ドナルド・フェイゲン、マイケル・マクドナルド、ボズ・スキャッグスによる 「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」 の来日コンサートに弟のトランペット・プレーヤー、マイケル・レオンハートとともにコーラスとして参加、また2000年頃からスティーリー・ダンのツアーに参加し、2012年発表のドナルド・フェイゲンのニューアルバム「サンケン・コンドズ」にも参加と、いまやドナルド・フェイゲン・ファミリーと言っても過言ではないキャロリン・レオンハート。
1971年生まれのニューヨークを中心に活動している売り出し中の美人シンガーで、ベテラン・ベース奏者ジェイ・レオンハートの愛娘であり、幼い頃からジャズを歌っていた本格派アーティストとして活躍中です。
ジャズ中心の活動ですが、ノラ・ジョーンズ、クリスティーナ・トレイン等と同様、ノスタルジックでアコースティックな女性ヴォーカルとして人気を博しています。
先日の 「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」では、マーヴィン・ゲイもカヴァーした名曲、Gladys Knightの「悲しいうわさ/I Heard It Through the Grapevine」でマイケル・マクドナルドとともに意外にもソウルフルな歌声を披露してくれました。
【Dukes of September- Carolyn Leonhart sings "Heard It Through the Grapevine" 】
Live 8/11/2012
「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」の日本公演でもこのセクシーな衣装で登場してくれました。
そんな彼女がデビッド・マシューズ率いるManhattan Jazz Orchestraと共演した「Over The Rainbow」をご紹介します。
【Over The Rainbow / Manhattan Jazz Orchestra】
こちらはしっとりと聴かせてくれています。思わず聴き入ってしまいます♪
いろいろと調べてみると意外だったのは、石川さゆりが1990年に発表し、ゴスペラーズや竹内まりやのカヴァーでもお馴染みの「ウイスキーが、お好きでしょ」(作詞:田口俊、作曲:杉真理)のカヴァーを1992年に発表していました!
【Carolyn Leonhart 1992】
1 I Saw You In Sofi (Mathews, Mathews) 4:46
2 Come Rain Or Come Shine (Mercer, Arlen) 2:59
3 Whisky (Mathews, Sugi) 4:56
4 The Way You Look Tonight (Fields, Kern) 4:43
5 Manhattan Lullaby (Mathews, Mathews) 4:21
6 Teach Me Tonight (Cahn, Paul) 2:43
7 There Used To Be Colors (Mathews, Mathews) 5:49
8 Bei Mir Bist Du Schon (Jacob, Cahn, Chaplin, Secunda) 6:11
9 The Island (Bergman, Bergman, Lins, Martins) 6:40
10 Autumn Leaves (Mercer, Prevert, Kosma) 3:43
11 All Blues (Davis) 9:43
12 My Funny Valentine (Hart, Rogers) 3:16
【Whisky / Carolyn Leonhart】
どういう経緯でこの曲が収録されたかはわかりませんが、デビッドマシューズのピアノをバックに艶のあるセクシーな歌声が素敵です♪
オリジナルはこちら。
【石川さゆり / ウイスキーがお好きでしょ】
キャロリン・レオンハートは、近年、ご主人でサックス・プレーヤーのウェイン・エスコフェリーとのデュオ・アルバムをコンスタントに発表、素晴らしい歌声を披露してくれています。。
【Tides of Yesterday /Carolyn Leonhart Wayne Escoffery(2010)】