杉真理「キー・ステーション」。。伊藤銀次、佐野元春、浜田省吾。。様々なミュージシャンが登場するド | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

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1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

杉真理(すぎ まさみち)。。

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1977年デビュー。
1982年、大滝詠一の「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」に佐野元春とともに参加し、一躍その名前を広く知られることになりました。

私が杉真理を聴き始めたのは、日産自動車のCMとして使用されていた、1980年10月1日にリリースされたシングル「Catch Your Way」がきっかけでした。

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【Catch Your Way / 杉真理】

キャッチーなメロディ・ラインにすぐに虜になってしまいました。。
当時、あまり知られておらす、名前も漢字で”杉真理”と書くため、”すぎ まり”と間違えられ、レコードが女性コーナーにあったのを覚えています。。

そんな杉真理が1985年6月に発表したアルバム「SYMPHONY #10」は、すでに一定の位置を確立したアーティストとして充実した作品となりました。
【SYMPHONY #10 / 杉真理】
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「10番目のシンフォニー」と名付けられたアルバム。
杉真理は、「”夢”を表現したかった。。。僕らがラジオやポップスから与えてもらったのは”夢”だと思う。だから今の聴き手の人たちにも、僕は”夢”を与えてあげたいんです。」と当時の雑誌で語っています。

ここからシングルカットされた「キー・ステーション」は、まさにそんなコンセプトを具現化したポップスで、杉真理のミュージシャン仲間、”山下達郎””ユーミン””ナイアガラ””伊藤銀次””浜田省吾””佐野元春”の名前が次々と登場します。

特に伊藤銀次、佐野元春、濱田省吾の3人は、本人達がこの曲のためにレコーディングに参加し、声を聴かせてくれています。

【Key Station / 杉真理】

杉真理はこの名前が出ている人たちを「みんなラジオやポップスの魔法にかかった人たちだと思う。」と語っています。

佐野元春はこの「キー・ステーション」を聴いて、「政治的なところを除いたバンド・エイドみたいな曲だね。」と言ったそうです。

現在も、ソロ、須藤薫とのユニット、ピカデリー・サーカス、BOX、村田和人・伊豆田洋之・山本英美とのライヴ等、精力的に活動しています。

ポップスの魅力を知っている杉真理。。
これからも素敵な歌声を聴かせてもらいたいです。。