杉真理(すぎ まさみち)。。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191024/13/layhishead/89/2a/j/o0410027014622611136.jpg?caw=800)
1977年デビュー。
1982年、大滝詠一の「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」に佐野元春とともに参加し、一躍その名前を広く知られることになりました。
私が杉真理を聴き始めたのは、日産自動車のCMとして使用されていた、1980年10月1日にリリースされたシングル「Catch Your Way」がきっかけでした。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191024/13/layhishead/76/f8/j/o0367036714622611137.jpg?caw=800)
【Catch Your Way / 杉真理】
キャッチーなメロディ・ラインにすぐに虜になってしまいました。。
当時、あまり知られておらす、名前も漢字で”杉真理”と書くため、”すぎ まり”と間違えられ、レコードが女性コーナーにあったのを覚えています。。
そんな杉真理が1985年6月に発表したアルバム「SYMPHONY #10」は、すでに一定の位置を確立したアーティストとして充実した作品となりました。
【SYMPHONY #10 / 杉真理】
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20191024/13/layhishead/d0/59/j/o0499050014622611138.jpg?caw=800)
「10番目のシンフォニー」と名付けられたアルバム。
杉真理は、「”夢”を表現したかった。。。僕らがラジオやポップスから与えてもらったのは”夢”だと思う。だから今の聴き手の人たちにも、僕は”夢”を与えてあげたいんです。」と当時の雑誌で語っています。
ここからシングルカットされた「キー・ステーション」は、まさにそんなコンセプトを具現化したポップスで、杉真理のミュージシャン仲間、”山下達郎””ユーミン””ナイアガラ””伊藤銀次””浜田省吾””佐野元春”の名前が次々と登場します。
特に伊藤銀次、佐野元春、濱田省吾の3人は、本人達がこの曲のためにレコーディングに参加し、声を聴かせてくれています。
【Key Station / 杉真理】
杉真理はこの名前が出ている人たちを「みんなラジオやポップスの魔法にかかった人たちだと思う。」と語っています。
佐野元春はこの「キー・ステーション」を聴いて、「政治的なところを除いたバンド・エイドみたいな曲だね。」と言ったそうです。
現在も、ソロ、須藤薫とのユニット、ピカデリー・サーカス、BOX、村田和人・伊豆田洋之・山本英美とのライヴ等、精力的に活動しています。
ポップスの魅力を知っている杉真理。。
これからも素敵な歌声を聴かせてもらいたいです。。