クラピアの原種であるイワダレソウは岩場、砂地に自生しています、このことからも分かるように乾燥には強いのですが、湿っぽいところは苦手です。
高温多湿が続く時期になると苦手を通り越して病気になってしまうクラピアです、特に今年植えられた方は株元(苗)の部分が密になっているため、病気になりやすいです。
真ん中から枯れ始めてる
苗の部分が黒く変色する
元気がなくなるとお世話をしたくなる気持ちは分かりますが、水を与えたり、肥料を追加したりするのは逆効果になる場合もあるので注意して下さい。
症状によって対応も違います、詳しくは添付した動画で説明していますので、適切な方法で対処してクラピアの元気を取り戻してください。
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YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています
げっ!苗の真ん中から枯れるクラピアどうする
今日のひと押し 這いずり回るランナーが気持ち悪い
植えたばかりではなく毎年のように不具合が発生するのであれば、植栽環境に問題があると思われます、冒頭にも書きましたが自生している環境に近づけることが出来れば、クラピアもスクスクと育ってくれるでしょう。
要は水はけです、降った雨がしばらく滞留するようでは乾燥を好むクラピアにとっては死活問題なので、土壌改良をするなり排水勾配を取るなど水はけを改善すると良いでしょう。
茶色く枯れ始めている所
溶けるように腐る場合も
溶けるように腐る場合も
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは種でも増えるため生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
多湿でクラピアに病気が発生する時の対処方法
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。
※ ゴールデンスター ® は、キンボシ(株)の登録商標です。
※ アーシング ®(Earthing)は、(株)アーシングジャパンの登録商標です。
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