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ふぇりっくす日記

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2014~ ゲームブログのはずが迷走中

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気になっていたので生放送でコメントしながら見ていました。


大阪側の思っている通り、松野氏達の現執行部を否定し、借金返済を決め、解党の手続きを。

それはそれで良いと思います。




気になったのは、解党手続きをとる馬場新代表や片山虎之助氏などの表情。

緩み切って、ニヤニヤしてました。


また、解党手続きの投票の際も、議場に笑いが起こる始末。




大阪維新のみなさーん。

選挙で投票してくれた人の期待を裏切る解党ですよー。

そこを分かってますかー?


と言いたくなる光景。






メディア、(特に映像メディア)の報道の仕方次第ですかね。



私は手続きの瑕疵などよりも、民意を掴めるか否かを重視しています。


なので、あの楽しそうに解党してる光景を切り取られて報道されると、大阪への批判が強まる可能性もあると思います。





解党そのものは支持しますが、大阪のW選挙前に、好ましくない材料を作ってしまったのかもしれません。

23日の朝日新聞の社説が、クソ面白い。w



(社説)維新の混乱 有権者への背信だ

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12029782.html?rm=150


 不毛な争いをいつまで続けるつもりなのか。

 維新の党の分裂劇が泥沼化している。松野頼久代表が率いる党執行部は今月、橋下徹大阪市長らの新党に合流するとみられる国会・地方議員ら計165人を除籍した。これに大阪側は「処分は無効」とし、24日に大阪で開く「臨時党大会」で「解党」を決める方向だ。

 日本維新の会と結いの党が合併し、維新の党が誕生したのは昨年9月だった。12月の衆院選比例区では、自民、民主に次ぐ838万票を獲得した。


 有権者の多くは、野党第2党の維新が第三極として与野党間で役割を果たすことを期待したはずだ。ぶざまに自壊していく展開を誰が望んだだろう。信頼を裏切った罪は極めて重い。


 このまま法廷闘争に発展するようなことになれば、国民の政治不信はますます強まろう。

 改革勢力を称した維新の看板はもはや地に落ちた。双方の合意のうえで党を解散し、それぞれ別の党として出直す。それが無用な内紛を終結させる最短の道ではないか。


 混乱の始まりは、野党再編をめぐる考え方で松野氏らと対立し、8月に離党した橋下氏による新党結成宣言だった。


 大阪系議員らは、党を二つに分ける「分党」を執行部に要求した。年内に国が党に払う計約13億円の政党交付金も分配されるからだ。だが交渉は決裂した。大量処分を受けた大阪系は「執行部の任期は切れている」と猛反発し、対立は激化した。

 今は党員でもない橋下氏がツイッターなどを通じて執行部攻撃を事実上指揮し、火に油を注いだ。一方的に解党宣言をした橋下氏は「党をつくった者としての責任」を強調するが、公党を自分の個人商店とでも考えているようにしか見えない。


 「解党し、政党交付金は国民にお返しする」。そう橋下氏は主張する。ただ、大阪の党本部にある党名義の通帳や印鑑をかたくなにガードしているのは橋下氏に近い議員たちだ。「金は要らないとずっと言ってきた」という橋下氏の言葉を額面通り受け取ることは難しい。


 そもそもいったい誰の金と思っているのか。政党交付金は政治活動のために国民が負担しているお金だ。仲間内で非難、中傷合戦に明け暮れている維新に対しても、公金が支出されると思うとやりきれなくなる。


 党を束ねきれなかった松野氏らの責任もむろん大きい。

 

双方とも事態を収拾できなければ、また新党をつくっても有権者の信頼は取り戻せまい。



引用終了




朝日も解党には賛成なのに、同じ意見の橋下氏に対しては嫌味を吐き続けるという…。


美味しんぼの海原雄山かよ。(*´Д`)



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それより、ブロゴスで維新関連の記事を見てたらですね。

どうも都構想関連の借金は広告費等が5億くらいで、さらに手伝いさんに1憶5千万ほど。


合計6億5千万の借金なのだとか。 (:.o゚з゚o:.).:∵ぶっ


10月分の政党交付金が6億6千万。



ほんとに、ちょこっとしか残らねぇ。(´Д⊂ヽ



12月まで党を残せば、さらに6億6千万入ってくる様子。

なので松野執行部は折れないのですね。



いやまぁ、「身を切る改革」 だったら切れよと思うんですけど…。

いろいろと大変っすな。w

維新の分裂騒動。
橋下氏が 「維新を解党して、余った政党交付金を国庫に返納」 と主張。















これで勝負ありでしょう。


大雑把に見れば、
筋論では松野執行部側が正しく、しかし一方では、維新の党規約など手続き論で橋下氏と大阪維新が押し返していた状況。

泥仕合。
外部からは政党交付金の奪い合いと目されてもいました。
(というか通帳の取り合いをしたり、事実奪い合いだった)

双方に言い分がある「潰し合い」であったため、傍から見ての「大義」 (税金の国庫返納)を先に主張した橋下氏が勝つと思われます。



橋下氏の解党論を「支離滅裂だ」「部外者なのに」と突っぱねる現執行部の言い分には、もっともな部分はあります。
今のまま、大阪の要求を排して強硬策で行けるかもしれません。

しかし、外から見ての「大義」は橋下氏にあり、彼から 「税金を国庫に返納することをしぶる守銭奴」 と烙印を押されれば、現維新は、改革勢力としてのブランドに致命的な傷を負います。

長い目で見れば、現維新はやっていけません。
ですので解党要求に応じてイーブンの手打ちにするしか、ダメージを最小にする手は無いでしょう。






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今日のブロゴス記事ランキング、1~6位で4つ維新の記事が…。








これ以前のブロゴス記事で、私も議論に参加してました。


「潰し合いをするよりも、解党してイーブンで済ませ、税金を国庫に返納すべき」
と、松田公太議員の意見を参考に、ちょこちょこコメントに入れてます。





松田公太さんの記事。


http://blogos.com/article/139766/





早川忠孝さんの記事。


http://blogos.com/article/139796/forum/



橋下氏のツイート記事。


http://blogos.com/article/139785/forum/





実際その流れになったのは、なんとなく嬉しいですね。





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まぁ 普通に見て、橋下氏が党員の一人一票を提案しながら代表選の前にさっさと離党した後、騙し打ちの様に新党構想を吐き出し、古巣をぶっ壊しにかかってるあたり、支離滅裂で滅茶苦茶なんですけど…。(汗)

橋下氏が主張する維新党内規約の手続き論も、維新に残留してる米山隆一さんの反論と合わせて見れば、それなりに相対化されるものでした。

橋下氏は荒ぶるツイートで、エースやクイーンのカードを揃えて…しかし、ストレートにもフラッシュにも、ワンペアにもなってない状況。

そこにいきなり 「解党して税金を国庫に返納」 とぶち上げ、隠し持っていたジョーカー3枚で4カードを揃えた的な、もともと支離滅裂だったのに、さらに出鱈目な展開になっています。





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この橋下氏の 「解党」 論。
今日の朝刊各紙での扱いは、さほど大きくありません。

どちかというと、与党に近い大阪維新を応援しそうな産経・読売から見ると…。

読売新聞は巨人の原監督の引退が一面トップ。中の記事もひたすら原監督、原監督。原監督。
もちろん維新のことも記事にしてますが、読み手は原監督のことで心が一杯でしょう。

産経は、産経新聞ソウル支局長拘束の件。
韓国での裁判で懲役1年6カ月などと意味不明な求刑が出され、怒り狂って1面、2面、3面と韓国を糾弾し続けています。
もちろん維新のことも記事にしてますが、読み手は韓国のことで心が一杯でしょう。


それでも、この2紙は橋下発言について、それなりの大きさで扱ってました。


朝日、毎日、日経は、普通に触れる程度。
あんまり大きくは無いけど、目には入る記事。
淡々と双方の主張を報道。
今回は橋下氏がハッキリ方針を示したため、各紙おかしな偏向は無い。



(橋下氏が分党と分派の間で揺れてる時は、毎日や日経で都合の良い切り貼りがあり、両紙で逆の報道がされてましたが…。)


東京新聞は分かり難いところに、ちょこと掲載。

そして我らが神奈川新聞は、記事にすらしてない模様。
(2度見直したが、無かったはず)
騒動について今までは報道してたのに、
橋下氏がええ格好アピールできる時にはサラッと流してますね。
さすが神奈川新聞。わかってらっしゃる。




しかし、今日の朝刊記事よりも、これからが重要。
大阪側が24日の臨時党大会で大騒ぎすれば、そこで主張した大義は、それなりの報道となって伝わると思います。(たぶん)

突然の天災でも無ければ、
新聞各紙で、それなりに大きく扱われるはずです。



ですので、世論に訴える 「大義」 で大阪側が押し通せるのでないかなと予測しておきます。




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さて。
橋下氏は税金を国庫に返納としてますが、
米山隆一氏のブログを読むと、わりと返納になってなかったりします。(汗)




http://www.election.ne.jp/10840/98540.html



大阪都構想の借金5億の返済は、きちんと済ませる。
とりあえず入る交付金は6憶。
なので差し引きすれば、大して国庫に返済することにならんじゃないか…というお話。


「カネの問題じゃねぇんだ!」 と言いつつ、やはり金でしたか…というオチ。


あいや、もちろん都構想は維新全体で取り組んだことで、その借金返済に正当性はあると思います。
党として一丁目、一番地の政策でしたから。

しかし橋下氏にすれば、この借金問題は江田派に頭が上がらない材料だったはずで、その帳消しはさっさと済ませたいところでしょう。

フリーダムになれば、引退撤回も含め与党との連携も好きにできるだろうし、わりと計算づくなのかもしれません。

ちょっと憶測気味ですが、あまり外れてない様な気がします。




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別の視点。

今回の騒動は、急進的な改革を進める大阪系が純化路線で差異性を強調しつつ、現執行部にやたら難癖をつけて吹っ掛けた権力闘争でもあります。

現執行部に対して、橋下氏の主張どおり悪者の様に言う人を散見しますが、たぶん、そんなに悪くない。

関東維新が 「偽物」 というほどではなく、改革の急進性に差があるという理解で、宜しいと思います。

柿沢氏あたりが唱える野党連合も、海外では普通に政党ブロック(党を残したままの野党連合)はやってること。

自公連立があるのに、野党だけハンデ戦やって負けてたわけで、野合との批判は気にせずに、普通にやれば良い事です。
(海外の事例を参照したり、早々に分裂しない様に、きちんと練る必要あるだろうが)


共産党が動いて、わりと現実的な連合が出来そうで、個人的には注目しています。

その流れで見ると、
維新が解党して、旧結いを中心にリベラル改革勢力が出来れば、野党連合の一角としてひとつの存在意義は堅持できるでしょう。

だから、現執行部が橋下氏の策に乗って解党し、より良いイメージで出直すことは決して損にならないはず。

右派からの「野合」との批判に対して、野党やリベラルメディアが政党ブロックをきちんと示して、それなりに世論の支持を得れば、日本の政治も面白くなってくると思います。










維新の党の江田けんじ氏。
議員辞職を明言しています。








動画、39分30秒から。










まぁー 今でも同じ気持ちなのかは不明ですけどね。(´∀` )




今までは江田氏があまり表に出ず、執行部と大阪がやりあってました。
なので、ラジオ番組で話していたように 「橋下氏と喧嘩別れしたら議員辞職する」 に当たるのか微妙だった。

しかし14日にまとまりかけた分党協議をぶっ壊したのは、江田氏一派の模様。
ご自身の過去の言葉に従い、引退されるのが筋かと思います。










「これは戦争だ!」
橋下市長に対抗心燃やす江田憲司氏 分裂、泥沼化


http://www.sankei.com/politics/news/151015/plt1510150051-n1.html




産経の煽り調の見出しが。(*´Д`)

昨日までの段階で、読売や神奈川新聞なども江田氏の動きを報じています。
個人的に、維新の騒動は大阪系が吹っ掛け過ぎだと認識していますが…。

14日の江田氏の動きは、暴走の感が否めませんな。(汗)





おそらく、橋下さんがツイッターで吠えすぎて、ビビらせてしまった副作用かと思います。

円満に解決を図った松野さんも、一方では「やらないとやられる」とも漏らす状況。
大量除籍なんて穏やかでないことをやってのけたり、それを独裁、恐怖政治と批判もされますが…。



少なくとも関東側の認識では、すでに潰し合い・戦争状態。
体裁に構ってられるか…てところでしょうか?




その一方で双方が言う様に、党大会や代表選が本来の筋であるし、民主的。
しかし、ここまで敵対関係になった後にそれをやっても、
結果としては敗者への粛清にしかならないよな…。(*´Д`)



先に筋論を出さず、
いろいろと、順番を間違った結果だと思います。




筋論としては 「最初から代表選、もしくは党大会をやっておけばよかった」 に尽きます。
それはもう無理な状況ですので、現実可能な落とし処は松田公太氏が提言するように解党しかない様に思います。



(橋下氏の記者会見を見ると、解党もひとつの決着点と見てる様子だが)





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江田さんについて、もう少し。


上記のラジオを聞き直すと、
どう考えても荻上チキさんの言葉に対して、うっかりオウム返ししてる。

上手くかわしとけばいいのに、チキ氏の誘導にあっさり引っかかってますねぇ。






ご愁傷様です。w







もちろん江田さんのことだから、都合よく忘れたり誤魔化したりするのだと思いますが…。



昨日の神奈川新聞。





『大阪系議員は次期衆院選で「熊本1区、神奈川8区は仕掛ける」と話し、松野、江田両氏の選挙区への対抗馬擁立も予告する。』





これは是非実現してい欲しい。
神奈川8区に橋下さん自ら乗り込んで来れば、最高に面白い展開。


「どっちも辞めるって言ってたのに辞めてねーじゃねーかw」
などと、盛大にツッコミを入れられながら、泥仕合を演じていただきたい。

維新の分裂騒動。
ついに松野代表による大量除除籍処分に至りました。




維新、162人を除籍決定
新党合流見込みの地方議員ら


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000040-asahi-pol



こういう形は好ましくないと一般論を並べることも出来ますが、
すでに橋下氏が戦争を吹っ掛けている状態なので、名も資金も渡さず追い出すのもひとつの道。

除籍そのものの是非はともかく
全体的に見ると大阪維新が悪い。





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どうも、いろんな声を見てると幾つか切り分けて考えたほうが良い。


たとえば橋下人気、選挙の強さ、創業者であること。
これ、騒動の筋論とはあまり関係ありません。

橋下さんの影響力は間違いなく大きいのだけど、それと今回、大阪側が筋を通してるかは別。

また、おおさか維新の政策、これを支持するか否かも別。
組む相手(民主)が云々も、別。

否、ほんとは、政策もしくは路線については対立軸になって、それを論争することは筋です。

しかしその過程をぶっ壊して喧嘩を始めたのが大阪側ですので、それに対処する、という話にならざるを得ないということ。
(後述の松野代表の記者会見映像を参照、あちらに筋があります)

個人的に改革勢力としては大阪維新系の路線を支持したいところなのですが、(私はイデオロギー的には大阪と関東の中間くらいの立ち位置、改革勢力としては大阪をより評価)、しかし、それと筋論は違うため、切り分けて考えています。





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関東維新悪者説。
これについては事の発端になった柿沢氏の行動への見方で全然変わります。
まるで旧結いの党が仕組んだ陰謀の様に流布する人も居ますので、そこは整理しておきます。

(残念なことに、元みんなの落選議員や、現職の議員が事実性の無い煽りをしていました)




当時幹事長だった柿沢氏が、小林節教授(維新の安保法案にお墨付きをくれた憲法学者)の要請に応じて選挙応援に行ったこと。

それに対する大阪維新の反発。
大阪側の主張も一理あり、意見が衝突するのは普通の事だと思います。


しかし幹事長を降ろしたり、党を割るほどの話ではない。
かつて渡辺善美さんの政策秘書をされていた室伏謙一さんのブログを参照します。





http://blogos.com/article/132346/




一部引用





 私が政策担当秘書時代、みんなの党では公認も推薦も出さず、党としての対応も決めていない首長選挙に、渡辺代表(当時)が応援演説に行くということはよくあった。党としてではなく個人として応援に行く、そういう建前での話で、特段問題にされることはなかったと記憶している。

 そうした事例から考えると、柿沢幹事長の行動は、幹事長辞任はおろか党を分裂させるまでの大問題であったとは到底考えられない。

 加えて、柿沢幹事長への口頭注意という処分が軽すぎであり、辞任すべきだとの声が、党として処分を決定後、外野から上がっている。(中には単なる誹謗中傷をtwitterでつぶやく議員もいるようである。)松井府知事の発言にしてもそうである。(ちなみに顧問は役員会のメンバーではない。)もし、党としての決定に異議があるのであれば、外野で騒ぎ立てるのではなく、党規約に基づき正式に申し立てるというのが筋であろう。そうした点から考えると、<問題だ問題だと騒ぎ立て、問題だから分党だとするのは、党の決定に従わないばかりか、党規約に定められた手続を無視し、党の名誉や信頼を毀損する、「反党行為」と断ぜられてしかるべきなのではないだろうか。

 松野代表、柿沢幹事長は何も間違っていなのであるならば、そして「反党行為」と断ずることができるのであれば、外野で騒ぎ立てている党所属議員達にはしかるべき処分、例えば除名といった厳しい処分、をもって臨むことを検討してもいいのではないか。(かつて「反党行為」を振りかざして、党所属議員を追い込んでいった党代表がいたが、それと今回の話とは事情が全く異なる。)

 さて、今回の分裂騒動、大阪方では橋下市長が目立っているが、反発の意思を声を大にして上げ始めたのは、松井知事である。党規約に基づいた異議申し立てもせずに、ほとんど因縁をつけるかのように外野というより場外で騒ぎ始めたのは、何かタイミングを狙っていたのではないかと思われてならない。


引用終了



私も室伏さんと同じ見方です。

とはいえ橋下氏も当初は穏便で、柿沢氏が辞めることは無い、討論で決着をつけよう、等の仲裁をしていました。

その後、態度を一変させ「偽物だ」と相手を非難して喧嘩を始めるわけですが・・・。





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少し脱線しますが、公開討論は党の恥を晒すようでみっともない・・・との見方もありますし、私も当初はそのように考えていましたが、今は異なります。

たとえば、みんなの党の分裂や解党、そして今でも時折ネット上で散見される「元みんな」の、「あの時ああ言ったこう言った、書類が証拠に残っている、山分け銭ゲバだ、そうじゃない録音がある」等の地方議員も国会議員も入り乱れてのバトルが散見されます。

また、次世代から離党した松沢氏と平沼氏。
松沢氏が離党理由を説明したことに対し、平沼氏は自民に復党する件も含め有権者に説明なし。
どちらが有権者に対して誠実なのか明白です。

これらを鑑みれば、離党、分党、解党などの経緯は、今後の投票行動の参考として、政党がきちんと有権者に示したほうが良いと考えます。

橋下流の巌流島的な公開討論が良いかは疑問ですが、党の議事録の様な、何らかの見解(意見対立のままでも良い)を示すことは、世間がどう評価し誰に投票するか、その指標になると思われます。

個人や少数が抜けた時は、その人たちが注目されるので経緯や意見の対立が分かり易い。

しかし派閥で割れてる時は、誰が何を言ったのか、意識して残し、外に示したほうが良いと思います。当事者があとからポロポロこぼすのではなく、その時に一括して。






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脱線から戻ります。

「本物」「偽物」論争や、お金の話。
これについても、室伏謙一さんのブログを参照。



http://blogos.com/article/137319/



引用すると全文になるので、ここに添付するのは割愛。
端的に筋論で言えば、大阪系のイチャモンでしかないという事です。



そして大量除籍後、10月15日の松野代表の記者会見。






6分10秒あたりから参照を。

私もツイッターでは、ずーーーーっと同じことを呟いていたこと。

「はじめから普通に代表選をやればよかった」

これに尽きます。



党内の政策や路線で揉めたなら、代表選(もしくは党大会)で議論して答えを出していけばよい。

しかし離党ありきで、新党構想をぶちあげ、「偽物」と批判をはじめ、相手を硬化させハードルを上げてから党名や資金の交渉、交渉が決裂したら代表の権限が無いと言う。
(では、今までは権限が無い相手と交渉していたのか?)
そして今から党大会を開くと主張。
一見民主的な手段に訴えているようで、順序が出鱈目。



大阪側が、滅茶苦茶です。(*´Д`)



双方の意見を見た印象では、松野氏側の党執行部が勝つと思います。
繰り返しですが、大阪側が今の執行部の正当性を否定することは、今まで交渉してきた自分達の正当性も否定することになるからです。

難癖をつけつつ交渉して金が貰えるなら貰う、貰えないなら強奪する。
山賊のやり方と言っていいでしょう。

党執行部なりの正当な手続きが成されているとのことですので、そちらが優先されるほうが好ましいと思います。



というかですね、橋下氏たちは大阪のW選挙に専念する云々で離党したのだけど・・・。
そのために離党(分党や新党)の必要ってあったんでしょうか?


野合的な野党再編に反発するにしても、渡辺善美さんも一時言ってた「政党ブロック」などのように、海外でも採用されている「党を残したままの野党編成」もあるわけです。
(今の民主共産がやってることに近い)
普通に考えて、維新が割れる必要が無い。


いやまぁ どうしても 「馬が合わない」 だけで別れるにしてもですよ。
名前とか資金とか、大事なことは揉める前に交渉しておけ・・・と思うわけです。
騙し打ちのように難癖つけるなら、確保すべきを確保した後でしょうよ。


あまりに稚拙です。
橋下贔屓の私ですら擁護しようがありません。