裸の王様という、童話はご存知だと思います

このお話も今の時代にぴったりだと思いました

 

 

なんでも高価で珍しいものをほしがる王様がいました

珍しいものがあればなんでもコレクトしていきました

 

そんなことを知った遠くの国からやってきた男たちは王様に

 

「私達の作る服は世にも珍しいとてもきらびやかでとても美しい

生地でできています。ただし、心が綺麗な人にしかこの着物は

見ることができないのです。一度、ご覧になりますか?」

 

王様は珍しく綺麗なものが好きなのでそれが

どうしても欲しくなりました

その服の生地を王様は見ましたが、王様にはその生地が

全く見えません

 

どうです、王様、とても綺麗でしょう?

お気にいりましたか?

 

王様は自分の心が綺麗じゃないことを悟られるのを恐れて

とてもきれいだ。こんな美しいものは観たことがない!

すぐに作ってくれ!

 

見えないものを見えたと嘘をついて注文を入れました

 

家来たちにもその着物は見えません

しかし、家来たちも自分の心が綺麗じゃないことを

他人に知られるのが怖くて、私には生地が見えないと

口にすることができませんでした

 

そして服が出来上がりました

 

王様、服が出来上がりました。どうぞ、着てみてください!

まあ、なんとお似合いなのでしょう!

 

しかし王様はその服が見えませんので

裸に見えない着物を羽織ったふりをしました

 

家来の誰もがその着物を見ることができませんが、

なんと、王様、美しいのでしょう!

見えているかのように嘘をつきました

 

皆見えているのだから、私だけ見えないとは言えない・・・

王様は思いました

 

そして見えない綺麗な服を着て王様は街に

パレードに出かけました

 

街の人はいつもきらびやかな衣装を着ているのに

今日は何も着ていないことにあっけにとられていました

どうしたんだろう?誰も何も言えませんでした

 

すると子供が、「王様ははだかだ!はだかの王様!」

 

口にしました そうだよな、何も着ていないよな!!

国民は裸の王様を見ていっせいに笑いだしました

 

王様は恥ずかしくなってお城に引き返しました

 

詐欺師はもう、高額な報酬を持ってお城を出た後でした

 

 

そんなお話です

 

 

今の世の中、そんなことが起こっている気がしています

 

もともと、ウイルスによる危機って、本当にあるのだろうか

 

芸能人で亡くなった方、感染したとされる方はいますが、

知り合いで陽性になった人、症状が出た人、

濃厚接触者になった人はひとりもいません

 

インフルエンザは毎年知り合いが何人もかかります

インフルエンザにかかる人はひと冬1000万人くらい

死者は多い時は1万人、少ない時は3000人くらい

平均死亡年齢は56歳。

高齢者が多いですが、子供、20代の死者も多いので

平均年齢は下がります

 

コロナの死者は平均寿命にほど近い

79.3歳。インフルのほうがはるかに怖いです

 

インフルエンザは、感染者でなく、患者。症状が出て

医者からあなたは、インフルエンザを発症しています

と宣言された人です

 

インフルエンザが週40万人患者が出ても

マスクをつけましょうとか、

外出しないでくださいなんて言われたことありません

 

なんでマスクをするのでしょう

ウイルスは感染者でなく、発症した人からしか

拡散することはないとされているし、

マスクをしてもウイルスはマスク生地の30分の1の小ささ

 

蚊の大きさより30倍も隙間が大きい網戸で

蚊の侵入を防ぐことはできません

 

マスクをつければ鼻や口をさわれないよね

マスクをすれば、つばを飛ばさないよね

 

これだけだと多くの人は知っているけど

 

私は怖いことには思えないけど、

自分だけ怖くないというと周りから白い目で見られる

黙って周りに合わせて怖がっているふりをして

マスクをして出かけよう

 

そんな状態になっているのではないだろうか

 

今、起こっていることは

 

もともと存在しない怖いものを

あたかも恐ろしいものであるかのようにみせかけて脅して

大きな報酬を得ようと思っている悪い奴がいるのかも・・・

 

怖いと思わなければ、周りからバカにされるのではないか・・・

と心配する人々の滑稽さ

 

私には、怖くないものを、あたかも怖いもののように

毎日必死にテレビでアピールしているようにしか見えていません

 

しかし、先日お話いたしました、

「おおかみがでたぞー!」のように、

これから本物の怖いものが出てくることには注意して

いきたいと思います

 

昔も今も、人というのは変わらないものです

 

童話って、おとなになってから見たほうが面白いです

 

今日はこのへんで

 

ご無沙汰しております

令和2年は日常生活が混とんとしておりますが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか

 

本日のタイトル、「おおかみがでたぞー!」で知られている

羊飼いの少年と狼、狼少年、羊飼いと狼

様々なタイトルがありますが、

今日このイソップ童話が頭によぎりましたので

紹介させていただきたいと思います

 

昔話や童話は人生の真理が含まれているので

人生の教訓として

次世代に引き継ぐもの

 

真理とは、場所や時代にかかわらず

変わることのない教え


 

 

この狼少年が今のコロナ騒動に

とてもよくあてはまると気づいたので

ブログを書かせてもらいました

 

 

まず、あらすじ。

 

あるところに、羊飼いの少年がいました。

毎日牧場に行ってはひとり羊を見張っているだけの

代り映えのないとても退屈な毎日を過ごしていました

 

「何か、おもしろいことはないかなぁ」

そうだ!狼がでたぞ!と言えば村人がびっくりするに違いない!

よし、やってみよう!

 

少年は狼が出ていないのに、

 

「おおかみがでたぞー!おおかみがでたぞー!」

 

村人に知らせました

 

村人は大変なことが起こった!と武器を手に駆け付けました

しかし、狼なんてどこにもいません

なんだ、いないじゃないかと、村人は帰ってゆきました

 

しかし、村人の慌てた顔がとても面白かったので、少年はまた嘘をつきました

 

「おおかみがでたぞー!おおかみがでたぞー!」

 

すると前の半分くらいの村人が武器を持って駆けつけてくれました

しかし、狼はまたいません。村人はまたか・・・と帰ってゆきました

 

2度やると、もう1度やりたくなってまた

 

「おおかみがでたぞー!おおかみがでたぞー!」

 

2回とも誤報だったこともあり、駆け付けてくれる人は数えられるくらいに少なくなりました

しかし、狼はいなかったので、村人はまたか・・・と帰ってゆきました

 

ところが、ある日、本当におおかみが現れました

少年は慌てて村人に助けを呼びました

 

「おおかみがでたぞー!今度は本当におおかみがでたんだよぉ!」

少年は泣きながら村人に助けを呼びましたが、村人はもう騙されないと

誰も応援にかけつけてはくれず、羊は狼に食べられてしまいました

 

 

こんなお話です

 

教訓としては、嘘を何度もつくと人から信用されなくなる!

ということだと思いますが、その逆もまたありました。

 

誤報を何度も聞かされると、

人は慣れてしまってその危険性を

忘れてしまうものである!

今の時代と照らし合わせてみましょう

 

まず、今年の2月

コロナウイルス感染拡大により、公立の小、中、高校の休校が決定

4月には緊急事態宣言が出され、テレワークや不要不急な外出は控えろ、

人との接触を8割減らす努力をして、必ずマスクを着用して

県をまたいだ移動をしないで

 

これが、少年が1回目に「おおかみがでたぞ!」と言った時です

 

私もこの時は大変なことが起こったんだ。気を付けなければ・・・

と思っていました。国民も緊急事態宣言などはじめての人も多く、

政府が言うのだからきっと大変なことなのだろう。

協力しなければ!多くの人が思ったと思います

 

しかし、よくよく調べるとこのウイルスは結核、熱中症、

インフルエンザ、交通事故より死亡者が少ない。平均死亡年齢は79.3歳。

平均寿命とほとんど変わらないことを知り、なんてことはない、

日本においてはただの風邪なのだとわかりました

 

しかし、人々が言いつけを守り自粛をしっかりやったせいで

経済が大きなダメージを受けたことを知りました

 

緊急事態宣言が解かれ、学校やお店は通常営業をはじめ、

経済は動き始めました

 

しかし、8月に入るとお盆に向けて感染者は増えていき・・・

意図的に増やされていきました

お盆に帰省することは控えてください!

 

ここが少年が2回目に「おおかみがでたぞー!」と言った時です

 

半数以上の人は何かおかしいことに気づいていたと思います

しかし、地方に住む人は家に都会からの人がやってくることを

恐れる人が多くいました。

風評被害です。他県ナンバー狩り、住民の嫌がらせなどです。

 

仕方なく帰省できなかった人も多いはずです

コロナの重症者、死者は熱中症よりはるかに少なかった

過去最高に暑かった8月のことです

 

しかし、9月になると風向きは一気に変わりました

GO TOキャンペーンで、旅行にいこう!外食にいこう!

 

つい先日までステイホームと言われていたのに

政府やマスコミは逆のことを言い、外に出ましょうと

宣伝をはじめた

 

政府が外出を推奨しているなら、出かけようじゃないか!

今まで自粛で我慢させられていた国民は大手を振って

地方へ旅行をはじめました

 

しかし11月になって感染者は増やされていきました

11月の3連休を前にして過去最大の増え幅!

テレビや政府はキャンペーンを打ちます

 

感染が拡大しています!

がまんの3連休にしてください!

 

これが、3度目の「おおかみがきたぞー」

 

それに反応する国民は少なくなりました

3連休の中日、多くの人が外出し、新幹線も満席状態、

旅館やホテルをキャンセルする人もいましたが、

すぐに予約で埋まるようになっているそうです

 

もう、政府の言うおおかみがきたぞー!は怖くありません

 

しかし、ここからがこの童話の本当のお話

 

ここから、もし本当に狼が出てきてしまったら、

あなたは大切な羊・・・

家族、自分の健康を守れますか?

ここで油断をしてしまうと取り返しがつかなくなるよ!

 

これがこの童話の教訓でもあるのだと気づきました

 

今現在、コロナの死亡者、重症者は決して多くはない

 

しかし、これから本当に狼、もっと怖いウイルスや

災難、災害が現れてしまったとき、嘘と決めつけて

行動できなくなってはいけない!

 

最近報道されているマスク会食、フェイスシールドをしながら会食、

だけどお酒は4人以内で・・・

私も本当にアホらしい、やってられない。もうテレビなんか見ない!

と思っていましたが、

この童話が頭をよぎり、ここからは、本当の狼には気を付けよう。

情報収集を自分で怠らないようにしようと改めて思ったところです

 

皆さんは、この童話から、何を教訓にするでしょうか

 

それでは。

いい人、いい子っていうと

どのような人を想像するでしょうか?

 

ここではいい人より「いい子」のほうがわかりやすいので

いい子としてお話を進めます

 

いい子っていうと、

どういう子をイメージしますか?

 

たいていの人は、いいことをする子

 

をイメージすると思います

 

先生や親の言うことをよく聞く子

よくお手伝いをする子

近所の人に元気に挨拶をする

友達を大切にする

いい点をとったり運動でよい成績をとる

 

いいことをする子を、いい子って呼ぶと思うんです

 

 

しかし、仏教はそうとは説いていません

 

いいことをするより、

悪いことをしないことがいいことである

 

仏教には十善戒(じゅうぜんかい)という戒律があります

 

善い戒律、つまり、これをしなさいというものです

 

しかし! その内容はこれをすると善い!というより、

 

これをしてはならない!

という禁止事項が10個連なっているのです

 

 

不殺生 命を殺すな

不偸盗 人のものを盗むな

不邪淫 不倫するな

不毛後 嘘をつくな

不綺語 噂話、無駄なおしゃべりをするな

不悪口 悪口言うな

不両舌 つじつまの合わないこと言うな

不慳貪 出し惜しみするな

不瞋意 怒るな

不邪見 間違った考えをするな

 

 

そう、善いことをする人が善い人ではない

悪いことをしない人が、善い人である!

 

という教えなんです

 

たとえば、ものすごい犯罪を犯した容疑者の周りにインタビューが来て

こんな証言聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

 

普段はまじめで、近所で笑顔で挨拶して子供とよく遊んでいいお父さんのようでした

まさか、あの人があんなことをするなんて、信じられません・・・

 

どんなにいいことをしていても、その裏で悪いことをしていては、

それはいい人ではない!ってことなんですね

 

うちの子、うちの孫、うちの親戚の子はなにも取り柄がない・・・

なんて思っていないでしょうか。

 

でも、あの子は動物虐待なんて絶対しないし、

人のものも盗まない、悪口なんて言わない、物静かで怒ったりしない

 

それこそ、いい子なんですね

善いことをする前に、悪いことをしないこと。これがまず大事なんです

 

よい運転ドライバーとは、うまい運転をする人ではない

悪い運転をしない人のことである

 

どんなに運転がうまくたって、あおり運転とかしちゃ、

いいドライバーではないですよね

 

いいことを起こすより、まずは悪いことをおこさないってことですね

40歳にして、惑わなくなった
50歳にして、天命を知った
60歳にして、まわりが何を言おうが、動じなくなった
70歳にして、やりたいことをやっても道を外さなくなった


と、論語にはあります

あれから2000年以上の時が経っています


その間、文化、技術、医療、食糧の調達、

戦争も減り、物質的に豊かになりました


しかし、人類の魂はなかなか向上していない
その時代より幸せを感じて
暮らす人は増えているのだろうか


温故知新を繰り返していけば
人類の魂はどんどん磨かれていくはずなのに

魂を磨くことをしなければ
物質的に豊かになっても魂は向上されていかない

古人の教え、多く出ていて
勉強できる環境も増えています


孔子は、軽く越えてゆきたいですね

私は今まで夢中になったことから
沢山のことを学んでこれた


子供のころやっていた将棋で


ここから相手陣地に突破するにはどうするのか。
将来起こりうるパターンをあれこれ考えながら
勝利を手にする方法を考えた

相手が仕掛けてきたら
これからどういう攻撃をしてくるのか?
今、守備の陣形をしいておかなければあとで
大打撃になるぞ・・・
自分を守る方法を考えた

攻めるのか、守るのか・・・




今の現状を冷静に考え、今どう動くかで未来が決まる

人生の縮図とてもいい訓練です。
オセロも、トランプも麻雀だってそうですよね

テレビゲームだって、そうだと思います

私もよくテレビゲームばかりやっていて
怒られもしましたが。笑


今やっているカメラも
今ある環境でどのレンズでどの角度で
どこから光を当てて露出はどれくらいにしようか?
一瞬で判断して動き行く時を止めて決断して撮る

決断力の鍛錬になっています



同じ場所で同じ道具を持っていたとしても
人によって違う画が撮れる


はたから見たら無駄なこと・・・と思うかもしれないけれど
そこで何かを得るか得ないかは自分次第。


子供や友達、家族が
自分の意にそぐわないことに夢中になっていても
そこから何かを学ぼうとするチャンスを
つぶさずに 見守ってあげてほしい

と思います


世間的に言う「勉強」
学校のテストでいい点をとる勉強だけが
勉強と思っている親も多くいる

でも生きる知恵は「勉強」よりも遊びや趣味、
時間と労力の無駄と思えることが
今後の人生を生きていく学びになるのでは
ないだろうか


成功するよりも失敗から得られることのほうが
多い気がします


沢山遊んだ人の方が面白みがある気がしますよね

ものごとが思い通りうまくいかず失敗した時、


努力をしない者は
人のせいにして他人を非難する

努力が足りなかったと知っる者は
努力をしなかった自分を非難する

失敗した理由を知り、成功するための努力を知る者は
誰も非難せず、努力をはじめる


どのタイプの人もよく見かけます。


努力できる人でありたいし、他人も自分も卑下しない
自分でありたいものです

ざっくり、般若心経

日本でおそらく一番読まれているであろうお経が
般若心経

内容の素晴らしさは、もちろん、
270文字程度、ゆっくり読んでも2分ほどで終わる
手軽さが良いのではないでしょうか

しかしながら、どんな内容なのかあまり知らずに
読まれている方が多いと思います・・・


ざっくり、内容を紹介いたします

難しそうなことを、簡単にわかりやすく説明するのが
私のお仕事ですから。(*⌒―⌒*)


まず、4つに分けます。


起承転結に・・・


起・・・「般若心経」の効果、御利益が説かれているパート

御釈迦様が、弟子であるシャーリプトラに

「観音様が、般若波羅蜜多という修行を熱心にされているとき、
      すべてが空である!と悟ることができて、
            全ての苦しみを克服することができたんだよ」

とお話されているところからはじまります

つまり、般若波羅蜜多という修行を完成させると、
すべての苦しみを克服できる

ということが書かれているパート

このお経の効果、効用、御利益が説明されています


承・・・「すべてが空」とは、どういうこと?の説明がされるパート

すべては、空である!

例えるのが早いですね。

今、自分が住んでいる家を、「ここは私の家だ!」と思っていると思います
間違いないでしょう。

しかし、100年前は、あなたの家ではなかった。
100年後も、あなたは住んでいないでしょう
今は、自分の家と思っているけれど、
それは未来永劫ではない

この世に存在するものは、すべていずれなくなるもの
そして、なくなるものしか、この世には存在できないのだ


私にも10代のころ、いろんな悩みがありました

大学に合格できるだろうか、部活は関東大会に行けるだろうか、
あの子は私を好きになってくれるだろうか・・・

しかし、今、その悩みで私は悩んでいません。

いずれなくなってしまうものにとらわれて、嘆いていてどうするのだろう?

これが、「無」ではなく、「空」という発想



転・・・「これ以上すばらしい言葉はない」と持ちあげるパート

般若波羅蜜多という修行は、この上ないものである!と、
持ちあげるパート


結・・・ついに明かされる、
    観音様が完成させた般若波羅蜜多の内容


ガテーガテー パーラーガテー パラサンガテー ボーディースヴァーハ

このお経で一番大切なのは、ここなのです!!!

ぎゃーてーぎゃーてー はーらーぎゃーてー はらそうぎゃーてー ぼーじーそわか

なぜなら、これをお唱えするのが、「般若波羅蜜多」の修行なのです!!!


これを熱心にお唱えすることにより、観音様はすべては空だと悟られて
すべての苦しみを克服されたのです

観音様のように、すべては空だ!それにとらわれてどうするのだろう?
の境地を得て、苦しみを克服したい方は、是非
般若波羅蜜多の修行をしてみてはいかがでしょうか?

4人の妻をもつ男がいた

あるとき、男は遠くの国へ旅立つことになり、

第一夫人に真っ先についてきてほしいと声をかけた


男は、第一夫人をたいそう可愛がっていた

おいしいものを食べさせ、ほしいものを与え、

愛情をかけていた


しかし、第一夫人はこの国が好きなので

遠くにいくなんてまっぴらだわ!


あっさり断られた



そうだ、私には第二夫人がいる!


男は第二夫人も大事に可愛がっていた


しかし、第二夫人も、

第一夫人も嫌だといってるのだもの、私だって嫌だわ!


断られた


いやまて、第三夫人がいる!

男は第三夫人もそこそこ大切にしていた


ええ、国境まではついていってあげますが、そのあとは

ご自分で行かれてください


体裁よく断られた


そういえば、私には第4夫人がいたな・・・

男は第4夫人にはほとんど会いに行くことはなかった


期待せず会いに行ってみると第4夫人は、


あなたの行く所ならばどこにでもついていきますわ!

さぁ、いつでも参りましょう


男はその時、はじめて第4夫人が本当に大切だったことに気がついた



ここで表すのは、

国の外に出るというのは、この世に別れを告げる、

つまり死を表す


第一夫人は、自分の身体

第二夫人は、財産

第三夫人は、親子、兄弟、友達、人間関係

第四夫人は、心


この世で大事にしているもの、
自分の身体、財産、人間関係はあの世に持っていくことができないが、

自分の心はこの世を旅だったとしてもずっとついてきてくれる


身体、財産、人間関係ももちろん大切だけれども

自分の心をいかに大切にし、磨き、そしてこの世を旅立ってゆくのか


ないがしろにしそうな心ですが、

心だけは場所、年齢にかかわらず死ぬまで、いや、

死んでも磨き続けるもの




自分の身体、財産、人間関係を大切にするため、
守るために
自分の心を傷つけ、おろこかにしていないだろうか?


と、教えている仏教法話

それを手にするのにどれだけの時間とお金をかけたか
それに比例してそれを大切にするかどうかが決まる


という法則がある  と、思う


簡単に手に入るものはさほど大切にしないし、されない


どうしても欲しくてようやく手に入れたもの。

レアなもの、期間限定のもの

何度もアタックして振られ続けてようやく付き合えた恋人


簡単にできるものは、長続きしない

少しスキルアップするのに時間がかかるもの


こういうものを、趣味に持つといい


簡単なものは敷居が低いからすぐブームになるけど

それを長く続けようというひとはなかなかいないものだ


誰だってできることなら、誰も認めてくれないからね


楽をすると楽しくない

どうせなら、楽しい方を選ぶ。きっとそれは、楽じゃなく、

面倒くさいほうだ(*⌒―⌒*)

浄土の風景をあらわす阿弥陀経の一節。


浄土では青色は青に光って美しく、

黄色は黄色に光って美しく、

赤色は赤色に光って美しい


というところがある。


え?当たり前のことを言っているだけじゃないか!

と、思うだろうか?


なんとも当たり前のことのようだが、

これがなかなかできていない。


お金持ちは金持ちで幸福で

貧乏は貧乏で幸福で

社長は社長で幸福で

家族がいる人は家族がいて幸福で

一人身は一人身で幸福である


これがなかなかできない。


お金持ちはまだあれが足りないと不幸であり

貧乏はお金持ちでないを不幸であり

社長は責任感が重いことに不幸であり

家族がいる人は家族に恵まれなかったことに不幸であり

一人身の人は寂しいことで不幸である


人はそれなりの色を持っていて
その色で輝けるはずなのに、輝けない

自分は赤なのに、無理に黄色に光らせようとするから

幸せになれない



今持っている色で自信をもって輝ける

そういうものに、なりたいですね


過去、掲載したブログを一部を利用し、再投稿