高価なクラピア用のシートを敷いたのにきれいに広がってくれない、ランナーが浮いてしまっていまだに活着していない、冬に枯れて株元(苗)のところしか残らなかった。
などなど、植栽シート(クラピア用の通根タイプの防草シート)を併用してのトラブルは後を絶ちません。
クラピアメーカーや販売店でも、シートを使用した際の弊害などについて注意喚起しているようですが、事が起きてから気がつかれる方が多いようです。
越冬に失敗した時の様子
通根不良で発生した枯れ
せっかく敷いたので何とかしたい気持ちは分かりますが、結論から言うとシートを剥いでしまった方がクラピアは元気にきれいに育ちます。
いったんシートを敷いてしまうと直すために取れる手段は限られるので、あれこれと悩んで時間ばかりかかっているようであれば、春になったらシートを剥いで「苗直植え工法」にした方がすっきりします。
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YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています
緊急投稿クラピア用のシートから直植えに変更
美しく雑草を抑えるクラピア上級者向け育成術
今日のひと押し
クラピアーシングをマリーにゃんと

我が家でもシートに失敗していまだにシートを剥ぐ作業を春先に行っています、いっぺんにやると大変なので毎年範囲を決めて少しずつやっていました。
掘ってみると分かりますが根の量が直植えに比べると少ないです、これでは確かに踏圧にも弱くなるしランナーの浮きも発生するでしょう。
特に失敗したのは春先の萌芽が遅れることです、盛岡は寒いのでシートを敷くと凍害が発生してしまい、芽吹きが遅れると言うより芽吹かないところが出ました。
シートの株元を掘り上げ
根が貫通していない状況
尚、生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。
※ ゴールデンスター ® は、キンボシ(株)の登録商標です。
※ アーシング ®(Earthing)は、(株)アーシングジャパンの登録商標です。
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