僕は普段から自宅飲みの際には、プリン体も糖質もゼロのキリン淡麗プラチナダブル(発泡酒)の500mlを1缶と、あとは結構な量になるけれども、ウイスキーをハイボールで飲んでいる。
そして先日までは安酒のトリスの4Lペットボトルを買って、別の容器にうつして(300mlほど)、これをウィルキンソンの炭酸で割って飲んでいた。炭酸はウィルキンソン一筋である。
これでも酒代としてはかなり安いはずなのだが、家計簿を見ると概ね1ヶ月に8リットル飲んでいるので、酒代が発泡酒を含めると2万円弱かかっていた。
しかしながら、お金もないのに、そんなまともな酒を飲まなくてもいいか、と思って、近所の激安酒屋で初めて飲むウイスキーを4Lペットで購入してきた。スランジバーというウイスキーである。
初めて飲む酒なのにすごい冒険だなぁ、と思われちゃうかもしれないが、ネットで検索してみると、これが思いのほか好評なのである。
さっそくハイボールで飲んでみると、案外いける。少なくとも、不味くて飲めないということはまったくない。ただ、度数が36%なので、多少は飲酒量が増えるのかもしれない。これは1ヶ月後にわかるはず。
前述の通り1ヶ月に8L飲むので、このペットボトルで2本ということになる。問題は値段のこと。
トリスの4Lペットは1本3882円(価格ドットコムより)が最安値。
一方でスランジバー4Lペットは1本3097円が最安値であった。
しかも僕はこのウイスキーを、先述の通り、激安の酒屋で購入したものでさらに安く、税込2923円であった。これが底値であろう。
トリスと比較すると、約960円安いということになる。月に2本飲むから、月に1960円の節約、1年間では23520円の節約である。
しかもウイスキーは糖質はゼロ、プリン体もかなり少ない。焼酎よりも度数があるので、少なからず飲む量としては減ることになる。まあまあ、まともな人間的な考え方ができているようでもある。
それにしても、以前はシングルモルトにハマって、しかもかなりクセの強いアイラモルトが好きということで、ラフロイグやボウモアなどを飲んでいたことを考えると、ビビるくらい安上がりである。
ビールだってエビスしか飲まなかったし、その後はクラフトビールにもハマり、IPAやベルジアンホワイトなどを飲みまくり、一番好きだったのは(今もそうだが)、ヒューガルデンであった。
それも発泡酒に変えたことで、かなりの節約になっているだろう。
このようにして節約したお金を握りしめて、どうにか取材を始めようと思っている。もしも本が売れたら、時々はヒューガルデン、アイラモルトを飲む日のことを夢見たいと思う。
まあ、頑張る以外にないなぁ。