輪廻転生について | 天国への鍵 全真理に浸透する法

天国への鍵 全真理に浸透する法

旧「ラヴァエルのブログ」です。
地球人は個の本質である魂を否定し、個を縛り付ける規則を神と崇めてきました。
これが地球上の全ての不幸の元凶です。
地球の秩序の歪みを克服し我々が真に幸福になる方法を、ここで述べていきます。

輪廻転生は全ての魂が生まれ変わるシステムです。

全ての生物は死んで霊界に行った後、指導役の神々の指導を受け、その後輪廻転生します

輪廻転生は、以下の4種類に分けられます。

1.浸透転生~潜在意識が他に影響を与え生まれ変わるもので、魂の中枢である活動理念は残らない。

2.部分転生~活動理念の一部が生まれ変わるもので、その他の活動理念は消失する。

3.分割転生~活動理念が分割して全て生まれ変わるもので、複数の魂の一部分を構成する。

4.一体転生~活動理念全てが丸ごと全て生まれ変わるもので、魂が全て来世の1つの魂に受け継がれる。

これらの輪廻転生別の性質を以下に示します。


1.浸透転生潜在意識が他に影響を与え生まれ変わるもので、魂の中枢である活動理念は残らない

死んだ者の13種類の活動理念全てが生まれ変わるのに不適格だという判断を下された場合に起こる現象で、その魂の活動理念は全て消滅して無へと返り潜在意識のみが他の魂に浸透して生き続ける

魂の自虐性がとても高く生まれ変わりを拒み続けた場合や、本質的に他を傷付ける様な魂の歪みを強く持っていてその個性が生まれ変わる事で他を犠牲にする可能性が著しく高いと判断された場合に生じる。

その魂の歩んだ道の記憶、判断の基準等を他の魂が学習して知識として生き続けるという状態である。

その為、それをどう生かすか、その性質を愛して自分のものとして持ち続けるか嫌って排斥するかは他の魂の判断力に完全に委ねられる。

他に記憶という潜在意識が浸透するだけで、自分の判断力は完全に消滅する為、生まれ変わったと言えるかどうかは微妙な所である。

魂の中枢は活動理念であり、潜在意識は個性とは言えないので、浸透転生を魂の消滅と呼ぶ指導役の魂も多い。


2.部分転生活動理念の一部が生まれ変わるもので、その他の活動理念は消失する

死んだ者の13種類の活動理念の一部が生まれ変わるのに不適格だという判断を下された場合に起こる現象で、その魂の活動理念の一部が生き続ける

この転生方法は一般的に多面性を持った不安定な魂に多く、長所と欠点が極端にはっきり分かれている魂に起こりやすい

例えば吸神性創造秩序主導型では、他の受容性が高く破壊創造の力も優れているので吸収秩序、破壊創造秩序は必ず来世に持ち越される。

しかし、地球では「愛排斥システム」の攻撃を最も受ける型であり、自虐性が極めて高くなっている場合もあり、それによって判断力が自分を傷付ける性質のものへ低下している事もある。

この場合、本人がその自分の歪んだ性質を来世に持っていきたくないと願えば、自虐性犠牲秩序、自虐性挑戦秩序、統制秩序の3秩序は消滅し、他の秩序が来世に持ち越される。

要するに、自分の欠点を抹消し、長所のみを来世に持ち越せるようにしたシステムの生み出した転生方法である。


3.分割転生活動理念が分割して全て生まれ変わるもので、複数の魂の一部分を構成する

死んだ者の13種類の活動理念が全て生まれ変わる資格を備えているという判断を下された場合に起こる現象で、その魂の活動理念の全てが生き続けるが、その活動理念はバラバラに別れ複数の肉体に入る

活動理念がバラバラに分かれる理由は2通りある。

一つは活動理念の個性がバラバラで統制が効かない為別々の道を歩む方が的確だと本人が判断した場合であり、もう一つはそれぞれ良い所を持っているので、それらを複数の肉体で活かした方が世の幸福の為にも自分の成長の為にも適切であると本人が判断した場合である。

いずれにせよ、複数の魂に自分の魂の構成要素が生き続ける事になり、それらと強調して「個」を高め合って行く生き方を選ぶ方法である。


4.一体転生活動理念全てが丸ごと全て生まれ変わるもので、魂が全て来世の1つの魂に受け継がれる

死んだ者の13種類の活動理念が全て生まれ変わる資格を備えていると判断された場合に起こる現象で、その魂の13種類の活動理念全てが一つの肉体に入る

活動理念の協調が統制秩序の下しっかりとなされていて、尚且つそのままの個性で生き返った方が世の幸福の為にも自分の成長の為にも適切であると本人が判断した場合に起こる。

輪廻転生時の個性は、死んだ時の魂の個性と全く同じである


全ての魂は輪廻転生し、その方式は必ずこの4形態のどれかに当てはまります

人はまず、死んだ後、魂が肉体から離脱し霊界に行きます。

そこで指導役の魂の指導を受けながら、この4種類のどれかの生まれ変わりの方法を選ぶ訳です。

指導を受ける年数は最長150年ちょっとと決まっていて、これ以上の指導は受けられません。

その中でこの4種類の生まれ変わり方のどれかを選び、生まれ変わる事になります。

霊界が存在する位置ですが、これは明確な基準はありません。

天界と表現して雲の上にあると考えたり、別次元にあると考える方もいますが、魂の中核である本体の活動理念が波動である以上、肉体とは異なり同じ波動である時空の支配を受ける存在ではありません。

波動を中核とする魂の存在位置は空間の支配を受けない為明確には決まっていませんが、強いて言えば魂と関連の深いこの地球のどこかに不定形に漂っているというイメージになります。

三途の川はこの世とあの世との境界線であり、そこを超えると霊界ですが、それも波動であって具体的にその場所がある訳ではなく強いて言うなら一つの魂です。

三途の川だけでなく、霊界そのものが一つの魂であり、それらとリンクしたところに我々が霊界にいるという概念が発生する訳です。

霊界は空間とは別種の波動で、一部交差する事もあれ基本的には全く別ですから、どこにあると具体的に明示できるものではないし、明示する事自体が無意味です

霊界が空間と交差した時、我々は幽霊を見る事があります。

幽霊は実物の事もあれば、その場に残った残留思念の事もあり、精霊等の魂だけの存在の事もあり、本人の幻覚や妄想の事もあります。

また、人によって本物の幽霊に会っても神、悪魔、守護霊、悪霊、幻覚等と様々に捉えます。

詳しくは後で掲載する「幽霊の存在意義」で説明します。

また、幽霊や霊界の魂は肉体を持たないのですから、姿は変幻自在でこれと決まったものは無いです。

従って、見せる側も想い次第で色々な姿に変わる事ができるし、見る側も見方次第で色々な姿に見えるものです。

つまり、魂だけの存在の姿は全てイメージであり、本来魂は目に見えるものではありません

波動は普通目に見えないので、当然です。

私が波動を見ているのは、波動を直感即ち統制秩序で感じ取り、それを脳で統合して視覚的に自力で映像化しているだけです。

これは全ての波動を見ている人において同様です。

霊界の時空的概念については、後程「時空について」の記事で別の角度から説明し直します。


最後に、霊界には天国と地獄が存在していると考えている方が多いので、それについて触れます。

基本的に、霊界に天国と地獄はありません

霊界は指導役の魂が、死んだ魂を本人にとって最も良い形で生まれ変われる様に指導する場なので、具体的にどちらかに分かれて裁かれるという事は有り得ません。

ただし、本人が天国と感じたり地獄と感じたりするという差があるだけです。

例えば、愛に恵まれない人生を送ったが故に、人に共感する魂力が不足し、輪廻転生できない魂がいたとします。

それらに対し、指導役の魂は愛を持って指導します。

普通はその好意を受け入れてここは天国だと思うものですが、自虐性が高過ぎて自己処罰感情に魂が支配されているとその愛を痛みと感じ地獄だと思う事があります。

また、意図しているかいないか、気付いているかいないかに拘らず、他を傷付けて反省していない魂には指導役の魂は厳しい叱責を加えます。

この叱責を受けて地獄だと思う魂もあれば、ここまで自分の事を考えて厳しく叱ってくれていると感謝し天国だと思う魂もいます。

従って、基本的に霊界に天国と地獄という区分は無く、全て魂の受け取り方次第という事になります。

ちなみに、全く生まれ変わる意思の無い諦めきった魂は活動理念が消滅し、潜在意識のみが他の魂に浸透する浸透転生をする事になります。

初めから諦めきっていれば活動理念はすぐに消滅するし、途中で諦めてしまえば途中で消滅するし、150年経っても生まれ変わる基準まで到達できなければ諦めきっていなくても消滅してしまいます。

しかし、中には初めから諦めきっているのに、苦しい想いをしながら霊界で存在し続ける魂もいます。

これは因果律が関わっている場合に起こる現象です。

因果律は霊界だけではなく、現世にも極めて大きな影響を及ぼし、運命の人に出会う、急に莫大な財産を手に入れる、事故や犯罪や天災や病気で早死にする等の全ての出来事はこの因果律の生み出すものです。

どの星に生まれるか、どのような人生を歩むかという運命的なものは全て因果律です。

来世に業を引き継ぐ等の因果応報も因果律の成せる業です。

次回からはこの因果律について解説していきます。