映画「主戦場」と場外乱闘 | ふぇりっくす日記

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※(1)

 

 

 

話題の「主戦場」という映画を見てきました。

感想等を書いていきますが…まずは、慰安婦問題に対して自分がどんな認識だったのかを記します。

 

以前は、それなりに問題意識を持って見ていました。

けど、最近はサッパリわからない状態。

朴裕河(パクユハ)さんの『帝国の慰安婦』という本を読むあたりまで、関心を維持していましたが…。

 

2015年の日韓合意時の感想

「ま、こんなところじゃね?どうせ米国の介入がないと両国とも妥協できないわけだし。どこかで手打ちしないと」

 

その後の流れ、怒涛の日韓関係悪化

「・・・もう、わけわからん(汗)」

 

徴用工とかレーザー照射とか場外乱闘が凄まじく

「いあんふもんだい、もうにっかんかんけいはどうにもならないのではないでしょうか。わたくしにはさっぱりわかりません」

みたいな、考えたくもない問題になってしまった気がします。

 

私も忙しいんですよね。

三国志13を遊びたいし、ワールドトリガーが連載を再開したからオフィシャルデータブックを購入して熟読したり、約束のネバーランドがアニメ化されたのでコミックを読み返したり、猪瀬直樹さんを見習ってXvideosの研究をしたり…。

 

※(2)

 

いや、Xvideosはどうでもいいんですよ。「禅とマインドフルネス」のほうが大事ですよね猪瀬さん。

というか、そろそろ真面目に書かないと、社会問題に関心を持つ読者さんに怒られちゃいますよね。

 

 

映画「主戦場」は公平な映画なのか

 

めっちゃアンフェアだと思います。(おいw)

個人的には江川紹子さんの見解に近い。

 


 

注目すべきは3つ目のツイートですかね。

「それでも日本は謝罪すべきか?」 「私はイエスだけど」

この立場の人が、「作りのあまりのアンフェアさにうんざり」という批判をしているわけです。

 

これら一連の江川紹子さんツイート(上は全てではありません)に対しては賛同者だけでなく異論、批判も多くあります。

その一部ですが、想田和弘さんのツイートを紹介。

 

 

想田さん曰く

・アンフェアで何が悪いんだ。

・ジャーナリストの役割は、彼らの嘘を暴くこと。

 

次に「主戦場」を批判している山岡鉄秀さんのツイートを確認。

 

 

…えっと確か想田さんの主張は。

 

・アンフェアで何が悪いんだ。

・ジャーナリストの役割は、彼らの嘘を暴くこと。

 

山岡鉄秀さんのツイートを見てしまうと、想田さんの自爆感はけっこう凄いですね。

 

アンフェアであることの不味さは監督自ら「偏ったジャーナリスト的なものになる事はありません」と申し出て取材してることで明白です。

さらに想田さんの言う「彼らの嘘」が歴史改竄主義者を対象としていても、朝日の誤報とかもあったので、それは歴史の改竄ではなかったのかよ…とか、いろいろツッコミどころはありそうです。

 

まあ…、(汗)

 

発信力の強い方たちの感想ばかり見るよりも、もっと色んな感想がありますので参考にしましょう。

映画に関するレビュー記事。(ネタバレのあるレビューは、初期状態では伏せられており、任意で開けます)

https://filmarks.com/movies/83222

 

ぶっちゃけると、私のブログを読むよりも、ここのレビューを丁寧に見たほうが面白いと思います。

私としては別に思う所があるので、それを記しておきたいと思いますが…。

 

ここではとりあえず、

レビューから少しだけ、引用させていただきましょう。

 

 

もうひとつ。

 

 

映画を見た人の間では、わりと好評です。

確かに分かりやすく、観る人を引き込む部分はある。

私も見て損はない映画だと思います。

ただし江川紹子さんと同様、問題点も多いと感じましたので、それは後述します。

 

 

 

秦郁彦さんの未出演について

 

ここは個人的に、そんなに重要でないという結論になりますが…。

いちおう場外乱闘を少し見ておきましょう。

 

まず映画の監督であるミキ・デザキさんと、上記ツイートの山岡鉄秀さんの意見が少し食い違うので確認。

 

ミキ・デザキ氏の発言

荻上チキさんのラジオ番組 (session22の22分10秒あたり要約)

「秦氏が度々ハードルを上げてきた」

https://www.tbsradio.jp/363390

 

4月4日の試写会、記者会見時(月間Hanada6月号、山岡鉄秀さんの記事から要約)

「取材のため連絡すると奥さんに夜電話くれと言われ、アメリカ人の慣習で夜電話に気が引け、翌朝かけたら怒られて取材取り消し」

 

もう、この二つだけで何か少し違う話になってますね。

両方ともデザキさんの発言なんですけど…。

 

未出演の経緯について、もう少し確認しましょう。

以下の動画6分40秒くらいから、山岡鉄秀さんが説明しています。

 

※(3)

 

山岡鉄秀さんによると

「秦さんは断ったという認識ではない」

ということになるそうです。

 

よく分かりませんが、アンフェアな作りになった経緯において、ミキ・デザキ監督はケチを付けられても仕方ないのかもしれません。

 

さて、私が「秦氏の未出演は、それほど重要ではない」と思った理由ですが。

 

秦郁彦さんと吉見義明さん、この二人は既に2013年にsession22というラジオで直接議論しているんですよね。

(吉見義明さんは映画「主戦場」で、かなり長い時間語っている学者。反対陣営の学者が出ないためアンフェアとの批評されている)

 

他の方のブログに書き起こしがあるので、確認できます。

http://radio-critique.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/session-22tbs20.html

 

また、このブログの書き手の解説を見ると、吉見さんサイドに好意的であることが分かります。

ですから、念のためにネットで見つけた静止動画(ラジオの音声)もリンクを貼っておきます。

こっちの視聴者はコメントが右寄りです。これでバランス取れる(?)かな。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm24444064

 

うーん、ニコニコ動画のブログへの埋め込みが分からない。(汗)

 

まあ、これを見て私は

「秦さんが出演しても、吉見さんを切り崩すほどの切れ味はない」

という印象を持ちました。

秦さんの論法が2013年と同じなら、映画でも同じように苦しい展開になる。

 

だから映画の作りがアンフェアであることは指摘できても、それは場外乱闘で「アンフェア!取材の時の話と違う騙し!」等の批判でデザキ監督に一本取ったということで、慰安婦問題における議論では右派の問題点は残り続けるでしょう。

 

6年ほど前のsession22の秦氏と吉見氏の議論からも相当にやられてるという印象があります。

映画「主戦場」においても右派のロジックは随分と批判されていますが、秦さんが出てひっくり返せるとは考え難い。

 

 

論点と流れ

 

映画では、

・20万人という数字はどうか

・軍の強制はあったのか

・性奴隷という表現

について、議論を深めようと試みています。

そして20万については根拠が明確でないとしつつ、強制と性奴隷の概念で右派をボコボコに批判していきます。

 

右派論客の矛盾や人権意識の欠如など、これでもかと指摘していく流れです。

さらに現代的な人権意識だけでなく、当時の国際法に照らしてもダメであったとメッタ斬りにしていきます。

これはこれで意義があることなので、観る価値がある映画だと思います。

 

後半になるほど左派の学者が語る時間が長くなって、フェアなディベートでは無いことはハッキリします。

それから慰安婦問題での重要時を幾つも飛ばし、日本会議系の陰謀論チックな流れになります。

 

まあ、ケント・ギルバードさんや櫻井よしこさんなど名だたる(?)右派論客が出てくるので、それだけで面白いかな。

杉田水脈さんの自爆とか、相変わらず凄まじいものがありますし。

 

とはいえ、個人的にはもっと別のことに関心があります。

「主戦場」や、それを支持する左派にも、やはり問題はあると思うのです。

 

 

慰安婦問題に対する「ふたつ」の捉え方

 

まず普通に考えると、「日本と韓国」あるいは「否定派(右派)と肯定派(左派)」という意味での「ふたつ」の捉え方があるでしょう。

 

もう少し考えると違う視点もあるでしょう。

「二国間の外交問題」「普遍的な人権問題」という捉え方もある。

ここを切り分けるか、切り分けないか。

 

個人的には「二国間の外交問題」は、もうどうにもならないと思っていますので、「普遍的な人権問題」という文脈で少なくとも日本国内の左右のコンセンサスを作る努力はしたほうが良いのかなと思います。旧日本軍や現日本政府の断罪あるいは免罪を目的としない(政治目的化しない)、もっと前向きな何かがあるはずです。

 

世界中にある(あった)同様の問題を拾っていく作業など。

これは日本の過去の問題を矮小化したり、韓国も抱える問題を批判するためでなく、もっと別の形で教訓を得る糧とできないか。

共通の認識は作る努力は、不可能ではないかもしれません。

 

さて、そういう前向きで理想主義的な見解は置いて、ここからは「主戦場」や左派に批判的な見解も書いていきます。

 

慰安婦問題を訴える側が「普遍的な人権問題」と掲げながら、ある時は立場を変えて「二国間の外交問題」として日本の批判を始めると、韓国自身の問題はどうなのだと攻撃を考える人がいてもおかしくありません。そして日本の右派の一部は実際、その点を指摘して「韓国は結局、反日がしたいだけ」というスタンスをとっているようにすら見えます。

 

本当に普遍的な問題なら、同種のあらゆる問題に同様に取り組まないとおかしいでしょう。

 

映画「主戦場」で少し触れられていたように、旧挺対協はベトナムに謝意を表明しています。

(※4)

しかしこれは、旧挺対協が日本の謝罪行為であるアジア女性基金を「日本政府の正式謝罪ではない」と批判した立場を考えると、二重規範と言わざるを得ないでしょう。この様なことが日本の右派を怒らせてしまうという点は、きちんと考えないといけないのかもしれません。

 

ところが映画「主戦場」では、そのたあたりのことは触れません。

(※4で紹介した記事のような、批判的な視点があることも触れません)

 

これでは映画が「普遍的な人権意識」に根ざしたものではなく、「二国間の外交問題」を韓国側の視点から見ていると言われても仕方ないのではないでしょうか。片方に不都合な批判を回避して一方だけを批判しているからです。

 

また日本の左派陣営に見られがちな「朝日だけが慰安婦問題を報道していたわけではない産経もやってた」という主張も、それで朝日の問題が矮小化できるでしょうか。右派がライタイハン(韓国によるベトナムでの戦争犯罪)などの問題を持ち出して日本の罪を矮小化する態度と何が違うのでしょうか。

 

「朝日だけでなく産経も」を言うならば、「旧日本軍の問題だけでなく、韓国軍の問題」を同時に言わないとおかしいでしょう。

都合のいい時だけ「どっちもどっち論」で逃げようとするのは左右ともにやっているのではないでしょうか。

 

「歴史修正主義」というレッテル貼りも安直すぎます。

ここも「主戦場」と左派に二重規範があります。

 

朝日新聞は2014年8月に、慰安婦と挺身隊を混同していたことを認めて該当記事を撤回しました。

映画「主戦場」では、慰安婦20万人説の根拠が不明確などと結論づけていますが、挺身隊との混同についてきちんと扱っていません。本来、日本の議論では20万人説はその混同から来ているという指摘があるのですが、そこをスルーしていまう。それでは何故、日本の右派が韓国や朝日新聞に対して怒っているのか、朝日にバッシングがあったのか、きちんと説明できていない。そして右派のみっともない間違いだけは指摘して歴史を書き換えようとする人達「歴史修正主義者」と一方的にレッテルを貼ります。

 

20万人説を流布した人たち(鵜呑みにした欧米メディアを含む)は、「歴史修正主義者」ではないのでしょうか。

 

「20万説は間違い、勘違いであって、歴史修正ではない」、等の言い訳は通じるでしょうか。

それが通じるのであれば、いま「歴史修正主義者」と言われている人達の間違いは、やがて同じ言い訳で通してしまえるのでは?

 

この見方には

「どっちもどっち論」に落とし込む問題や、両論併記の問題も指摘されるでしょう。

 

「ホロコースト否定論者」の意見を併記すると、それを信じていしまう人が居る。だから無視するのが良い、という考えがあります。

(先にリンクを貼ったsession22、主戦場を紹介している最近のもので、荻上チキさんが触れている考えです)

 

この指摘については私自身の勉強不足もあって悩ましいところです。

率直に言って、両陣営のどちらが多く嘘ついているのか判断できません。

 

ですから、あまり自信を持ってではありませんが、「まあ、両方ともけっこう嘘はついてるよね。たぶん」くらいのことは言えるのかなと思っています。そして自分たちの嘘は棚に置いて「売国新聞、嘘つき」とか「歴史修正主義者」とかレッテルを貼り合っているように見えます。

 

両方とも凄く怒っているし、なんで怒っているのかは理解できたほうが良い。

そう考えると、右派が怒るもっともな理由も(挺身隊との混同、20万人説の一人歩きとか)散見されますし、荻上チキさんの紹介したような片方をバッサリ切り捨てるスタンスが本当に正しいか、かなり疑問を感じてしまいます。

 

そしてやはりこれは、いつまでも「二国間の問題」として扱うことが弊害になっているのかな・・・と思ってしまいます。

政治問題化するから、自分の望むゴールに到達するために事実を置き去りにする人が多くなる。

 

さらに合意ができても結局ぶっ壊れる始末。

もう無理筋な「二国間の問題」は放り投げてしまって、「普遍的な人権問題」として分かり合える人の間で分かりあっていくしかないんじゃないかと思います。

 

日韓の慰安婦問題に関しては、両方に嘘(間違い含む)や相手へのレッテル張り、二重規範、合意形成への破壊衝動、不誠実さ、不信の増幅などがあると思われます。拗れるところまで拗れて、さらに悪化する予感しかしません。無理はしないでいいでしょう。

 

「主戦場」では、最初のほうで元慰安婦の女性が日韓合意に反発している場面がありますが、韓国政府関係者と思しき人に、「なんで自分たちに知らせず勝手に合意した」という趣旨で怒っている。

 

でもそれって韓国政府の手落ちですよね?

しかし映画では日本側の謝罪への努力とか無視されるわけです。

上に添付した江川紹子さんのツイートでも、アジア女性基金にきちんと触れてないことを批判しています。

さすがにこれは、アンフェアか否かで済む話ではない。

片方の側に立って、分断と対立を煽ると評されても仕方ない部分はある。

 

歴史的な日本の間違い、そして現代日本の右派の悪い部分を指摘するのは良いことだと思います。

(繰り返しますが、この点だけでも「主戦場」は見る価値があります)

 

しかし、映画の後半での迷走が著しく、まるで日本(安部政権)が日韓の合意を破壊したような印象操作になっています。

もちろん安倍氏の過去の発言などは問題ですが、2015年の合意も安倍政権の時です。

それなら何故、安倍政権と日本会議周辺の右派が壊したことになるのか、きちんと説明されていません。

 

これでは

「結局、奴らは合意を破壊したいたけだ。考えを変えるつもりはないのだ。」

という宣伝がされているだけで、実際に妥協や合意形成、謝罪に向けた動きがあっても評価されないとなれば、余計に右派が頑なになるだけではないでしょうか。

 

傍論ですが、映画では日本会議に関わる宗教が神道系だけでないことも、きちんと触れていません。

※(5)

けっこう雑にレッテルを貼ってて、誇張された筋の悪い陰謀論という印象はあります。

まあ、自民党の改憲草案とか滅茶苦茶ですし。映画が全部間違ってるとは思いませんけど…。

 

 

また江川紹子さんのツイートに戻りますが「日系人収容は米国の国内問題」との指摘があります。

これ、私は映画見てる時に気付かなかった点です。

映画を見てしばらく「これは日本はダメじゃん、米国を見習わないと」と普通に思いました。

でも、江川さんのツイートを見て考えて、日本政府も国内問題でお詫びするときは普通にしてるよな・・・と気づきます。

 

政府の「おわび」明記=旧優生保護法めぐり安倍首相談話-強制不妊

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042400936&g=pol

 

たまに「おわび」とかもするんですよね。

これを考えると、映画の安部批判が適切か。ひとつの判断材料にはなるでしょう。

 

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(以下、2019年5月12日15時すぎに追記)

この記事を書いたあとに確認したら、旧優生保護法という国内問題以前に、2015年の日韓合意で普通に「お詫びと反省」していますね。3年半くらい前のことだから、よく分からなくなっちゃってました。

 

「心からお詫びと反省」 安倍首相が日韓首脳電話会談で表明

https://www.sankei.com/politics/news/151228/plt1512280068-n1.html

これがあっても、「主戦場」で日本は間違いを認めず謝らないと批判されていたわけですな。

恣意的にも程があります。

(追記おわり)

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とはいえ、私は安倍政権に関して積極的に支持はできませんけどね。

 

この記事の冒頭に載せたツイート(※1)のように揶揄したい気持ちも凄くわかるというか、上皇陛下が退位される時の読み間違いなんて滑舌が悪いにもほどがあるだろうとか、天野絵で7人の侍とかツッコミどころ満載です。

(※6)

 

しかし批判するなら、やはり適切な批判でないと。

批判者のバイアスの掛かり方を見透かされて、場合によっては逆効果ではないでしょうか。

安倍総理を悪魔化したい人達がそこに無頓着だと、そのノリについていけない中間層は離れていくと思うんですよね。

 

それでは結局、与党の思うツボです。

 

 

おわりに

 

映画「主戦場」の批判部分もかなり多い内容でしたが、江川紹子さんや想田和弘さん、山岡鉄秀さんのツイート、上念司さんやケントギルバードさんの番組、荻上チキさんのsession22、さらに映画を観た方々のレビューなど、様々な意見を参考にさせていただきました。

 

「主戦場」という映画そのものが後半になると慰安婦問題から外れていく「場外乱闘」(筋の良くない陰謀論)になっている印象はありましたが、映画を鑑賞した方々の「場外乱闘」まで含めて楽しめるという意味もあり、やはり見といて損はないと思います。

 

そして、初めて「月間Hanada」なる右翼雑誌を買ってしまいました。

立ち読みしたら、思いのほか山岡鉄秀さんの記事が良かった。

 

なんだか商売左翼と商売右翼のいい鴨になってる不覚者という感がありますねぇ…。

 

 

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※(1)

画像は拾ったネタツイートです(念のため)。

このブログ記事と、ほとんど関係ありません。

ただ個人的にこういうネタは、左右どちらを揶揄するものでも面白いと思ってしまいます。

(ブログ記載時で当該ツイートのリツイート5千、いいね1万以上)

 

※(2)

「なぜXvideosをブックマークに?」猪瀬直樹氏に聞いた

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/29/news118.html

この記事で猪瀬さん自ら経緯を説明しています。

そうか、週刊誌の依頼で調査していたのか!それなら仕方ないな!

猪瀬さんは調査のためにXvideosを眺めたとしても、おそらく禅とかやって煩悩を断ち切っていると思われます。

逆に考えると、彼のスカシた態度「賢者モードkeep」の秘密はXvideosで煩悩を処理していた可能性もあるのですが、そこはあまり邪推しないほうが良いと思われます。

 

※(3)

動画は5本あるそうですが、私は3つしか見ていません。3つは発見できた。

どうも動画番号の振り間違え等があったらしく、訂正したとか番号がズレたままとか、詳細は不明。

動画の上念司さんは「主戦場は見なくて良い、全てネタバレします」という立場。

しかし個人的には「主戦場も右派の反論(月間Hanada6月号、山岡鉄秀さんの記事など)も興味があれば自分で見る」ことをオススメします。

なぜなら左右両陣営とも、自分たちに不都合な部分の言及を避けている様に見えるから。

私が見た3つの動画からは、主戦場で描かれていた「右派にとって不都合なこと」を幾つも無視していた様な印象があります。

 

※(4)

「挺対協」から「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」に改名したそうです。

 

幾つか参考記事を添付しておきます。

 

挺対協、ベトナム大使館前で「韓国軍の戦争犯罪を謝罪します」

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28474.html

 

この記事に記されている内容を普通に見ると、立派な行動であると受け止めることができます。

そして一方、記事の下にあるFacebookのコメントのように

「挺対協ではなくて韓国政府が日本政府みたいに謝罪賠償しなきゃ意味がないんだが?」

という見方もできるでしょう。また、下の記事なども参考になるかもしれません。

 

「ベトナムに必死に謝ってます」挺対協必死のアピールの本音は?

http://ianfukangaeru.blogspot.com/2017/10/blog-post.html

 

ダブルスタンダードに対して、冷静(あるいは批判的)に見ている人たちもいます。

それを知らずに映画「主戦場」の内容を絶賛することは、冷静さを欠く態度であると私は考えます。

 

 

※(5)

日本会議に集まる宗教団体の面々――シリーズ【草の根保守の蠢動 第3回】

https://hbol.jp/28320

神道系は確かに多いけど、仏教系もけっこう多かったりします。

こういう点が抜けてるから、なんか雑な陰謀論だなーと。

 

 

※(6)

さすがにこれは、馬鹿みたいですよね。

FFっぽいの狙ってんのかよ。

 

というか、天野喜孝さん。こんなことやる余裕があるなら、アルスラーン戦記の絵を最後まで描いて欲しかったですよね。

というか、アルスラーン戦記の休載が長すぎて、天野さん嫌になっちゃったんですかね。

というか、アルスラーン戦記の原作。あの投げやり的な終わり方とか、ほんと田中秀樹さんの劣化が激しくて、どうしちゃったんですかね。

というか、アルスラーン戦記のアニメって、風塵乱舞(原作6巻)で止まってるんですけど、いつになったら王都奪還やるんでしょうね。

というか、このブログってFF14のβテストで飽きてしまってArcheAgeというオンラインゲーム(韓国産)を始めたのがキッカケだったので、政治問題はともかく文化的には日韓が必ずしも険悪ではないと信じたいのですよね。まあArcheAgeも日本人ばかり(たぶん)のサーバーでしたし、そのゲーム以外は韓国ゲームよく分からないのですけど。

 

というか、いや、もういいか。