エイドリアン・ガーヴィッツ「ワンダー・オヴ・イット・オール」。。ボズを意識したサウンドがとても心 | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

エイドリアン・ガーヴィッツ。。
ハードロックの世界からAORへ華麗に変身を遂げたアーティスト。。
以前、ファルセットボーカルが心地よい「ラヴ・スペース」をご紹介しましたが、今日のご紹介は、同じアルバムに収録されている「ワンダー・オヴ・イット・オール」をご紹介します。
【 Sweet Vendetta / Adrian Gurvitz in 1979】
イメージ 1
このアルバム、TOTOのメンバーである、デビット・ペイチ(key)、スティーブ・ポーカロ(Ds)、デビッド・ハンゲイト(B)が参加しており、明らかにボズ・スキャッグスの「シルク・ディグリース」(1976)を意識したサウンドメイクになっています。

実は、このアルバム、TOTOの3人のメンバーの他、パーカッションにジョー・ポーカロ、アレンジャーにマーティ・ペイチと、メンバーのお父さん達も参加と、まさにTOTOファミリー大集合といった感があります

【 The Wonder Of It All / Adrian Gurvitz 】

さすがギタリストだけあって、イントロからギターカッティング&ソロ、そして終始、キーボードのバッキングにあわせたギターソロが印象的です。全然ハードロック的なソロではなく、ソフトなタッチが曲にあっています。
ギター、キーボード、ベース、ドラムスのグルーヴ感がとても心地良く、ドライヴに最適ですね
まさに、ボズ的世界かな??

それにしても1979年といえば、1978年デビューのTOTOも忙しかったと思いますが、手抜きのないいい仕事をしていますね。。。

【以前のエイドリアン・ガーヴィッツのご紹介】
ハード・ロックからAORへの華麗なる転身。。。エイドリアン・ガーヴィッツ 「ラヴ・スペース」
http://blogs.yahoo.co.jp/layhishead1980/7806455.html