11月23日の夕食で、今年も『元気米』が食卓に並びました
稔った幻の極上新米260㎏が、グループの病院・施設に届きました
『元気米』とは・・・特性栽培の鳥取県産こしひかり。
健育会のロゴ「元気君」から、元気米と名付けられています
両手を挙げているのが元気君です
「日本の水田を守ろう」という水田オーナーズクラブさんの
運動に賛同して、健育会は、今年も「水田の1年間オーナー」を続けています。
鳥取県日南町にある「健育ファーム」6アール。
無事、田植えが終わったところです。
山間のふくよかな源流水と有機栽培で丁寧に育てられたこしひかりが、
収穫を迎えようとしています。
さっそく袋を開いて、届いたばかりの新米を、器に盛って見ました。
粒が揃っていて、ふっくら張りがあり、艶やかです。
炊き上がりの期待が膨らみます。
さてさて、この日の別館の夕食の御品書は
①刺身(真鯛・鮪・甘海老)
②茶碗蒸し
③砧巻き
④味噌汁
⑤本日の主役の元気米のご飯
刺身を菊の花で飾っています。ワサビは、もちろん天城の清流育ちです。
IW水産さんから仕入れた鮮魚です。元気米を引き立てる名脇役です。
鯛はコリコリで上品な甘み、鮪は脂が乗ってまったり旨味、
甘エビは味噌が絡んでプリプリ、甘まぁぁーい
日本人に生まれてよかったと思う、至福の時間です。
酒井さんの茶碗蒸し・・・鶏肉に銀杏、椎茸、蒲鉾。
滑らかで、上品な、上品な、上品な、逸品です。
鰹と昆布、薄口、味醂、酒。滑らかさの秘訣は、出汁と卵の比率にありそうです。
(小林シェフから聞きだしたところによると、出汁2700に対して卵24個)。
砧巻き。柔らかな大根のかつら剥きでカニカマと胡瓜を包み、黄身酢で頂きます。
この、黄身酢の、う・ま・い こと・・・。ライフの甘酢の見事さです。
大根はかつ剥きにして、塩水に浸して柔らかくします。
黄身は砂糖・酢・出汁・塩で、緩やかに加熱しながら滑らかに仕上げます。
新米には、玉葱の甘みのお味噌汁。王道です。
猫まんまにして、喰いてぇー! 今年も、美味しく頂きました。
仄かに立ち昇る、香り豊かな湯気を・・・
(ホーム長のカメラの腕の都合で、今年も) ご想像下さい)
酒井御大「甘み、張り、粘り。今年もいい米だな」
長い年月をかけて育った一粒一粒を、お箸で一気にすくい食べることが、
とても贅沢に感じられました。
大地の恵みと農家さん、食養課さんに感謝です
ありがとうございました。