那覇空港に着いたとき、沖縄の会員の皆さんと北陸の直前会長である榎本晋氏の振る舞いにより、聖なる三本旗と共に迎えられ、大変に嬉しく思いました。
 EMウエルネスリゾートホテルコスタビスタ沖縄の夜景が大変美しいことに感動しながら迎えた翌朝、ホテルの朝食を食べに向かったときから、私は驚きの連続を味わいました。ホテルコスタビスタ沖縄には何度も訪れていますが、経験したことがないほどエレベーターが満員だったことにまず驚きました。そして、レストランにもたくさんの人が溢れ、賑わっていました。出されている料理、食材も都内のホテルレストランにも劣らないものになっていました。
 あまりにも感嘆したため、レストランの責任者を呼んでもらうと、このホテルで働き始めて3年目だという石垣氏が来てくれました。向き合ったときに彼は、瞬時に本音を口にしました。「すごいですね」
 それを聞いて、私は、「初めに言葉ありき」という思いが走りました。かつてのEM技術を活用して改修される前のホテルコスタビスタ沖縄は、13年間も放置され、風雨にさらされ、館内の鉄骨もむき出しになっていたため、比嘉照夫教授が語る「EMの癒しを求めて世界中の人々がここに集まる」という言葉を、現実とかけ離れた夢物語のように聞いていました。それが、今では、本当にいろいろな国の人々がEMの素晴らしさを認めてここに集まっているのです。私はこれを比嘉教授の「EMイズム」が為せる業だと思います。
 多くの人々が、EMの持っている波動、振動、周波数に引き寄せられ、生命活動を整え「整流」となっていく姿、その「初め」「始まり」を私はこの時、目の当たりにしたのです。この日は、220室のうち、96%が稼働していたということです。私は、ホテルの当事者である従業員にまで、ホテルのこの躍進に対して「すごい」という言葉を発させることができる比嘉照夫教授を、今後、畏敬の念をこめて「偉大な人」と呼ばせていただくことをその場で宣言しました。  
 比嘉教授の愛弟子であるEM研究機構の安里勝之社長も私の宣言を証人として聞いてくださいましたので、日々、いろいろな方と接する中で、必ず「偉大な人」を語ってください、とお願いしました。小さな「言霊」は、そのエネルギーの積み重ねによって無限の威力を発揮するからです。ホテルコスタビスタ沖縄へは、日本国内はもとより、主に中国、韓国、香港などアジア圏から多くの顧客が訪れています。今後は世界中からこの何倍もの顧客が訪れることでしょう。予約は数か月先まで埋まることが常態となります。そのためにも伝説は、肉声で語らなければなりません。この先頭に立つ人物こそ、安里氏なのです。
 EM研究機構の役員室には、大変大きな世界地図があり、そこにはEMの世界普及の様子が示されていました。世界55カ国でEMを生産し、35カ国に流通し、EMと比嘉教授を知る国家は実に130カ国にも及んでいることを知りました。この地図を見たときにも、比嘉教授の「EMイズム」の素晴らしさを感じ、我々組織のSPC讃歌が「シントロピー!シントロピー!シントロピー!」から始まるのを誇りとし、「出過ぎるクギは打たれない」ということを確信しました。
 なお、この日、髪書房から刊行される私、横山義幸の自伝の推薦文を、比嘉教授とご子息である比嘉新さんに書いていただくことになりました。ありがとうございます。

 沖縄統括会長就職退任式では、沖縄の17年間の歴史に心血を注いだ担当者の皆さんの顔ぶれを拝見しました。藤田正幸氏、玉野良一氏、重谷隆己氏、平野勝洋氏、仲谷信子氏という豪華メンバーです。しかし、沖縄の会員数は2月末現在で、正会員9名、家族会員2名、休会員3名、メディア会員5名です。沖縄は全国の縮図です。多くの人が入会し、多くの人が辞めていくのが現状です。会員活動の継続と会員の資質向上の難しさを改めて感じます。
 そのような中で、第五代沖縄統括会長である浦崎尚氏は、会長卒業にあたり、サプライズを表現してくれました。浦崎氏のお子さん、お孫さんのみならず、御母堂様まで、実に四代にもわたる顔ぶれで、就退任式に列席してくださいました。直前会長であった比嘉良子さんと長男の健太氏も、共に本質的な成長が見られ、魅力を増しています。新会長である玉城和子さんも、発言に深い意識からの決意が感じられ、力強く思いました。また、入会8年目、47歳の島袋尚治氏は、インテリジェンスと活力を併せ持った力持ちで、組織の為によく働いています。41歳の新垣英樹氏は、島袋氏と同様によく働き、理髪店のオーナー技術者でありつつ、SPC組織をいつも忘れない人です。31歳の糸数力敏氏は、愛知の雄、加藤武彦氏に師事し、勇んで帰郷してきた若き期待の星です。上原有広氏となるよさんの兄妹コンビは、浦崎氏にしっかり育てていただけば、良い人財となり、多店舗化にも成功するでしょう。
 発展の道は平坦なものではありません。そこで、一人一人が持っている力を発揮することで、自己、自社、組織が生成発展していくのです。自らの才能に気づき、成長させていくことも各自の持っている責任によるものです。沖縄にも、全国にも、まだまだ出しきれていない才能の芽が埋もれています。誰もが、力の出し惜しみをせず、決意も新たに突き進んで行きましょう。
 

本日はご卒業、誠におめでとうございます。
貴校、学校法人ハリウッド美容専門学園ハリウッドワールド美容専門学校の理事長である古賀英次氏、学園長である古賀郁氏は、実に仲の良いご夫妻であり、お二人共に働き者です。そして何よりも明快な生き方をされていると私は感じております。
その表れの一つは、古賀理事長の深い信仰心です。まるで「一本刀土俵入り」のようにストレートで、周囲に疑念を抱かせない、気持ちのよい信仰心です。
二つめは、お二人が、学生の皆さんの父となり母となっているところです。深い慈しみと愛情で皆さんを包み込み、時には叱咤し、激励し、まるきり「愛燦々」なのです。皆さん、そうでしたか?その通りですね。この、ハリウッドワールド美容専門学校の風土と在り方は、他の専門学校にはないものがあります。皆さんが、知性と技術を磨き、汗と涙がしみ込んだこの講堂や校舎は、思い出深い第二のふるさとです。そこには父と母である理事長と学園長がおり、丸林先生、永島先生をはじめとする兄、姉である諸先生方がおり、実業社会の荒波に飛び込んだ皆さんへ、「今日は無事だったか」「明日はどうだろうか」と熱い祈りとエールを送ってくれるのです。皆さんがそのことを「忘れない!」という氣持ちを持つことで、総てを超えていける原動力にできるのです。
三つめは、古賀理事長が美容学校界の中心者となっていく道を歩んでいることです。九州には39校の美容学校があります。古賀理事長はその協会の責任者として推薦され、九州一円の美容学校の発展のために、「スクラップ&ビルド」の着手に乗り出しているのです。その成果はやがて全国の美容学校協会に知られるものとなり、実績と共に、そのピュアな性格と志し高い人格が認められ、全国美容学校協会の中心者として登りつめていかれることでしょう。美容業界が生んだ「偉大な人物」としてその名は必ずや世に轟きます。本日ご参加の皆様、社会貢献に励む期待の星である古賀英次氏をご支援ください。
卒業生の皆さん、どうぞ、古賀理事長ご夫妻に続いてください。21世紀はこちらのご夫婦のような眞実に生きるリーダーを待望しているのです。
本日はご清聴ありがとうございました。

                       SPC JAPAN創設理事長 横山 義幸
SPCJAPAN創設理事長(横山よしゆき)の
概念を紹介したい。

H2Oには三要素がある。水・氷・そして蒸気!!!
水は→理性・氷→感情・蒸気→情熱に仮に定義づけて、
SPC哲学を伝えて頂いた。
「太陽と情熱の仲間」が組織の合言葉!
太陽の様に1人1人の仲間が、情熱を武器に、
それぞれの持ち場で、お互いを照らし合う!認め合う!
そこに温もりの境地がある。

その時点では、水の人もいる!
氷の人もいる!蒸気の人もいる! 

水(理性)では、言葉が相手に届かない!

氷(感情)では、相手の心に響き続けない!
その場限りとなる。
蒸気(情熱)は湧き上がり天空に向かい!
深く魂に刻まれる!!!

今年170人の新入社員を迎える。
私はその若人達、1人1人に近づき、決して諦めず
情熱一本槍で魂を揺さぶる!願いを込めて!
人数が増えれば増えるほど丁寧に細やかに
魂を沸騰させる。
それが私の天命だから!
なぜか!それは今の現象がどうであれ 
どんな人でも三つの要素を持っているから!
だから諦めなければ皆が蒸気(情熱)の人になれるから!
そのような意識が、SPCの母胎となる概念であり本質だ。
以上のようなお話だった。

人間としての基本は、
経営者・店長・スタッフであっても同じだよね!
お互いにそれぞれの成長を信じて情熱をブツケ合う!
そんな仲間づくりを進めたい!!!!!

http://ameblo.jp/im0708/entry-11749710021.html
新年明けましておめでとうございます。
 今、何よりも喜ばしいことは河田百合子さんが元氣に新年を迎えられていることです。ご本人は、がんの発病以来、満3年を過ぎて「毎日毎日が夢のような歓喜の生活だ」と話しています。両方の肺が、がん細胞によって真っ白になり、脳にまで転移をしている状態ならば、当然床に伏している状態が普通であると思いきや、電話の向こうからまるで天使のような美声を届けてくれるのです。彼女の「瞬々の今」を表現する発声は、愛と喜びと、生命が持つ説得力に満ちていて、幸運を運んでくれるようです。皆さんも、ぜひ電話を通じて、励まし、励まされる、「愛のはぐくみ」をしてください。

 東海統括本部の稲葉澄子さんも、がんに勝利した方です。その態度は実に威風堂々としており、いいオーラに満ちています。
 生と死に境目のない意識、「生死一如」の意識を持った体験者は、信念と丹田力を持って、βエンドルフィンが旺盛に分泌された脳で、覚醒状態の中で、喜びと共に先頭に立ち、組織で働いてくださっています。生命の研鑽の先導として生きているのです。

 昨年は、哲理哲学的考察から、マクロ観を持ちミクロ実践をすることの絶対的な在り方を開示しました。SPC会員全員が力の方向性であるベクトルを合わせ、組織の持つ神秘的な力を駆使して人類の意識をリードするためです。
 私が、昨年の11月にOMCのアジアカップに参加した折り、ハッキリと丹田に刻まれたことがあります。それは、今まで常にSPCグランドデザインを追求する前に、個人の生命の様相、意識の構造化、生体エネルギーの恒常化を図り、日本全国で、台湾で、韓国で説いてきたことは、「世界中すべての人々が健康であることは、平和と安全を達成するための基礎」としている「WHO(世界保健機関)憲章」に当てはまった意識と行為であったということです。
 WHO憲章は、未完熟のまま、我々の前に現れたのです。
 そして、向かうところもハッキリ見えています。不完全な裏付けのまま生命を吹き込まれずにいる国際連合旗=平和の象徴旗を、世界最高峰に立てることに力を注いだ我々SPC組織の神秘力を持して、我々は、この国際連合旗と、世界保健機関旗、二旗を、世界をリードする旗に答えていかなければなりません。
 地球生命が希求する平和と安寧に向けて、今、我々ができる唯一とも言える貴重な天命なのです。
SPC JAPANのHPがリニューアルされました。


そこに寄せた創設理事長メッセージです。

組織の名前の由来は、Sは太陽のSunny、Pは情熱のPassion、Cは仲間のつながりを表わすChain、「太陽と情熱の仲間」という意味の、この英語の頭文字をとってSPCと名付けました。私たちの組織は今年で48年目を迎えています。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば人は動かじ。」と言ったのは、太平洋戦争の連合艦隊司令長官の山本五十六氏ですが、この言葉には続きがあります。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」 私は、組織の創設当時から、この最初の「やってみせ」を最も大事にしています。それは、21世紀型の本物の教育者、本物のリーダーを目指しているからで、そのためにはまず「自らの実践ありき」だと考えているからです。自分がまず行動をしなければ、人を育てることはできないのです。

「人と天地は相応している」という考え方があります。人の生命活動の源泉は天と地からなる大自然、すなわち大宇宙にあり、人は宇宙の法則に則って生かされているというものです。大自然は「大宇宙」であり、人は「小宇宙」なのです。
大きく捉えることを「マクロ」、小さく捉えることを「ミクロ」と言うならば、私たちが、日々を豊かに逞しく生き抜いていくためには、この大局と小局、両方の面から物事を捉えていかなくてはなりません。
マクロから捉えるならば、大きく広く大自然や宇宙の理について考えるのです。これは、とても難しいことだと感じるかもしれませんが、今自分がどこに立っているのか、どんな土地で、どんな社会で、どんな国で、どんな世界で生きているのか、さらには、それを超えて、自分が存在している空間、その空間をつくっているものは何か、限られた肉体という枠を突き抜けて、そこから自分という存在、人というものの存在を考えてみればいいのです。
ミクロから捉えるならば、これはマクロから捉えることよりも少しやりやすいかもしれません。ミクロは実践です。まず、自分の感性を磨き続けること。そして、自分と周囲の人を心理的に分析して意識を洞察すること。さらに、自分の意識を高揚させるような活動に積極的に取り組むことです。それにより、脳内神経伝達物質であるエンドルフィンが分泌されやすくなり、さらに意識が高まるのです。

誰もが、より良く生きる上ための理想を持っているはずです。理想は人それぞれ、100人いれば100の理想、100の人生があるでしょうが、究極はひとつ、「充実と歓喜」です。
現実と理想の一体化は、マクロ的観点だけでも、ミクロ的実践だけでも実現することはできません。人間形成と繁栄を求める、たゆまぬ努力と、ある意味、人智を超えた「覚醒状態」が必要なのです。
創設理事長 横山 義幸

皆さんが入会された組織の名前は「SPC JAPAN」です。Sは太陽のSunny、Pは情熱のPassion、Cは仲間のつながりを表わすChain、「太陽と情熱の仲間」という意味の、この英語の頭文字をとってSPCと名付けました。私たちの組織は今年で48年目を迎えています。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば人は動かじ。」と言ったのは、太平洋戦争の連合艦隊司令長官の山本五十六氏ですが、この言葉には続きがあります。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
私は、組織の創設当時から、この最初の「やってみせ」を最も大事にしています。それは、21世紀型の本物の教育者、本物のリーダーを目指しているからで、そのためにはまず「自らの実践ありき」だと考えているからです。自分がまず行動をしなければ、人を育てることはできないのです。

「人と天地は相応している」という考え方があります。人の生命活動の源泉は天と地からなる大自然、すなわち大宇宙にあり、人は宇宙の法則に則って生かされているというものです。大自然は「大宇宙」であり、人は「小宇宙」なのです。
大きく捉えることを「マクロ」、小さく捉えることを「ミクロ」と言うならば、私たちが、日々を豊かに逞しく生き抜いていくためには、この大局と小局、両方の面から物事を捉えていかなくてはなりません。
マクロから捉えるならば、大きく広く大自然や宇宙の理について考えるのです。これは、とても難しいことだと感じるかもしれませんが、今自分がどこに立っているのか、どんな土地で、どんな社会で、どんな国で、どんな世界で生きているのか、さらには、それを超えて、自分が存在している空間、その空間をつくっているものは何か、限られた肉体という枠を突き抜けて、そこから自分という存在、人というものの存在を考えてみればいいのです。
ミクロから捉えるならば、これはマクロから捉えることよりも少しやりやすいかもしれません。ミクロは実践です。まず、自分の感性を磨き続けること。そして、自分と周囲の人を心理的に分析して意識を洞察すること。さらに、自分の意識を高揚させるような活動に積極的に取り組むことです。それにより、脳内神経伝達物質であるエンドルフィンが分泌されやすくなり、さらに意識が高まるのです。

誰もが、より良く生きる上ための理想を持っているはずです。理想は人それぞれ、100人いれば100の理想、100の人生があるでしょうが、究極はひとつ、「充実と歓喜」です。
現実と理想の一体化は、マクロ的観点だけでも、ミクロ的実践だけでも実現することはできません。人間形成と繁栄を求める、たゆまぬ努力と、ある意味、人智を超えた「覚醒状態」が必要なのです。

私は常に、SPCの仲間たちに「やってみせ」ています。
どんなことも、やってみなければ何も始まりません。繁栄とは、ただ店が儲かるということだけではありません。真の繁栄とは、見えるものだけではなく、見えないものまでもが豊かに大きくふくらみ、
増えて広がっていくことです。
真の繁栄とは何か。それは、皆さんがまずは職業を通じて探り、掴み取っていけるよう、自分の頭で考え、自分の力で努力をしてください。
この組織には、目に見えるノウハウも、目に見えない仲間のつながりも、さらに、見ようと思えば、掴もうと思えば、いくらでも出て来る「何か」がたくさん詰まっています。
皆さんの中にも必ずある豊かさを、華開かせてください。
                      国連大学にて
         
  SPC JAPAN創設理事長 横山 義幸

この基調講演では、資質表現教育の骨格を述べさせて頂きます。 まず、実践事例を2名の方に表現して頂きます。
末期の肺がんである中で、今や覚醒状態に達した河田百合子さんどうぞ!!
(※河田氏発表10分以内。)
次は海野愉希弘氏です。永年、資質表現教育協会の事務局長をなさって今回やっと退任かと思いきや、年金生活者に突入しつつ、次の展開に入ったその活躍ぶりを語って頂きます。仲間に愛されてきた、その軌跡と、そしてご長男への供養メッセージとして般若芯経の一説を語られます。また、彼の主催するセミナーでは、会場に参加した皆さんが静まり、耳をそばだて、目を輝かせて見入る、青春朗読をしていただきます。さらには、三象三しん哲学の、三象の「的」、三しんの「的」をシャンソンとして詩い、シャンソンを広めることを以て、資質表現とその哲学に喜びを見いだしました。ではロマンスを!!
(※海野氏発表10分以内。)

啓発書のルーツと言われているものに、ジェームスアレン氏の「『原因』と『結果』の法則」というベストセラーの本があります。
私達のプログラムではそれを良しとはしません。私達は「根拠」法をもって原因と結果をゆるぎなく追求しているからです。
 数学では9×9=81という公式が存在していますが、それが日常生活に揺るぎなく存在しているように、三象三しん哲学では、たったひとつ、「ザ・マスターキー『Ⅲ』」として、哲理、哲学を開示しました。このシンプルな根拠法を世界70億余の人々に定着させるべく、“聖なる三本旗”を高くかかげています。
 資質とは、生まれつきの性質や才能、資性、天性のことを言います。教育とは英語でエデュケーション、才能を引き出すことを言います。
資質表現教育とは、現実の生活者である私達が、理想的な生き方を送るために、DNAに刻まれているマイナスの習慣、いわゆるトラウマを排除し、「生命の扉」を開錠し、人の本質を目覚めさせる教育なのです。すなわち、意識に基本軌道を開示するということです。物事を大きく総合的に捉える「マクロ観」という概念を持ち、それに基づいて「ミクロ実践」という微細な行為に入ることなのです。
 マクロ観とは宇宙の理(ルール)です。この宇宙の理の記号として、「∞」「0」「Ⅲ」の概念を掴むことにより、「∞=抽象界」「0=具象界」「Ⅲ=現象界」として物事を捉えられるようになり、やがて天命という概念が生活の中に感じられてきます。
そして人は、「天命」「使命」「役割」をつかみます。人生の目的である「覚醒状態」で生きる為の、一方の条件がマクロ観を持つことなのです。
もう一つの条件である、ミクロ実践は、毎日の生活を感性磨きの場にすることから、初めて手にすることができるものです。細やかな感性は、人生の有用なアイテムなのです。簡単に申しますと、いわゆるセレブな印象を人に与えられる人は、感性が高いのです。さらに、心理分析力や、洞察力も深いのです。そうであるがゆえに、その人はオーラに包まれ、充実した日々をもって覚醒と歓喜に満ちるのです。
 河田氏、海野氏、両名の事例と、私のスピーチ、そしてこの後のスピーチコンテストにて文部大臣賞を頂くお二人の作品を以て、私の基調講演とさせて頂きます。
SPC美容産業集団
繁栄と充実 グローバル貢献 ザ・マスターキー「Ⅲ」
講演 横山 義幸


日本から来ました横山義幸です。テーマにそって約1時間30分、パワーポイントを駆使して進めさせて頂きます。早口の朴通訳ですが、なるべく分かり易く、情熱的にお話しして頂きます。
私は21歳の頃に、大きな奇跡的体験を致しました。非常にサプライズでした。日常生活の中にいながら、自分が大きな光輝の中で生きているような感覚に包まれたのです。その体験は7日間で消えてしまいましたが、今でも目をつぶり静かにするとそのイメージが湧いてくるのです。その後、平凡な忙しさの中、その高揚感を手探りしながら生きて来ました。無意識の中で、わずかに意識に残る奇跡の体験を、まさぐって来た気がします。どうやらそれは、私の役割・使命・天命という意識の構造化とライフワーク構築のスタートのようでした。
30歳になり、ヘアーサロンのオーナー兼技術者を集め、組織の構築を始めました。驚くべきことに、その組織名は、技術者集団でありながら、「太陽と情熱の仲間(SPC)」と名付けました。奇跡体験者(天命・使命・役割)の発想なのです。
社会的弱者に甘んじざるを得なかった我々職業人が、パワーを発揮するために、技術力の高度化と意識力の強化のために、我々の組織はスピーチコンテストを毎月開催してきました。一人一人に「文武二道」の追求を急がせたのです。
「奇跡の体験」は、概念や思考方法にも影響を及ぼしました。
(図1)SPCという組織は、「ザ・マスターキー『Ⅲ』」という哲学を根拠として掲げ、(図2)安寧と繁栄が進み、現在設立48年目、やがて50周年を迎えます。歴史を刻み続ける中、組織は盤石です。
(図3)各会議の様相ですが、特徴的なのは、経済指数よりも幸福度指数を問います。デンマークやブータン王国のように。
(図4)イベントや会議の様子では、会議は「一回一回が決勝戦」と名付け、まず、その場の中心者に対してスタンディングオベーションで礼をつくし、憲章の唱和に始まり、組織の理念と、歴史継続の大切さを“基本軌道”として確認し合い、そして時の理事長の基本方針にベクトルを合わせ、参加者一同、常に新鮮に進んでいます。
(図5)“奇跡の体験”が掴んだ最終的にシンプルで、幾何学構図の分かりやすい、「ザ・マスターキー『Ⅲ』」を中心に背景を開示しました。
私の言う「Ⅲ」を根拠とする哲学は、掛け算の9×9は81であり、9×9=80では絶対にNO!という普遍性に裏付けされるものです。一口で言うと「天も頷き、他者も喜び、己も良し」。頭脳では理解できても、丹田に入れて、生活で実践するのは難しいのです。

〈青春朗読〉柳氏6行、黄さん6行、太田さん6行
ありがとうございました。

(図6)意識の公式、そのあだ名を“如意棒”と言います。その効果は、西遊記の孫悟空が筋斗雲に乗って自由自在、意のままにする如意棒と同じパワーを発揮する、という意味の公式なのです。
これも、「ザ・マスターキー『Ⅲ』」の展開なのですが、活用している人たちは「サプライズ如意棒!!」なのです。なぜならば、宇宙の理にかなっているからなのです。
(図7)SPCグランドデザインですが、この図でお分かりのように、2か所に点線が入っています。平凡な人々が越えられない、秘密の境界線なのです。
しかし、左の人物は、生体エネルギーの恒常化、意識の構造化によって哲学の三要素「身体軸」「ジオメトリック意識」「丹田力」をそなえ、グランドデザインの繁栄する力、貢献する力を超え、最高級の歓喜の世界へと、己も、他者も“生命の扉を開錠”し、脱皮、昇華、覚醒状態へと突き進みます。充実と歓喜、そして「万法」に通じて行くのです。
私は、その実体験者なのです。
この後、8、9、10図で哲理哲学の深みを語らせて頂きます。
(台湾 黄さんによるマンダラ演技)

私は奇跡の体験以来、50余年経ったのですが、この間、職業を超えて自分の生きる世界のことを考え続けてきました。そして、現在の社会や世界人類の様相、地球上の有様を踏まえ、「聖なる平和の象徴旗」を掲げるようになったのですが、現状、各国は国家の利益を優先し、そのために戦争をいとわないのです。
我々人類は万物の霊長として、責任を持ち、自然界の摂理の異変に、世界人類の意識のベクトル(力の方向)を一つにしなくてはならないのです。
世界の大半である193カ国は国際連合に参加し、自らの国旗よりもより高いところにより大きく、「平和の象徴旗」を掲げる約束になっています。しかし、それがおざなりにされている現実を私は直視し、民間人ではありますが、この旗に在る尊厳を意識し、畏敬の念を持ち、すでに6年間に渡って、国連事務総長を務められている潘基文先生を尊敬申し上げ、潘家のご先祖のお墓参りに何回も行かせて頂いています。平和の担い手である潘基文先生のご健康と努力の成果がより発揮されるようにと、ご母堂様やご家族、李議員ご一家と共に時を過ごさせて頂いております。
私は、潘基文事務総長の在任中に、日本国総理大臣に働きかけ、世界の政治家としてノーベル平和賞の受賞へと働きかけさせて頂きます。
また、国連旗が「聖なる平和の象徴旗」であることを世界に知らしめるために、世界最高峰である、ネパール・チベット自治区のヒマラヤ山脈エベレストの山頂に、平和の象徴旗を掲げる約束を、今年81歳になる登山家・三浦雄一郎氏に三年前よりお願いし、ついに今年の5月23日、山頂にて平和の象徴旗(国連旗)を掲げて頂きました。世界最高齢でエベレストに登頂した三浦雄一郎氏の功績を讃え、日本国政府は、内閣総理大臣より「三浦雄一郎記念日本冒険家大賞」を創設しました。
私はこの快挙に涙し、そして平和を祈りました。世界の平和は70億の人類が熱望していることなのです。
ここで、ぜひ潘基文先生に申し上げたいのです。国連旗は世界最高峰に位置することでさらに輝きが増したのです。その快挙を成し遂げた三浦雄一郎氏を、ノーベル平和賞に推薦していただきたいのです。三浦氏のノーベル平和賞への推薦は、ネパールの大統領から、内諾をいただいております。世界的冒険家・三浦雄一郎氏の行為行動は、天命・使命の遂であったと、ぜひ、讃えていただき、受賞への道を拓いていただきたいのです。世界平和への新たな一歩として。

2013年5月23日、世界最高峰エベレストの頂上に「平和の象徴旗」が翻りました。思い起こせば、3年前、北海道で行った春季全国大会がその最初のきっかけでした。北海道統括本部の当時会長であった中山健一氏、大会実行委員長であった鈴木智之氏、初代会長である附田安範氏、現会長の齋藤茂樹氏、そして北海道の執行部の皆さんが中心となり、「SPCの太陽は北から昇る」と吠えて、誘致した大会です。
その特別講演に三浦雄一郎氏をお招きし、映像で、敢えて困難へと挑戦する姿を見せていただきながら、苦難の中で構築する人間形成の実践について語っていただきました。私は、三浦氏が80歳で挑戦するという3度目のエベレスト登頂時、「平和の象徴旗」を山頂に掲げて欲しいとお願いをしました。「多くの危険の中で達成できない場合もあることなので、遺書を書いておいてほしい」という通常では言いにくいことまで言いました。そのような言葉にも、三浦氏は動ずることなく「大丈夫。そのときは私の息子が持って登頂します」と言ってくれました。
三浦氏の周囲からは難色を示された「平和の象徴旗」の掲揚でしたが、大小2枚お預けした旗のうち、大きい方はベースキャンプに掲げていただき、小さい方は頂上で、父である雄一郎氏、息子である豪太氏が、大事に懐に抱いて登頂したものを風に飛ばされないよう二人で広げて、写真に収めてくださいました。ベースキャンプに掲げられていた大きな「平和の象徴旗」は、連日、エベレストの過酷な大自然の中で勇躍したため、布に傷みが出ていましたが、それも栄誉の傷と言えるでしょう。
この偉大なる行動の意義をしっかりとした形で社会に示したいと考え、私は下村博文文部科学大臣にしかるべき判断をお願いしました。後日、安倍晋三内閣総理大臣より、大自然の中で人間の可能性にチャレンジした冒険家を表彰する「三浦雄一郎記念日本冒険家大賞」の創設が発表されました。これは、アフリカの保健、福祉に貢献した医学・医療関係者を顕彰する「野口英世アフリカ賞」以来、政府が個人の名を冠にした賞を創設するのは三浦氏で二人目となるものです。縁を結ぶことのできた我々SPC組織の天命・使命・役割の在り方に改めて驚嘆しました。
私は、この天命をいだいた「平和の象徴旗」に、三浦氏より、この旗がエベレスト山頂に翻ったことをサインしていただいて、国連事務総長潘基文氏宛に持参し、世界平和を訴えます。

「アセンションラインを昇る」
 アセンションラインとは、一人の人物が「意識の扉」「生命の扉」を開錠していく道筋のことを言います。人生の中の大きな出来事がきっかけとなって一度で開錠するようなこともありますが、多くの場合は、自分と真摯に向き合いながら日常を歩む中で意識の脱皮と昇華を繰り返しながら覚醒状態に向かうものだと考えられます。既に、充実と歓喜の日々の中にいる先達の到達者は我々の組織に4名いると認識していますが、今、自他共にハッキリと覚醒者であると認められるのは、河田百合子さんです。
 医師からは既に見放された状態だと聞いていますが、彼女は「生死一如」、いつ天からのお迎えが来てもいいという決意を持って全国を巡り、周囲に元氣と勇氣を与え続ける喜びの中で日々を送っています。マクロ的概念を持ちながらミクロ的な実践をし、絶妙な感性で心理的分析もしながら、その肉体には脳内麻薬とも呼ばれる神経伝達物質「βエンドルフィン」が安定して大量に流れているのでしょう。まさに、河田さんは今、覚醒状態にあるのです。
 人生の目的は、アセンションラインを昇ることにあります。
 アインシュタインが提唱した特殊相対性理論は、物質の質量とエネルギーが等価であることを表わしています。「E=mc2(Eはエネルギー、mは質量、cは光速)」。この公式から、1グラムの物体は約2万トンの0度の水を沸騰させるエネルギーを持っているということが導き出せます。これを、哲理・哲学で転用し、覚醒者が各人への導入し、それを学ぶ者が能動的に日常生活を送る中で意識構築のために活用できれば、SPC哲学の要諦である「ザ・マスターキー『Ⅲ』」を根拠として、世界70億余の人々に対峙できる、確信ある生活者が生まれ、育まれるに違いありません。
 人は互いに影響し合いながら魂を磨き合うことで、意識を成長させていけるのです。そしてそれは、何か特別なことの中ではなく、日常の中にこそ、アセンションラインは用意されているのです。
国際連合事務総長 潘 基文 様
                         日本国 横山義幸 拝

 潘基文先生の御活躍は、常日頃より、テレビのニュースやインターネットで拝見しております。
 私は、潘先生の御母堂様や妹さんご夫妻、そして李彦九議員、そのご子息とも親密な氣持ちで交流させていただいております。先日も、李議員のご令嬢の御結婚パーティーに参加させて頂きました。
 7月11日には、延世大学にてオープンセミナーの講師を担当させて頂きました。参加して下さいました李彦九議員には、私の哲学講義を受けて頂き、そのシンプルな普遍性のある哲学内容を掴んで頂きました。ご子息は私の哲学にふれた事を喜んで下さっています。李氏のご子息は、私の弟子とも云える柳鳳烈氏とお近づきになりながら、私が潘家のお墓参りの際にも同行し、御母堂様方と和氣ある食事会にも同席し、潘先生の側近になるべく、人間形成をしながら大学院等で学んだ国際政治学を生かしたいとの固い意志をお持ちです。
 7月12日には板門店に赴きました。休戦協定のデスクにも座らせて頂き、持参した「国連旗(平和の象徴旗)」を掲げ、皆さんとベクトルを合せ、世界の平和意識の統一を祈り、涙しました。
 この「国連旗(平和の象徴旗)」に関連したことについて、潘先生へお願いがあり、このようにお手紙を書かせていただいております。
 この時に持参しました「平和の象徴旗」は、私共が、世界最高峰であるエベレストの頂上にひるがえすべき、人類の熱望する“聖なる御旗”として、日本が誇る世界的冒険家である三浦雄一郎氏に3年前よりお願いし、今年5月25日にエベレストにひるがえった「平和の象徴旗」なのです。
 三浦氏が見事に約束を守って下さったことに感激し、日ごろから親しくしている日本国政府の大臣である下村博文文部科学大臣にお願いし、安倍晋三内閣総理大臣より三浦氏に対し、ビックなプレゼントを出していただけることとなりました。「三浦雄一郎記念日本冒険家大賞」と名付けられた賞の制定です。これは、日本では医学者野口英世氏以来、二人目の個人名の入った「賞」です。この賞はこれからも永久に、国民に与えられる事になりました。
 エベレストにひるがえったその「国連旗(平和の象徴旗)」には、三浦氏に、潘基文国連事務総長宛として、サインをして頂きました。そしてこの旗は、私、横山が日本各地をめぐり、また、台湾台北にも、そして韓国延世大学にも携え、38度線の板門店でも広げ、世界平和にかける私の熱い想いを表現いたしました。
 潘基文先生の国連にかける想い、世界平和実現にかける想い、その想いを受け平和の象徴旗をエベレストの山頂にひるがえさせた80歳の三浦氏の青年の様な情熱がこの旗にはこめられています。8月15日前後に潘先生が帰韓した折、この「聖なる旗」へ潘先生にサインをして頂き、前回訪問させて頂いた時の様にぜひご一緒に、写真に収めさせて下さいませ。
 そしてさらに、大きなお願いがございます。
 潘基文先生のお計らいで、三浦雄一郎氏に国連本部にて映像を中心に、その勇氣ある人生の挑戦の様子を、語らせていただきたいのです。国境を越えエベレストの頂上にひるがえった「平和の象徴旗である国連旗物語」が、世界70億余の人々の、平和へのベクトル統一を約束するものであると信じ、お願いをいたします。
 どうぞ宜しくお願い申し上げます。