Le-Chat麻雀エンタメ

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相変わらず「東京全力少女」の視聴率が低いみたいです。
世間じゃ“武井咲は低視聴率女王”みたいなことも言われてるようで。

確かに彼女が3クール連続で主演を張るレベルの演技をする女優だとは思えませんが、
今回の「東京全力少女」に限って言えば、主役としてバッチリな演技を見せてます。間違いない。
そしてドラマ自体も世間で言われるほど、また、低い視聴率が示すほど酷いドラマではありません。むしろ逆で、直近の連ドラの中ではいい作品だと思います。今のところ。

「東京全力少女」が良いのは、もちろん、
武井咲にこういう役を充てたプロデューサー・脚本家、
観ていて非常に小気味良いテンポの演出・編集、
さらに渡部篤郎をはじめとする安定感のある共演者
などなど、主演以外の方々の力が非常に大きいところがあると思うんですが、
やっぱり主演の武井咲は今作では「嫌味なくウザい、憎めないキャラ」を非常に上手く演じています。
この役は同じオスカーの剛力彩芽でも、忽那汐里でも無理でしょう。クセが強くなりすぎて非常にストレスフルなドラマになってしまうはず。

内容にしたってとてもわかりやすく、ハッキリ言ってかなりテキトーに見ててもそれなりに楽しめますし、
じっくり観てたら観てたでテンポの良い掛け合いや役者の表情、小道具のこだわりなど楽しめるところは多々あります。かなり裾野の広い作品。

正直、このレベルのドラマを作ったのにこれからも満足な視聴率がとれないということになると、
問題なのはドラマ制作陣ではなく、今まで積み重ねてきたオスカーによる武井咲の売り込み方であると思わざるを得ません。
まあさんざんオスカーの猛プッシュは世間から反感を買っている節がありましたが、ここにきていよいよそのツケが回って来た感じです。
せっかく良いドラマを作ったのに、制作チームとしてはハッキリ言ってやってらんねーよって感じでしょうね。

なんだかとても残念な感じだった2012年の夏ドラマとは一転、
突然やる気満々な雰囲気の2012年秋冬ドラマ。

まず毎度毎度話題になるキムタクドラマ、「PRICELESS」。
初回視聴率が16%台という、キムタクドラマとしては異例の低さでした。
最近は変則的な構成で強敵との直接対決を避けてきた感のあるキムタクドラマですが、今回こそ1週早く放送すればもっと上手くいったんじゃないの・・・?なぜこの週に・・・・・・
まあでも内容的には前作「月の恋人」よりもターゲットが広く、安定感も伸びしろもありそうなので悲観しなくても良いと思います。
ただ、脇役やらチョイ役で使っている俳優陣に無名の方が多い(あえてそうやってるんでしょうが)のでキムタクドラマにしては豪華さがちょっと足りないっていう声もまわりからはよく聞きます。でもキムタクと中井貴一が出てればそれだけで十分な気が・・・・・

個人的には夏木マリがちょっと気になりました。あの人がああいう役で登場すると、一気に日テレ土9的なニオイがしてしまってちょっとイヤです。月九の雰囲気には合わないと思う。

「月の恋人」や「南極大陸」と比べると圧倒的にターゲットが広く、さらにコメディタッチで気軽に見られるので1話を見なかった人の途中参加もOK。となれば、ひとまず第二話に期待、ということになります。二話で持ち直せないとちょっと厳しそうですが、夏木マリや子供たちの登場率を下げ、中井貴一や香里奈サイドがメイン
の話であれば十分可能性はあるでしょう。

それにしても野球人気健在か・・・・
正直かなりビックリ。

映画「苦役列車」を観てきました。

ちなみに小説は読んでません。

主演の森山未來さんがハマってるってのは言わずもがな。
「モテキ」であんな演技されちゃったらこの映画の主演オファーが来るのも納得だし、
貫多のクソっぷりをここまで見事に演じてくれるとさすがに痛快。
高良健吾も良かった。なにが良かったのかはよくわかんないんだけど、とにかく良かった。


で、意外だったのが、3人めのメインキャストである前田敦子が意外と良かったということ。
別に演技が上手かったとかそういうことじゃなくて、
セリフに魂が宿らない微妙な声とか心が通ってない感じのする演技、どう贔屓目にみても美人とはいえないルックス等々、
前田敦子がもつあらゆるB級感がこの映画のヒロイン、というか「貫多が惚れてしまう女」としてドンピシャにハマってます。

前田敦子が苦役列車に出るって聞いたときはまたゴリ押しかよと思ったもんですが、意外と上手くいってて嬉しい誤算でした。


・・・・と言っておいてアレなんですが、この映画のテーマっていうか流れ?っていうかそういうモロモロから考えて、
前田敦子の役って必要なの?っていうのを強く感じました。
あいつが出てるせいで、ハッキリ言ってなにが言いたい映画だったのかぼやけた感がすごくある。


まあでもアレですよ。
森山未來演じる貫多のクズぶりをボーっと見てるのはなかなか悪くない。
「海猿」なんか見ちゃうといちいち感動しなきゃいけないから疲れるし、
「ヘルタースケルター」も目がチカチカしそうだなー、なんて一瞬でも思った人は一人でぷらっと平日の昼間なんかに「苦役列車」を見るのがおすすめです。

なんやかんやでみんな気になる「ヘルタースケルター」。
一応観てきました。
平日、仕事前に見に行ったのになぜか超満員。
しかしそのうちの何人かがのちにいなくなってしまうとはこの時知る由もなかった・・・・


上映開始20分くらいでバストトップを晒し、窪塚洋介と濃厚な濡れ場を見せた沢尻エリカ。
正直ここまでがっつりやるとは知らなかったのでちょっとびっくりしました。
あと驚いたのが、このあたりのシーンで観客のうち4人くらいが出ていってしまったこと。
ここまでやるとは思っていなかったんでしょう。もったいねーな、金。

ストーリーとしては一昔古い感じ。別に面白くも目新しくもない。というか、原作者はもっとなんか伝えたいことがありそうな気がしないでもない。原作読んでないからわかんないけど。

演出とか映像面は、よくも悪くも「あー、蜷川実花だな」という。賛否両論あって仕方ないと思います。
が、沢尻エリカがバラエティ番組の撮影中に錯乱して半狂乱になってしまうシーンはどう考えても残念な演出と言わざるをえない。
冗長だし何の狂気も感じられないし、とにかくなぜあんな演出になってしまったのか、ここで一気に陳腐さを感じさせられました。

ちなみにBGMは五月蝿い。とにかくウルサイ。
映画好き、とくに邦画好きの人は耐えられないレベルかも。


キャスティングは素晴らしい。
桃井かおりや綾野剛、寺島しのぶ、窪塚洋介などの脇役が素晴らしいのはまあ観るまでもなく分かると思うんですが、
やっぱり主演に沢尻エリカをキャスティングしたのも正解だと思います(寺島しのぶの役はもっと若い女優でもよかった気がするけど。)。
ハッキリ言ってこんな映画、まず「沢尻エリカが主演します」ってのがありきで成り立つもんです。
役柄とは別の、「女優 沢尻エリカ」としてスキャンダラスな芸風?があってこそ。

ちなみに、かなり多くの人が期待しているであろう大森南朋はきわめて微妙です。
大森南朋さんが悪いんじゃなくて、多分だれがやってもあんな感じになってしまうんだろうな、っていう感じ。
セリフやら演出やらがどうにも寒い。キャラとして実写だとキツイ。



そういえば1つだけ印象に残っているシーンがあって、沢尻エリカ演じるりりこが「もうこんなの耐えられない・辞めたい」みたいな気持ちを泣きながら吐露するシーン。
普通の映画だと、ああいうシーンは時間設定を夜にすることが多い。
例えば主人公が今までずっと仕事がんばってきたけど、いよいよ気持ちの糸が切れて「もう仕事辞めたい・・・」と泣くシーンがあったとしたら、まあ時間設定は夜とか雨とかですよ。
対して「ヘルタースケルター」における例のシーンは、もうね、真昼間。むしろ朝かもしんない。どっかのビルの屋上で泣く。
でもこの“外で”“太陽が登ってて”っていうのが妙に引っかかるわけ。普通の映画なら何の違和感もないシーンが、この映画だと違和感ありまくり。
その違和感の原因は、それまでほとんどのシーンで、普段の演じているりりこの世界や心情、アングラだったりスタジオのなかに閉じ込められていたり色々と繕っていたり、っていうのをずっと描き続けてきたからであって、
正常な人たちとは生活も心もあらゆるめんで捻れてしまっているってことをうまく表している。
実際、映画全体でほとんどのシーンが夜か雨かどっかの建物の中。
そんな中でこのシーンは非常に効果的だったと思う。


まあ基本的には蜷川実花の極彩色な画を楽しみつつ「沢尻エリカが脱いだ!」ことに驚いてギャーギャー言うための映画だと思います。
あと、「やっぱり沢尻エリカはかわいい」だの「いや、あんな生意気なクセに演技はクソだったじゃないか」だのグダグダと文句を言うのがいいです。
話のネタとしては観ておいて損はないと思うので、金と時間にやや余裕がある人は「海猿」より先にこっちを見ておくべきです。

映画観に行くとしきりに宣伝してる「幸せへのキセキ」。

内容自体はそこそこ面白そうなんだけど、題名がなんかマジメっていうか堅苦しくて、
暑苦しい映画なんじゃないかっていう印象があってまだ観に行っていません。

でも昨日、なんかのテレビでこの映画の原題についてやってました。

その原題は「We bought a Zoo」。
「動物園買っちゃった☆」というなんともストレートなタイトル。

このタイトルでマッド・デイモンが出てる。
これだけでもう観てみたくなるじゃないですか。

妻の死や動物と子供たちの絡みなど、「幸せへのキセキ」という題名からはなんだか湿ったグズグズした感じがイメージされるあらすじですが、
同じあらすじでも、タイトルが「We bought a Zoo」になっただけで妙な前向き感とかカラッとした雰囲気がイメージされます。

この原題がどーいう経緯で「幸せへのキセキ」なんていう糞つまらない邦題に変わってしまったのでしょうか。
絶対原題ママのほうが良かったと思うんですけど。

とりあえず原題を知ってしまった以上、近いうちに観に行ってみようと思います。