マイケル・ネスミス「シルヴァー・ムーン」(1970)。。元モンキーズのマイクが放ったカントリーフ | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

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1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

ブロ友「simple.m」さんのボブ・シーガーの記事(http://blogs.yahoo.co.jp/waka625ip/7565662.html)を読んだら、ふとマイケル・ネスミスの音楽を想い出してしまいました。
 
マイケル・ネスミス。。
モンキーズのメンバーであり、モンキーズのオリジナルサウンドの要であったマイク。
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マイクの放つカントリーフレーヴァ―溢れる才能は、モンキーズ時代から発揮され、モンキーズ解散近い1969年には、彼の作品で自らがリードボーカルをとった「リッスン・トゥ・ザ・バンド」がシングルとして発売されるなど、最後までモンキーズサウンドの要でありました。
【Listen To The Band / The Monkees】
実際に、マイクがモンキーズを脱退し、3ヶ月後にモンキーズは解散を表明しています。
 
そんなマイクがマイケル・ネスミスとして1970年に自らのバンド「ファースト・ナショナル・バンド」を結成しソロデビュー。ソロ2作目のシングルとなった「ジョアンヌ」は、全米21位のヒットとなっています。
 
そして第3弾シングルとなった「シルヴァー・ムーン」は全米42位ながら、日本では大ヒットを記録し、多くの日本のモンキーズファンを喜ばす結果となりました。

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【 Silver Moon / Michael Nesmith & The First National Band 】

印象的なイントロ、キャッチーなサビ、全体を覆うカントリー・フレーヴァ―。。
まさに、マイケル・ネスミスの面目躍如といった楽曲です。
 
その後も歌手、俳優としても活躍、またいち早くMTVに目をつけ、ビデオ制作会社を設立、1981年にはグラミー賞の「ビデオ・オヴ・ザ・イヤー」も受賞するなど、ビジネスマンとしても活躍しています。
 
定期的に行われるモンキーズの再結成には、レギュラーとして参加はしていませんが、時々ゲストとして参加し、元気な姿を見せてくれています。
 
ソロアルバムも良質な作品が多いのですが、日本ではベスト盤以外はCD化されず。。
もっともっと多くの方に聴いてもらいたいひとりです