空間基準面 | 山梨県発!スポーツが上手くなって痛みがなくなる方法

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【空間基準面】

 

空間基準面とは、空間の中における基準となる面のことです。

 

空間は3Dといわれるとおり、3つの面から成り立っています。

 

1、矢状面

 

2、前額面

 

3、水平面

 

この3つの面のうち、どれか一つを基準面として身体のマップに設定することにより、動きの方向性が明確となります。

 

それにより、動きの安定性と多様性が生まれ、解放されたパフォーマンスを感じることができるようになります。

 

どの面を基準とするかは人によって違います。

 

空間基準面はみなさんの中にあって、スポーツ時に限らず、日常のどんな場面においても作用しているものですが、実際にはどんな場面で実用的に使われているのかピンとこないという方も多いのが実情です。

 

そこで、年末に向けて整理していた際に出てきた『GOLF DIGEST 2014年 12月号』に空間基準面のイメージをつかみやすくなりそうな記事が載っていましたので引用させていただきます。

 

 

ゴルフは、軸と面ということの意識が高い競技ですので、どの空間基準面が活性化されているのかがはっきりと出やすくなります。

 

上のページに載っているプロの皆さんを3つの空間基準面に分類すると、

 

●水平面

 

・石川遼プロ

 

・小田孔明プロ

 

・藤田寛之プロ

 

 

●矢状面

 

・谷原秀人プロ

 

・川村昌弘プロ

 

・矢野東プロ

 

 

●前額面

 

・手嶋多一プロ

 

・宮本勝昌プロ

 

となります。

 

ここに載っている1軸・2軸は、意味の違う軸が同列になっているので、説明すると複雑になってしまうのですが、軸には動作傾向によるものと、空間基準面によるものの2つがあります。

 

選手によってどちらを強く意識しているのかが違いますので、表現が違ってきます。

 

ですので、軸の話は横に置いておいて、空間基準面を中心にお話しします。

 

まず、水平面はコマを地面に置いた状態で、ゴルフという競技のイメージ通りの回転運動です。

 

この面を基準面に持っていると、「軸を中心に回転している」という感覚が強く入ります。

 

動作傾向による1軸・2軸があるので、小田プロのように真ん中の軸を中心に回転するパターンと、藤田プロのように左右の軸それぞれで回転するパターンとありますが、どちらにせよ「軸を中心に回転する」という表現がしっくりくる特性となります。

 

次に、矢状面はコマの芯を左右に向けた状態で、マット運動の前回り・後ろ回りと同じ運動方向です。

 

この基準面で動作を行った時に強く入る感覚は「上げ下げ」です。

 

ゴルフは最終的には軸回転の競技なのですが、だからといって「軸を中心に回転する」という動作イメージがイコールなのかというとそうではないのです。

 

「軸回転の競技」を成立させるためにどう意識したらよいのかが、どの空間基準面を持っているかによって違うということです。

 

この矢状面を基準面に持つ選手は、軸という話でもやはり「クラブを上げ下げ」と表現したくなる特性になります。

 

余談ですが、動きが矢状面ということは回転軸は、左右の肩を貫くような横軸となります。

 

ですので、川村プロのように空間基準面に特化すると、一般的な上下に貫く軸の意識が薄れ「軸って考えたことないですけど・・・」となるのもよくわかります。

 

最後に前額面ですが、コマの芯を前後に向けた状態で、側転と同じ運動方向の横回転となります。

 

イメージは「ぬりかべ」になった感じで、その前の面にそって手が抜けていきます。

 

この基準面に伴う軸は、2軸の要素を強く持つので、動作傾向が2軸な選手は、手嶋プロのように完全に「左右に体重移動」という表現になり、宮本プロのように1軸の選手なら「背中を大きく動かす」という表現となります。

 

ちなみに「べた足」でインパクトをむかえる選手は、この基準面を持っている選手が多いです。

 

このように、空間基準面は動作において運動方向を決める大事な要素となります。

 

しかしこれは、最新理論でも流行りのトピックスでもなく、皆さんが持っている動くためのルールであり、設計図なのです。

 

この設計図は、ゴルフだけではなく、すべてのスポーツにおいて大切な役割を果たしています。

 

ぜひ、自分に合った空間基準面を見つけてみてください!


SPEC Physical Performance Academyの平澤でした。

 
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