至っても変化が見られず、地球のバランスを崩し、我々が歪みを呼び込んでいると言わざるを得ない状態です。私は、このような現在の状況に大きな危機感を抱いている者の一人です。


 私は、宗教や国際政治に携わってはおりませんが、普遍的な哲学を持ち、人類の平和と安寧を常に掲げ、実践している者です。世界平和を現実のものとする為には、人類が、国際連合と、そのシンボルである「平和の象徴旗」に対して「尊敬と畏敬の念」を抱き、意識を高め、育てることが絶対的に必要であると考えており、日々、啓蒙活動を続けております。


 平和の象徴旗を守るのは、国連事務総長であり、現在は潘基文先生がその任にあたられているものと捉えております。この地球上に生きる69億余の人々は、この象徴旗と、これをあずかる国連事務総長を一体と見て、尊敬と畏敬の念を抱くことで本当の平和を実現していかなくてはなりません。このことは、安全保障理事会での各国の力の駆け引きよりもはるかに大事なことだと言えます。

 このことを全ての人々に再認識させる為に、一見わずかなことのように見えながらも、最大とも言える大きな「仕事」を仕掛けていただきたい、ということが潘基文先生への私からのお願いです。

 それは、「国際連合憲章」という主題に以下のように文を加えていただきたい、ということです。

 

『国際連合憲章─地球環境保全─マスターキー「Ⅲ」』


 「地球環境保全」は人類の目標です。「マスターキー「Ⅲ」」は、人類の意識の構造を開示するための目的です。いわゆる「サムシンググレート」、「他者」、「自己」全てが歓喜する生き方、天命、使命、役割を持って意識向上をはかることを表す「Ⅲ」は、人類の抱く全ての意識の基本となる考え方を表しているものです。


 このマスターキーである「Ⅲ」を根拠法として捉え、一人一人が意識を構造化することにより、個人や会社、そして組織や国家や国際社会も、規律と安寧を希求できるようになれるのです。


 このことを実現する為には、ノーベル平和賞を獲得された方々を中心に、安全保障理事会の代表者より加盟国に広く働きかけられることをお勧めいたします。これが実現した暁には、大きなイノベーションの流れが起き、国連事務総長と平和の象徴旗が尊敬と畏敬の念を抱かれる位置に着くことに間違いはありません。ぜひ、実現を願っております。

 私共、SPC JAPANでは、昨年8月15日に行われた広島に於ける原爆記念日の式典に於いて、潘先生が献花されているときに国連の平和の象徴旗を開示いたしました。会場に参集されていた皆さんはとても喜んでくださいました。

 以下、私が仲間とともに創り、活動を続けているSPC JAPANという組織に於ける地球環境保全と平和への活動を紹介いたします。

 


 日本の有名な登山家である三浦雄一郎氏は現在78歳ですが、80歳になられた時に、記念として生涯で3回目のエベレスト登山に挑戦されます。その際、平和のシンボルである国連旗をエベレストの頂上に掲げていただくことを私からお願いいたしました。三浦氏は快く私どもの意に賛同してくださいました。


 マハトマ・ガンジー氏の孫であるラジモハン・ガンジー氏の来日記念講演の際、「インドの父」であるお爺様の精神を受け継ぎ、本当の平和を実現する為に、平和の象徴旗をプレゼントいたしました。各地へ赴かれる際は、会場で常にこの旗を掲げていただけるようお願いいたしました。


 北朝鮮が、韓国の延坪島にミサイルを被弾させてから数日後に開催された韓国でのイベントに於いて、その壇上で平和の象徴旗を開示いたしました。そして、北朝鮮の民衆はこの旗を希求しているのだと訴えました。会場からは熱い賛同の声が多く上がりました。

 潘国連事務総長の出身国である大韓民国では、まだ平和の象徴旗を積極的に活用する様子が見られないのが残念です。私は、韓国の国家と国民に対し、今一度、潘基文先生に尊敬と畏敬の念を抱かれるよう希求しております。


 有用微生物群の研究開発者である名桜大学教授、国際EM技術研究所所長、比嘉照夫氏が、本年4月18日に我々組織の総会で平和の象徴旗のもと、世界平和について講義されました。


 私共の組織が、国連大学にてフォーラムを開催したときの様子です。


人道支援に深く携わった方に贈る、「アルベルト・シュヴァイツアー章」授与の日本に於ける代表を、オーストリアの本部より任されています。

第一回の受章者は、韓国や北朝鮮を含む160カ国でEMにより貢献された


国際EM技術研究所所長 比嘉照夫教授と、

NPO法人鳥巣秋野顕彰記念学会代表 鳥巣秋野氏

教育学者 高柳吉尚氏        他数名。


第二回目の受章者は、参議院議員副議長 山東昭子氏 他数名。

第三回目の受章者は、元衆議院議員議長 河野洋平氏 他数名。

第四回目の受章者は、元内閣総理大臣 安倍晋三氏

元警視庁警視監 田宮榮一氏 他数名。


第五回目の受章者は、元文部化学大臣政務官 下村博文氏 他数名。


第六回目の受章者は、ネパール大統領 ラムバラン・ヤーダブ氏に贈る予定です。


そしてもしもお差し支えなければ、第七回目は潘基文先生に受章していただきたく願っております。

 



 我々人類は、特に近代から現代にかけて、無意識的な「物心の追求」により、生命としての健全さとは乖離した、偏った成功と思われるものを手にしてきた。今日の科学の発達は、人体の解明をはじめ、まるで地球の全環境さえ支配しているかのような錯覚の中、坂を下る雪だるまのようにエゴを膨らませ続けながら、破壊に向かって突き進んでいるかのように見える。

 特に、日本人はこのたった数十年の間に、生命の勢いを急速に失いかけており、ストレスによるものが原因と考えられる病に多く冒されている傾向にある。

 私は、理容師のライセンスを取得し、それを職業として以後50年余りを過ごしてきた。自己の覚醒や研鑽、組織作りなど数々の経験を通して、自らの哲学を学び究めてきた結果、現在の人災とも言える環境破壊の原因は、人類の意識の中にあるということを解明した。ここに、全人類が本質的に希求する意識の在り方を開錠、開示する。


 21世紀に入っても戦争が終わることはなく、あたりまえのように自爆テロが反旗を主張する手段として使われている。

 地球の温暖化は海流の変化と異常気象をもたらし、生態系にも大きな異変が現れている。

 人類の間違った欲望が原因となり、その結果として人間界のみならず、今や自然界にまで異変が積み重なっている。このままさらに10年、20年とこれが続いていくとするならば、この地球の未来、それも極近い未来は全く不透明なものであると言わざるを得ない。

 人類の、主として国家的に力を持つ者達は、現状、この大きな課題に対して、当面的対処もしくは局所的対処にとどまっている。なぜならば、この状態の原因と結果を、目に見える現象として科学的にのみ対処しようとしているからである。

 最も優先するべき対処方法は、この異常が起きていることの原因、根拠に対してしっかりと向かい合うことを67億余の人類が自覚する以外にないと言える。今、人類が直視しなければならないものは、「物心の追求」の為に捨て、忘れ去られてきたものである。

 「生命の尊厳」「生命への畏敬」という二つだけの概念思考が、短絡的に「物心」「Ⅱ」を追い求めるのである。従って、今日迄自然界の摂理と確実に同化し得る哲学や論理は創造されていない。


 人間は例外なく「聖なる働き」と男女の合体を以ってここに生存している。つまり、「抽象界」の聖なる働きのもと、「具象」としての男、「具体」としての女によって、この三次元の世界で「生命の讃歌」を享受しているのである。この「抽象」「具象」「具体」を以ってこれを「根拠法」という。当哲学の根拠はこのマスターキーとしての「Ⅲ」である。

 マスターキーである「Ⅲ」を根拠とし、人類は、母体への受胎を原因として、十月十日の胎内育成期間を経て、その結果、十全な新生命の誕生を見るのである。このことを充分に認識した上で、今この地球上に生きている全人類は再度、「生命の尊厳」「生命への畏敬」そして「生命の讃歌」、この三つを再認識しなければならない。地球の蘇生はそこから始まらなければ、成し遂げるのは極めて難しいと言える。

 人災を原因とする現在の地球環境の破壊は、「物心」「Ⅱ」の概念や、短絡的思考の在り方、やり方に無理があるために起きている。「脳の活用」と「心による納得」という、地球生命から見れば、非常に危険な概念と思考が国家を越え、圧倒的な数の人々を蝕んでいると言える。

 


当哲学を根拠として、全世界67億余人を生命の安寧と世界平和に向けて誘導する。67億余人を「一人」(いちにん)として括り、その「一人」に光を当てて対峙するのである。全ての「一人」が秘めている「生命の扉」を開錠する。「生命の扉」とは、インドのヨーガ思想でいうところのチャクラ、東洋医学に於ける関元穴、「丹田」を中心とした概念である。

 「生命の扉」を開錠し、「一人」の人生の本来の目的である「歓喜と充実」を、その日常生活の中で掴めるようにするのである。歓喜と充実を確実に日常生活に位置させるための方法として、一番肝要なことは常に、「上位概念から入る」ということである。すなわち、俯瞰力、鳥瞰力といわれる規範的概念を「一人」が保てるようにならなければならない。 

 ユネスコ憲章の前文に「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」という一文がある。全ての争いは、「一人」の未成熟な意識から引き起こされるのである。

 マスターキー「Ⅲ」を具体的に象徴し、可視化したものとして、ここに「三本旗」を用いて「一人」の意識改革を行う。この「三本旗」が当哲学の規範的概念である。

 三本旗の一本目は「国際連合旗」である。

 国際連合旗は1947年に開催された第2回国際連合総会に於いて制定されたが、全世界の平和を目的として掲げられたはずのこの旗を、国連参加国でさえも自国のエゴを主張するための「武器」として利用している場面に遭遇する。国連旗は、平和の象徴であるが故に、決して各国家の要人達だけのものではない。この旗は、全世界「一人」のものである。

 二本目は「太陽と情熱の仲間」の旗である。

 この旗には、赤い日輪の中に長い髪をなびかせた女性の横顔が描かれている。その髪の様相は「Ⅲ」を表している。1966年に広く大きな社会参加を開示した仲間達が、叡智を掲げて採用したブランドの象徴と言える。このシンボルを掲げてから40数年が過ぎたが、その意味するものは曇ることなく輝き続けており、「一人」の意識の中心に据えるべきものであると位置づけたい。

 太陽は、地球を生成発展させる原動力である。そこに描かれる女性は生命を産み出す母胎の象徴であり、全ての人類は自らが向かう道として、この旗を「太陽への道」と掲げ、世界が一体となって平和へと歩むことを誓うのである。

 三本目は「曼荼羅」の旗である。

 この旗の中心の描かれている「曼荼羅」は、仏教で見られる曼荼羅と同様に「総て」を顕している。人として抱く、思考、概念、情緒などを象徴しつつ、それを極めて合理的に構築して見せているのである。これを常に意識に置くことは最も重要である。

 この三本旗に対する「一人」の熱い想いが世界の改革を成さしめる。


 マスターキー「Ⅲ」は、「天も頷き(抽象界)、他者も喜び(具象界)、己も良し(現象界)」を基本概念として示している。「Ⅲ」によってのみ、蘇生力、創造力のある「一人」を再生することができる。問題の「的」を客観的に的確に見つけ、己の中へと取り込み、浄化し、良きものとして世界へと解き放つことができる「一人」の誕生である。

 人災を収めるのは人類にしかできない。この地球を次世代に引き継いでいくために、今ここにいる我々は、自ら意識改革に真剣に取り組まなければならないのである。

 


~比嘉照夫氏 コラムより抜粋~


3月11日に起った東北関東大震災はマグニチュード9.0の超巨大地震であり、これまで万全と思われた対策もすべて無力化し、1000年に1回ともいわれる想定外のものとなっています。

現時点では、生活必需品や医療品などの安定供給と水道や電気、ガスなどのライフラインの復興が急務であり、EMの出番は、その次となりますがEMボランティアの方々には以下の情報を十分に活用されることをお願いします。

○EMによる悪臭、水質汚染、その他諸々の衛生対策
タイ国はもとより、宮崎や韓国における技術指導はすべて、EM研究機構が行っており、県や市町村レベルの要請には、いつでも応じられる体制が整っています。

EM研究機構はチェルノブイリ原発事故から今日まで、その風下で被災したベラルーシに於いて、ベラルーシ国立放射線生物学研究所と共同で、EMによる放射能対策について研究し、様々な成果をあげています。その要点は以下の通りです。

被爆者がEM・Xゴールドを1日30cc~50ccを目安に飲用を続けると、30日内外で、外部被爆はもとより、内部被爆(放射物質が体内に入った状況)も正常に戻る。その後、飲用を中止しても再発は起こらない。我が国では広島の原爆症の方々でもその効果は確認されています。

 このことは、マウスの実験でも確認されており、データの大半は公開されています。いずれも、EM・Xゴールドの持つ抗酸化作用と非イオン化作用と二次元の有害な放射線エネルギーがEMの持つ三次元波動(ヘリカル構造)によって無害化されるためです。


地獄からの再建です。これからの人生を健康でよりよいものにするために、EM建築をおすすめします。データはすべてEM研究機構にあります。塗装等の化学物質過敏症対策にも万全を期しています。

10日に統一地方選が終了し、惜しくも東京都議選では


惜敗をきした渡邊美樹氏が、8日にSPC総本部にいらっしゃいました。



横山義幸 ―指導者の条件― ブログ

それはそのときの模様。


ちなみに、一番左が、26代理事長の今村氏。


渡邊氏の右隣りが私。


一番右が、カピル氏です。



3.11に発生致しました、宮城県沖を震源地とした東北関東大震災におきましては

犠牲者の方々に哀悼の意を表すと同時に、被災者の皆さまに心からお見舞いを申し上げます。


私どもSPCJAPANでは、被災した会員の皆さまを全力で支援すべく、災害対策プロジェクトを

立ち上げました。

SPCJAPANは組織の仲間を全力で支援し、復興に向けて動いていることをご報告させていただきます。


■災害対策本部 組織構成■


(敬称略)

災害対策委員長-横山義幸
災害対策本部長-高橋敏明
災害対策部長-25代石川昭・26代今村意仁
災害対策総務-廣瀬寿美雄・伊藤五郎・中村結城
被災地復興対策-歴代理事長
代表窓口-岸上照幸
救援物資担当-今泉佐知子・泉崎富子
義援金担当-中川好一・米原功
各地退就任式全国大会担当-伊藤五郎
被災地現状調査担当-岸上興自

その以外の構成メンバー
26代執行部メンバー
西山 博
東京コンサルト荻谷淳(外部)


災害対策委員長

横山義幸


SPC組織が46年目を経過する中、この2年間を顧みようと思う。


世界全体を鳥瞰してみると、21世紀に入り10余年が経つが、69億を超える人類のグローバル意識は20世紀以来の進化が見当たらず、相変わらず戦争に明け暮れていることを否定することができない。各国の権力者は、国家間の対立と権力闘争に疲弊している。


地球上の人類の私欲中心の意識が宇宙の理に添わず、人災が天災を触発し、地球温暖化という歪みとして現れている。人類はまるで地球のガン細胞のようである。その人類個々の身体にもガン細胞が増殖し、弱まることを知らない状態である。これらのことは、職業の利益追求以前に、一人一人が自らの意識に埋め込まなくてはならない。


また、この十数年だけを見ても、通信の進化はめざましく、我々の業界も例外ではなしにネット情報に包囲されている。非常に短いスパンでの情報の入れ替わりに、我々も激しく揺さぶられ、生き残るための対処に業界も、我々組織も追い込まれている感がある。


全ての問題の切り札としては、「人間力強化」、これに尽きる。人間力強化という実体は、個々の深い眞層にあるため、69億人類の全体で認知できていず、探究もできないので、「物心の追求」のみに終始してしまう状態である。


物心の追求は有限である。


無限の可能性はマスターキー「Ⅲ」という鳥瞰を概念や思考の根拠に刻みこむことで手にすることができる。それはシンプルで、分析力、統合性に優れ、人々を呼び込めるのである。

マスターキー「Ⅲ」を駆使できない「小我(エゴを持った小さな自分)」は、具体的な職業にしがみつくしかない。「大我(エゴのない大きな自分)」を自分の眞に呼び込めない経営者は、組織者という位置を得ても、益々営業に身を費やすだけなのである。


「人生の師」と信じて入社した社員は、現象界にしがみつく先生を見捨て、どこかに、誰かに、「私の生命を開錠してくれる偉人」を求めて業界の旅人になるのである。


組織や職業への対処、国家への対処、地球規模での対処、全てに於いて人間生命を育まない限り、ただ時代の餌食になってしまうばかりである。


地球温暖化への対処とネット情報時代への対処を背に疾走してきた第25代執行部は、第26代へとバトンタッチし、石川昭第25代理事長は、直前理事長として次代をバックアップする任に就く。



地球も時代もSPCの台頭を待望している。