時空について | 天国への鍵 全真理に浸透する法

天国への鍵 全真理に浸透する法

旧「ラヴァエルのブログ」です。
地球人は個の本質である魂を否定し、個を縛り付ける規則を神と崇めてきました。
これが地球上の全ての不幸の元凶です。
地球の秩序の歪みを克服し我々が真に幸福になる方法を、ここで述べていきます。

時空は時間と空間の織り成す場であり、我々の記憶と同一です

時間と空間は逆らう事のできない絶対的概念であり、常に一定にして不動のものと考えている方が多いようです。

時の流れは一定であり、全ての生物に流れる時間は一定、だから時間は全ての生物に平等に与えられていると考えられています。

しかし、実は違うのです。

全ての生物に流れる時の速さは個々で異なり、同じという事は絶対に有り得ません

同様に、空間においても生物によって捉え方が違うのみならず、距離やねじれ等空間の構成が違うものです。

時間と空間が交錯した所にできる時空という概念は、尚更その影響を受けます。

ちなみに同一の「個」でも、肉体、精神、魂に流れる時間、それにリンクする空間が全て異なった性質を有しています。

その為、同一の「個」でも、肉体的記憶、精神的記憶、魂的記憶は別の物になってくるのです


まず時間について説明します。

時間は目に見えない不定型なものですが、時間は我々とは完全に別次元の存在ではなく一つの魂であり、活動理念です

従って人と人との間に相性がある様に、人と時間との間にも相性があります

時間は愛他性挑戦秩序主導型の一つの魂です。

つまり時間も個性を持っています

時間の定義と特性を以下に示します。

・ある動作や出来事が起こる因果律の前を過去つまり概念的に前、後を未来つまり概念的に後と定義づける事。

・何かを覆す挑戦的出来事の無い全てが不動の状態では時間という概念は存在しない。

 つまり、誰かが何かを成し遂げる事で時間は流れる

・時は全ての魂が、同じ様に流れているようには感じない。これは魂と時間の相性による。

時間という魂だけ存在しても、その中や周囲に何も存在しなければ存在しない事と同じです。

なぜならば、周囲との比較によって時間が流れているという実感が湧くのですから。

自分も含め、誰もその存在を意識しないのならば、存在しないという事とイコールです。

これは、時間だけでなく空間にも我々生物にも、宇宙万物全てにおいて当てはまります。

誰もその存在を意識していなければ、我々は存在しない事と同じです。

所で、時間の経過を示すものとして、どのような事柄が思い浮かぶでしょうか。

一つの仕事を成し遂げた、子供が精神的又は肉体的に成長した、親や友人が衰えたり亡くなった、何らかの記録を塗り替えた、常識が変わった…時代の変化、時間の移り変わりを表す事柄は色々有りますが、これらに共通するものは革新性と変化、即ち挑戦秩序と破壊創造秩序です。

全てに物事を革新しようという意識と、変化をもたらそうという意識が働いていて、これらの働いていない所に時は流れません。

「親や友人が衰えたり亡くなる」というのは革新的でもないし、変化をもたらそうという意識も無いと思うかも知れませんが、その過程で必死にそれに抵抗しようとして努力し、問題の無い時には得られなかった何かを得る事ができて、時間経過をより強く実感する事が多いものです。

また、死は終わりではなく来世に魂を繋ぐ始まりであるという事を考えれば、死は大きな魂の節目であり、革新であり変化です。

全ての魂に流れる時間は異なり、尚且つ個々の魂に流れる時間の性質もその瞬間瞬間によって常に変化し続けています。

これは時間の流れを速く感じるとか遅く感じるという次元の話ではありません。

個々や瞬間瞬間に流れる時間の流速や性質そのものが違うという事です。

実際には、挑戦秩序が高いほど時間は遅く流れ、破壊創造秩序が高いほど時間の流れに変化をもたらす事が上手く、統制秩序が高いほどその変化した流れを自在にコントロールできます。

短い時間で沢山の事ができる人がいますが、これは挑戦秩序が高い為に時間が遅く流れている証拠です。

能力の差という言葉で終わらせる事が多いですが、全ての魂が短い時間で沢山の事ができる様になったとしたら、時が遅く流れていると全ての魂が感じる事でしょう。

時の流れは他との比較による相対評価であり、皆がどう感じるかという事に過ぎません。

絶対的な時間というものは存在しないのです。

時計が絶対時間を示していると考えるかも知れません。

確かに時計は非生物であり個性が薄いので、人より正確な時を刻んでいる様に見えますが、それでも必ず少しは遅い速いの差が出ます。

これは時計に個性がある為であり、非生物でも魂を持っている事を示します。

個性は他との関わりで変化するので、同じ時計でも持ち主が変わったり周囲の状況が一変すると時を刻む速度が速くなったり遅くなったりという様に変化します。

その点、生物と非生物の間に差は無いのです。

これらについては後程「生物と非生物の違いとその理想的な付き合い方」で説明します。

また、太陽に対する地球の動き、つまり日時計が絶対時間を示していると思うかも知れません。

しかし実は太陽も地球も魂を持った一つの生命体です。

生命体である以上、個々の性質にもその相関関係にも必ず変化は生じます。

太陽と地球の距離は実は一定ではなく常に変化しており、それを基準にするのなら時は常に変化している事になります。

時は、その認識方法は何を基準にするかでも、誰を基準にするかでも、常に異なり、又変化し続けるものです。

つまり時は常に流動的で変化し続ける一つの魂であり、絶対的な測定方法や基準がある訳ではありません。

また時は意図的に歪める事が可能です。

ゾーンという言葉を聞いた事のある方もいるでしょう。

ゾーンとは、例えばスポーツで何が何でも記録を伸ばしたいと強く願っている人や、事故に遭いそうになっている人が、時の流れを緩める事で周囲に対する自分の行動効率を上げ、記録を塗り替えたり危険を回避する方法です。

ゾーンには挑戦秩序、破壊創造秩序、統制秩序の3要素が強く影響します。

詳しくは次回の「ゾーンについて」で説明します。

ここでは、充実した時を過ごすには挑戦秩序、破壊創造秩序、統制秩序の3要素を鍛える必要があるという事だけ言っておきます。

挑戦秩序を鍛える事で短い時間で沢山の事ができる様になり、破壊創造秩序を鍛える事で時の変化を生み出せる為上手く時間をやりくりできるようになり、統制秩序を鍛える事でそれらを取り纏め安定した状態に持って行けるので時間的にも精神的にも落ち着いた生き方が出来る様になります。

ただし、自虐性挑戦秩序が高いと沢山行った事が自分を傷付ける性質のものである為、返って不幸になります。

また、秩序が高くてもそれを養う栄養素が足りない場合、その栄養素が精神や魂に取られて肉体に栄養素が行き渡らなくなります。

その結果、精神的にやろうと思っているのに体がそれについて行かず、思い通りの時間にやろうとしている事を終わらせられず、体調が悪いとか自分は駄目な人間だと実感し易くなります。

よくありがちなのは「喜」性が高い人が挑戦秩序に該当する「苦い」が不足している場合で、水素水を常時摂取する等「苦い」を補う事で状況は改善します。

精神的魂的時間に対し最も強い影響を与えるのは挑戦秩序ですが、肉体的時間に対し最も強い影響を与えるのは「苦い」という栄養素です

ちなみに、全ての魂が時間の中に常に置かれているのですから、愛他性挑戦秩序と相性の悪い魂は時の経過とともに魂の力を落とす事になります

これは時の中で生きている事自体が、愛他性挑戦秩序主導型と常に一緒にいるのと等しい状態なので、その自他矛盾から魂を傷付けるからです。


次に空間について説明します。

空間も目に見えない不定型なものですが、空間は我々とは完全に別次元の存在ではなく一つの魂であり、活動理念です

従って人と人との間に相性がある様に、人と空間との間にも相性があります

空間は愛他性犠牲秩序主導型の一つの魂です

つまり空間も個性を持っています

空間の定義と特性を以下に示します。

・ある動作や出来事が起こる因果律の前を後方の空間つまり概念的に後、後を前方の空間つまり概念的に

 前と定義づける事。

・何かを与える犠牲的出来事の無い全てが不動の状態では空間という概念は存在しない。

 つまり、何かが移動する事で空間は存在し得る

・空間は全ての魂が、同じ雰囲気を持っているようには感じない。これは魂と空間の相性による。

空間という魂だけ存在しても、その中や周囲に何も存在しなければ存在しない事と同じです。

なぜならば、周囲との比較によって空間が存在しているという実感が湧くのですから。

ここで気を付けて欲しいのは、時間と空間の定義は類似していながら逆の性質を持つ事です。

時間と空間は同族でありながら逆の概念であり、互いに相補い合う存在です。

時間と空間は常に相補い合うと同時にリンクしている存在であり、時間の総和量と空間の総和量は常に同じです。

これは、挑戦秩序と犠牲秩序が常に時空という形でリンクしている存在であり、挑戦秩序の総和量と犠牲秩序総和量が常に同一である事と同様です。

また全ての者が不動である場合、時間同様空間という概念は存在しなくなります

動かなくても距離感というものは存在すると思うかも知れません。

しかし考えてみて下さい。

時間が流れていないのに、空間が存在するという概念が有り得るでしょうか。

時空が「今ここにいる」という記憶を生み出すのであって、いつかという概念が無いのに「ここにいる」という記憶が生じる事はありません。

誰も認識できないものは、存在していない事と同一です。
また時間と同じ理由で、空間を正しく把握するには犠牲秩序を中心に、破壊創造秩序、統制秩序の鍛錬が不可欠になります。

秩序が高くてもそれを養う栄養素が足りない場合、その栄養素が精神や魂に取られて肉体に栄養素が行き渡らなくなります。

その結果、精神的にやろうと思っているのに体がそれについて行かず、思い通りにやろうとしているのに、空間認知能力が低下しているせいで物を落としたり事故に遭う等上手く行かず、体調が悪いとか自分は駄目な人間だと実感し易くなります。

よくありがちなのは「喜」性が高い人が犠牲秩序に該当する「辛い」が不足している場合で、アルコールを毎日適量摂取する等「辛い」を補う事で状況は改善します。

ただし「苦い」が不足した状態で「辛い」を取ると体調が悪化しますので、その場合は「苦い」を1週間ほど十分に摂取してから「辛い」を入れる事が必要です。

精神的魂的空間に対し最も強い影響を与えるのは犠牲秩序ですが、肉体的空間に対し最も強い影響を与えるのは「辛い」という栄養素です

ただし、これが自虐性の高いタイプの犠牲秩序である場合、それが自分を傷付ける為に使われるのに加え、空間認知能力を歪めてしまうので、事故等の不幸に遭い易くなります。

ちなみに、全ての魂が空間の中に常に置かれているのですから、愛他性犠牲秩序と相性の悪い魂は存在しているだけで魂の力を落とす事になります

これは空間の中で生きている事自体が、愛他性犠牲秩序主導型と常に一緒にいるのと等しい状態なので、その自他矛盾から魂を傷付けるからです。


時空というのは時間と空間のリンクした状態です。

時間と空間は常にリンクしており、単独で存在する事は有り得ません。

つまり、時間と空間は常に時空として存在しているという事です。

当然、時空も時間や空間と同じように、常に変化する存在です。

我々は時空の中にいなければ、自分の存在を確認する事はできません。

つまり、我々は時間と空間という魂の中にいなければ、存在し得ないのです。

宇宙創造主が時空を創造したのであれば、それ以前の創造主は存在しない事になると思うかも知れませんが、その矛盾については後程「宇宙が誕生した理由は何か」で解明していきます。

時空は変化が無ければ生み出されない概念だという事は、時間と空間の所で説明しました。

裏を返せば、時間も空間も変化があればあるほど高いレベルで存在する事になります。

時空力は変化が無いとゼロで、変化があればあるほどその大きさに比例して高まるものです。

そして我々が時空があって初めて存在し得る以上、我々の全要素が時空力の影響を確実に受け続けます。

つまり破壊創造秩序が時空を紡ぐ力であるが故に、破壊創造秩序の高い魂程密度の濃い時空を生きる事になります。

密度の濃い時空とは「今ここを生きている」事をより強く実感するという時空であり、簡単に言ってしまうと変化の多い人生という事です。

この地球は「愛排斥システム」の影響もあり、愛を振り撒く破壊創造秩序を非難する傾向があります。

従って、破壊創造秩序が生み出す変化、それによる変動の多い人生を毛嫌いし、平穏無事な人生を称賛する傾向があります。

しかし、様々な変動が襲い来る中で、悩み苦しみながら成長していく過程こそ進化の道です。

密度の濃い時空というのは進化です。

宇宙と時空は同一の概念で、宇宙進化が充実した時を紡ぎ優れた空間を形作って行くのです。

それが密度の濃い時空です。

それに時間の中核である愛他性挑戦秩序、空間の中核である愛他性犠牲秩序、それらを取り纏め安定させる統制秩序の鍛錬が加わる事で、密度の濃い時空が真の進歩を遂げるのです。

地球を流れる時の質も、地球を取り巻く空間の質も向上し、地球の時空は相当の進歩を遂げました。

しかし、まだ足りない気がしています。

地球上の全ての魂が、この地球の秩序の歪みに打ち勝つためには、地球自身もそうですが、何よりもそれを構成する我々一人一人が、時空の進化を司る愛他性挑戦秩序、愛他性犠牲秩序、破壊創造秩序、統制秩序を鍛える必要があります

地球とは星ではなく、星も含めそれを構成する我々全ての魂なのです。

我々全てが地球であり、地球は我々全てなのです。

時空の進化即ち宇宙の進化は我々の手で引き起こせます

一時的個別的に、時空に変化を与えた状態が次回説明するゾーンです。

それを進化すれば、その次に説明するテレポート等の超能力も可能になります。

因果応報も、因果律と時空の密度のなせる業です。

これについても、後程「因果応報について」で説明します。

我々の魂の進化は、確実に地球という星を進化させます。

地球の進化は、確実に我々の魂を進化させます。

地球と我々の魂の進化は、宇宙全体を進化させます

全ては、繋がっているんですから。