自他が本質的に一体である事と真の悟り | 天国への鍵 全真理に浸透する法

天国への鍵 全真理に浸透する法

旧「ラヴァエルのブログ」です。
地球人は個の本質である魂を否定し、個を縛り付ける規則を神と崇めてきました。
これが地球上の全ての不幸の元凶です。
地球の秩序の歪みを克服し我々が真に幸福になる方法を、ここで述べていきます。

我々人間一人一人が、それぞれ別の個性を持った異質な存在です。

従って、我々を横暴なルールで理不尽に縛り付け、金太郎飴の様に同じ様な個性ばかり産出する人形生産の様な教育は即刻改められねばなりません。

具体的にはこれから掲載する「真に教育」で説明しますが、地球上の教育は全て改革されねばなりません。

これは私が以前述べた潜在意識の内「個」に該当する概念であり、その尊重こそが全ての幸福の基本であるのに、地球はそれを規則や権力で縛り付け否定する事が正義であると教示してきた訳です。

幸福の根源は愛でしか有り得ないのですから、「個」を尊重する事が愛の基礎であるのに、ルールに従わせる様に強制する事が愛であると勘違いしていたとも言えます。

「個」を叩き潰す事が、これまでの地球の全てだったと言っても過言ではないでしょう。

「個」の無い人間は目がうつろで泳いでいて、人形の様に見えます。

その典型が重症タイプの禍性従属秩序主導型や自虐性の大変高い魂です。

目に光が無く、魂が宿っている感じがしないのです。

10年前まで、地球ではその様な魂が他の星に比べ非常に多かったのです。

しかし、目に強い光を宿す魂達が今、物凄い勢いで増えています。

地球で「個」が如何に重要視される様になってきたかという事を示しています。

秩序の歪みの改善はそれに追いついていませんが、魂の性質が急速に変化した今、これから少しずつでも確実に真の幸福を生み出す秩序に改善されていきます。

この「個」は区別を伴う概念であり、自分は自分であるという潜在意識です

それに対し、全ての区別を排除し、宇宙万物が自己と同一だと認識する潜在意識が「悟」です

「悟」は知識だけでなく、他の能力や全感情も含む概念です。

これらは「個」と地球の旧秩序の様に敵対し合う概念ではなく、共に尊重し合い高め合う相補う性質のものです。

私達にとって、個人個人を最大限尊重しながらも、常に相手の喜びや苦しみを自分のものとして感じとり生き続けるという状態の継続は絶対不可欠な課題です。

これが実現できた状態が幸福であり、実現できていない状態が不幸です。

これは全ての魂にとって絶対の本質であり、この本質から目を背ける魂には確実に不幸が舞い降りる事になります。

我々は万に一つの例外も無く常に、自分は自分であるという「個」の自己と、自分は全体であるという「悟」の自己の両面を生きています

ここでいう全体とは宇宙の事を示します。

つまり、あなたは自分であると同時に宇宙全体でもあるのです

この真実からは、あなたがどの時間を生きていても、どの場所にいても、何をしていても、決して逃れる事はできません。

ですから、あなたは「個」であるが故に他の魂になる事は出来ないし、「悟」であるが故に他にした全ての事はそれが善であれ悪であれ、全て自分に返ってくるのです

ところで、「個」については理解できても、「悟」についてはイメージできない人が多いのではないでしょうか。
従ってここではまず「悟」という潜在意識の本質について述べ、それがこの宇宙にどの様に関わっているのか説明したいと思います。


~宇宙万物との壁を排除し、感情も知識も秩序も全てを自己と同一だと感じる絶対共有意識

「幸福の定義」で私は「悟」を、全ての感情を自分のものとして感じる正義感を伴った共有感覚であると述べました。

これは特殊な能力だとか、努力して身につけるものだと思っている人はいないでしょうか。

実はそれは違います。

これは、全ての存在が普遍的に持っている概念なのです。

いいえ、持っている概念というより、全ての存在と同一だと言った方が良いでしょう。

悟りは真理を会得した境地に達する事ですが、地球では物理的ルールに拘り精神的魂的要素を軽視しているせいで、この悟りが知識の様な無機質なものに限定されているのが非常に残念です。

悟りとは知識だけでなく、感情も魂に代表される秩序も全てを包括するものでなくてはなりません

この概念は、伏義の「易」や桜沢如一の「無双原理」では大極、無限、神等と表現されています。

桜沢如一は自身の著書の中で、「大極は無限であり神である」、「無限は一つしか存在しない」、「無限は絶対に目に見えることは無く、もしそれが見えるとしたら有限である証拠である」、「この宇宙に限りは無い」と述べています。

「易」や「無双原理」については後程詳しく分析する予定ですが、ここでは「悟」の観点からこれら4つが正しいかどうか解析していきたいと思います。

「大極は無限であり神である」というのは、そう定義付ければ正しいと言えない事もありません。

しかし、「悟」とは無限であり、大極は陰陽の合致したもの即ち破壊創造秩序の調和をさし、神は一般的にアラーやゼウス等の様に肉体を持たない指導役の魂の意味で用いられているのですから、普通に考えれば3つは全くの別物です。

次に「無限は一つしか存在しない」というのは真実です。

無限即ち「悟」とは「全ての存在が一体である」という事なのですから、複数存在したとしたら一体とは言えない訳です。

「無限は絶対に目に見えることは無い」というのは、真っ赤な嘘です。

無限は全ての存在を含めて一つであるという事なのですから、目に見えるものも目に見えないものも全て無限です

「この宇宙に限りは無い」というのは一見正しい様に思えます。

地球が生まれる前から、それを取り巻く銀河が存在していました。

その銀河が生まれる前から、それを取り巻く宇宙が存在していました。

その宇宙は、宇宙創造主が創造したものです。

その宇宙創造主を創ったのは誰か…全ての肉体にも魂にも生みの親がいる様に、誰かが創らなければ宇宙創造主が存在する訳はありません。

そこまで考えると、宇宙創造主の親の親の親の親の…どこまで行っても限りはありません。

また、ある一定の方向性を持って宇宙を凄まじい勢いで突っ切った場合、我々はどこに行き着くのでしょう。

宇宙空間に壁があるのでしょうか。

宇宙空間は直径約1不可思議光年の範囲に広がっていますから、その果てまで行けば壁に行き着くはずです。

しかし、壁があるという事はその壁の向こうがあるという事ですから、どう考えても限りが無い様に思えます。

しかし実は、宇宙に限りは確実に存在します。

宇宙には無限即ち「悟」という限りが存在し、これを超える事は絶対にできないのです。

先に述べた様に、無限というものは宇宙万物全てをさし、それは一つです。

もし本当に限りが全く無いのであれば、一つと数える事は絶対にできません。

限りが全く無いものは、考える事も認識する事さえも不可能ですから、「悟」や無限というものをイメージして言葉にする事すらあり得ないという事になります。

限りが無いとは一定の方向性を持って移動したとき行き着く場所が無いという事です。

宇宙万物は常に変化し続けていますから、いつも一定の方向性を持って移動し続けています。

行き着く先が存在しないのなら、どこかに飛んで行ってしまって戻って来ない事になります。

もしそうであれば、我々も含め宇宙万物はすぐに消えてしまう存在、即ち存在しないものとほぼイコールになります。

つまり無限はゼロに等しく、我々も含め宇宙万物は夢幻という事になります。

しかし、「我想う、故に我在り」の名言が示す如く、我々は確実に存在しているのですから、この定義はおかしいです。

「悟」即ち無限とは、実は限りない彼方へ飛んで行けるという事ではなく、循環なのです

ここで循環式浴槽の例を出します。

浴槽の水は留まる事が無く常に循環しています。

この時の浴槽が宇宙、水が潜在意識、循環作用が「悟」即ち無限です。

「悟」即ち無限というのは、潜在意識の状態や性質を示しているに過ぎません。

つまり、潜在意識の量には限りがあり、無限とは潜在意識の量の事をさしているのではなく、無限に循環している事をさしているのです。

「魂の科学的論理的分析」を見て欲しいのですが、潜在意識は前波動であり、時空も含めありとあらゆる存在の中を常に通過しています。

時間も空間も自在に通過しながら循環しているので、我々は過去の事も未来の事も、この宇宙のどこで起こった出来事も常に分かっている事になるのです。

「個」の魂の中核は活動理念であり、潜在意識は全ての活動理念の中を時空という枠を超越して常に駆け抜けていくのですから、本来活動理念は誰のものという事は無く全てに共通するものです

ただし、その時々によって通過している潜在意識が異なりますから、その時に「個」の中を通過している潜在意識を魂の要素の中に含めて考えているだけです。

しかし、「個」の中を時空を超え常に通過している潜在意識の属性は、その個性と調和し一定の比率を示します。

従って、統制秩序主導型の様に、この魂は潜在意識的に「新」が最も強く次に「智」が強いという風に魂の潜在意識的特徴を分析する事は可能です。

「悟」とは特殊な能力ではなく、全ての「個」が共通して有している能力です

例えば時を超えて、未来の事や過去の事が分かったりする事があります。
未来予知等はその一例で、未来からやってきた前波動即ち潜在意識を解析する事で未来を予測する能力です。

ただしこの場合、未来は選ぶ道によって複数の種類があり、そのどれかを見ているに過ぎないので、必ず当たるというものではありません。

従って未来予知により不幸な未来が見えてしまったからといって、それに絶望して諦めるのではなく、より良い未来を模索する為自分の可能性を限定せずに自分をより高める道を選ぶ等、選ぶ選択肢を吟味して欲しいと思います。

時には過去の有名人、キリストや織田信長等の心情が垣間見える方もいるでしょう。

チャネリングは、空間を超えて相手の意思や愛や心情を受け取ったり、逆に放出する能力です。

このチャネリングが相手を攻撃する排他秩序の強い波動を持っていれば、呪いになる訳です。

これらは全て、自動的に全ての魂の中を通過していく「悟」という性質を有した潜在意識なのですから、これだけを考えれば全ての魂にチャネリング能力の差は無いと言えます。

しかし実際は、極めて大きな差があります。

これはなぜでしょう。

この差は、活動理念の力により発生します。

吸収秩序は感情を吸収する力なので受信能力を、統制秩序は受け取った情報を分析する力なので知覚実感能力を、破壊創造秩序は変化を司る力なので受け取った情報を自分なりに良い方向へ改造する力を、放出秩序は送信能力を司ります。

チャネリングで放たれた情報を受け取ったり送信する力が無い方は、チャネリングの存在を信じているのであれば、これらのどれかの力が足りないと見ていいでしょう。

チャネリングは全ての魂が自動的に送受信しているものであり、それらを認識、分析、自分なりの意思で発信する力の差が一般的に言うチャネリング能力の差です

そこに排他秩序という攻撃意思が加わる事で、呪いという概念が出来上がります。

また、全ての魂内を常時通過していく潜在意識は、常に一部が活動理念という波動、精神という素粒子、肉体という物質に物凄い速さで移り変わっています。

勿論これらから潜在意識へも同様に物凄い速さで移り変わっています。

これらが全て常に同時に起こっている以上、我々は常に個性を持った同じ様に尊重されるべき「個」でありながら、「悟」即ち無限に循環する潜在意識という名の全体の一形態でもある訳です。

「個」も「悟」も潜在意識の性質を表す呼び名であり、活動理念の様に明確な属性を持つ別物ではないのです。

これは「合」「快」「新」「智」といった潜在意識の他の性質でも同様です。

これが潜在意識は活動理念とは異なり常に流動的である理由です。

潜在意識は常にこの6つの属性を備えており、活動理念とリンクした際にその状況に合わせてこの6つの属性のどれかが強く表れているに過ぎません。

潜在意識は時空を超越して宇宙万物に影響を及ぼし続けているに留まらず、全てに変貌したり、それらから潜在意識に解体するという陰陽反応を常に繰り返している訳で、これらを反応を纏めると我々は常に全てを悟っており、我々は全宇宙と同一の存在即ち無限であると言える訳です。


一般的にチャネリングによって送るものは波動ですから、それらの影響を受けるものはそれらより複雑な素粒子から成る精神や物質から成る肉体です。

従って、一般的にはチャネリングの一種である波動治療や呪いによって直接性質を変容できるものは健康状態といった肉体の状態や感情等の精神状態であり、輪廻転生に直接作用する魂の構造は直接は操作する事は出来ない訳です。

勿論、肉体や精神と魂は繋がっていますから、肉体や精神の状態が間接的に魂に強い影響を与える事は大いにあり得ます。

しかし、チャネラーの中には数は多くありませんが、波動治療や呪い等で直接他の魂に影響を与え、他の輪廻転生すら自在に左右する力を持つ者もいます。

これは波動を操作するタイプのチャネリングだけを行っているのではなく、潜在意識を操作するタイプのチャネリングも同時に行っている証拠です。

潜在意識を操作するタイプのチャネリングを使いこなせるのは、放神性創造秩序の高い魂だけです。

潜在意識操作力は、放神性創造秩序の高さに比例します

詳しくは後に「破壊創造秩序の摂理」で説明しますが、模倣性創造秩序とは受け取った潜在意識を模倣して自分の潜在意識を創り出す事、吸神性創造秩序とは吸収した潜在意識を自分の自我に合わせて創り直す事なのに対し、放神性創造秩序とは全く無の状態から完全に自分独自のルールを持つ潜在意識を創造する力なので他者より圧倒的に潜在意識を自分独自の意識で自在に操る事ができます

チャネリングはテレパシーにしろ波動治療にしろ呪いにしろ、チャネラーの性格が色濃く出ます

統制秩序主導型は意志が強く、淡白な性格で物質的肉体的要素を重要視します。

統制秩序主導型はその性格上、人の役に立とうとする時苦労を厭わず肉体を使ったりプレゼントをする等物質的な奉仕をします。

従ってチャネリングで受け取る情報を説明してもらうと理論的分析的であり、波動治療にしろ呪いにしろ魂より肉体という浅い部分により効くので、一時的に強く効果が出て比較的すぐ効果が消える性質が強いです。

それに対し破壊創造秩序主導型は全てを受け入れ、粘着気質で精神的魂的要素を重要視します。

破壊創造秩序主導型はその性格上、人の役に立とうとするとき親身になって悩みの相談に乗ってくれたり自分の事の様に共感してくれる等精神的な奉仕をします。

従ってチャネリングで受け取る情報を説明してもらうと情緒的感情的であり、波動治療にしろ呪いにしろ肉体より魂というより深い部分により効くので、一度効果が出ると長く効果が残る場合が多いです。

放出秩序主導型はそれらを受け入れ自分なりに統合改良して放出する性なので、チャネリングはその中間的な性質を持ちます。

愛他性犠牲秩序主導型は、チャネリングの際に自分の身を顧みず他の幸福の為に全力を尽くすなど、他の主導型でも魂の影響は色濃いです。

そしてその根底を流れ、波動等チャネリングに直接作用する要素に常に変化している潜在意識の影響は決して少なくありませんから、傍で潜在意識を放出している放神性創造秩序主導型の影響は全ての魂が確実に強く受けています


宇宙の構造は潜在意識が全ての中を駆け抜けながら宇宙万物に変遷していく変化そのものであり、宇宙万物が一体即ち無限である事を示します。

宇宙万物は肉体や物体という目に見えるものから魂や概念という目に見えないものまで全てをさし、勿論時間や空間もその中に含まれます。

私は、この構造全て、変化全てを肉体的にも精神的にも魂的にも常に感じ取り続ける事を真の悟りと定義しています

その為には統制秩序を代表とした魂力を高め続ける事に加え、この宇宙の構造を理解し常に感じ取るべく意識し続ける事が欠かせません。

真の悟りを開いた魂は、自他共に理想的な成長を遂げる上で最適な因果律に乗る事ができ、例え今は辛くとも必ず将来、そして来世、宇宙全体を良い方向へ導く起点になる存在になる事ができます

この詳しいメカニズムについては、次回の「輪廻転生について」とその次の「因果律について」の記事で説明していきます。