クラピアの木質化による不具合が多発してます | クラピアと猫のいる生活~クラピアちゃんねる~

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グランドカバープランツ「クラピア」大好き猫、マリーとの暮らし

数日前に和光市広沢複合施設「わぴあ」の「わいわい広場」が、クラピアを育成するために閉鎖するというお知らせが飛び込んできました。

 

「わぴあ」のお知らせURL → https://wapia.jp/info20230515

 

「わぴあ」の「わいわい広場」といったら、一面をクラピアで敷き詰めた素敵な緑絨毯が有名な広場でした、そこでいったい何が起きたのでしょう。

 

 
木質化が起きたクラピア 上矢印
ランナーが木の枝になる 下矢印
 
 
和光市のポータルサイト『わこまち探検隊』に、春先のクラピアの様子が載っていたので見てみると、木質化が進行して剥げかかっている状態でした。
 
わこまち探検隊の記事URL → https://ameblo.jp/wakoportal/entry-12796297542.html

 

この画像を見る限り、不具合は通根不良によるランナーの木質化だと思われます、以前からお伝えしている通り、植栽シート(クラピア用の通根タイプの防草シート)は使い方を誤るといつまでたっても根が通りません、株元からだけ水分と栄養を運ぶので木質化がひどく緻密な緑絨毯とは程遠い状態になります。

 
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YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています 下矢印

 

植えて後悔クラピアで失敗した例を紹介します

 

今日のひと押し ダウン 這いずり回るランナーが気持ち悪い

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特に踏圧のかかる場所では地面が固化するので通根不良が顕著に現れます、これについては既知の不具合なので、今回どうして広場に植栽シートを敷いてしまったのか疑問です。
 
植栽シートを敷くと直植えに比べ根の量が極端に少なくなるので、踏圧に対してもかなり弱くなり、木質化や剥げが起きることはメーカーや販売店でも分かっていることです。
 
今回のような不具合は今までも数多く報告されていますが、いまだにこうして発生するということは、メーカーや販売店のアナウンス不足が招いている結果ではないかと感じています。

「わぴあ」の「わいわい広場」に植えられているクラピアが2ヶ月の養生期間でどこまで回復できるか分かりませんが、何とか復活して再び素敵な緑絨毯になることを願っています。
 
 
通根不良を改善する工夫 上矢印
木質化を防ぐことが可能 下矢印
 
 

尚、生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。

 

クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは種でも増えるため生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。

 

一大決心クラピアのシートを剥いで直接植えた

 

※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。

※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。

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