重点対策外来種であっても手軽に購入することができる植物がありますが、住宅や店舗等の敷地内を緑化する際は、できるだけ重点対策外来種のご使用を控えていただくようにお願いします。
ヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)は店頭やネット通販で手軽に購入できますが、自治体によっては使用自粛のお願いをしています。
上尾市 → 緑公園課 → ヒメイワダレソウの使用自粛のお願い
ヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)は生態系に大きな被害を及ぼす恐れがあり対策の必要性が高いとされる「重点対策外来種」に位置づけられています、しかし外来生物法の内容を知らずに購入され庭に植えられている方がたくさんいます。
ヒメイワダレソウの使用自粛のお願い リストに入っています
上尾市のページには外来種を使用する際の管理方法が詳しく書かれています、参考になるので一部を転記します。
① 種により拡散が心配される植物の場合 → 結実させないような管理を行う。
② 地下茎によって、増えるような植物の場合 → プランター等に植え付けて管理をして、地植えを行わない。
③ 池や河川、水路に流さない → 流すだけでも外来種は定着します。
④ 増えすぎた時などに他人にあげない。
⑤ 処分する時は焼却処分、または、天日干しなどにして、再び根付かないようにする。
植えてはいけないヒメイワダレをクラピアに!
外来種ヒメイワダレソウを剥ぎクラピアを植栽
海外ではヒメイワダレソウが牧草地や耕作地に蔓延し多大な経済的損失を与えています、日本で販売されているヒメイワダレソウは種子をつけないとされていたが、調査したところ市販されている全てのヒメイワダレソウは種子をつけることがわかり、種子繁殖による生態系への影響が強く懸念されます。(雑草研究、川口佳則、沖陽子、2014年3月著)
どうしてもヒメイワダレソウを使用したい場合は、上尾市による「外来種を使用する際の管理方法」を参考にして、ヒメイワダレソウが拡散しないような管理が必要です。
ヒメイワダレソウなどの外来生物が悪いわけではありません、それを管理できないのが問題だと思いますので、植えたからには最後まで責任と愛情をもって育てましょう。
クラピアは種ができないように不稔処理されているため勝手に広がることはありません、リストからも除外されており安心してご利用いただけます。
愕然とするヒメイワダレソウとクラピアの違い
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。
※ ゴールデンスター ® は、キンボシ(株)の登録商標です。
※ アーシング ®(Earthing)は、(株)アーシングジャパンの登録商標です。