ご無沙汰しております

令和2年は日常生活が混とんとしておりますが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか

 

本日のタイトル、「おおかみがでたぞー!」で知られている

羊飼いの少年と狼、狼少年、羊飼いと狼

様々なタイトルがありますが、

今日このイソップ童話が頭によぎりましたので

紹介させていただきたいと思います

 

昔話や童話は人生の真理が含まれているので

人生の教訓として

次世代に引き継ぐもの

 

真理とは、場所や時代にかかわらず

変わることのない教え


 

 

この狼少年が今のコロナ騒動に

とてもよくあてはまると気づいたので

ブログを書かせてもらいました

 

 

まず、あらすじ。

 

あるところに、羊飼いの少年がいました。

毎日牧場に行ってはひとり羊を見張っているだけの

代り映えのないとても退屈な毎日を過ごしていました

 

「何か、おもしろいことはないかなぁ」

そうだ!狼がでたぞ!と言えば村人がびっくりするに違いない!

よし、やってみよう!

 

少年は狼が出ていないのに、

 

「おおかみがでたぞー!おおかみがでたぞー!」

 

村人に知らせました

 

村人は大変なことが起こった!と武器を手に駆け付けました

しかし、狼なんてどこにもいません

なんだ、いないじゃないかと、村人は帰ってゆきました

 

しかし、村人の慌てた顔がとても面白かったので、少年はまた嘘をつきました

 

「おおかみがでたぞー!おおかみがでたぞー!」

 

すると前の半分くらいの村人が武器を持って駆けつけてくれました

しかし、狼はまたいません。村人はまたか・・・と帰ってゆきました

 

2度やると、もう1度やりたくなってまた

 

「おおかみがでたぞー!おおかみがでたぞー!」

 

2回とも誤報だったこともあり、駆け付けてくれる人は数えられるくらいに少なくなりました

しかし、狼はいなかったので、村人はまたか・・・と帰ってゆきました

 

ところが、ある日、本当におおかみが現れました

少年は慌てて村人に助けを呼びました

 

「おおかみがでたぞー!今度は本当におおかみがでたんだよぉ!」

少年は泣きながら村人に助けを呼びましたが、村人はもう騙されないと

誰も応援にかけつけてはくれず、羊は狼に食べられてしまいました

 

 

こんなお話です

 

教訓としては、嘘を何度もつくと人から信用されなくなる!

ということだと思いますが、その逆もまたありました。

 

誤報を何度も聞かされると、

人は慣れてしまってその危険性を

忘れてしまうものである!

今の時代と照らし合わせてみましょう

 

まず、今年の2月

コロナウイルス感染拡大により、公立の小、中、高校の休校が決定

4月には緊急事態宣言が出され、テレワークや不要不急な外出は控えろ、

人との接触を8割減らす努力をして、必ずマスクを着用して

県をまたいだ移動をしないで

 

これが、少年が1回目に「おおかみがでたぞ!」と言った時です

 

私もこの時は大変なことが起こったんだ。気を付けなければ・・・

と思っていました。国民も緊急事態宣言などはじめての人も多く、

政府が言うのだからきっと大変なことなのだろう。

協力しなければ!多くの人が思ったと思います

 

しかし、よくよく調べるとこのウイルスは結核、熱中症、

インフルエンザ、交通事故より死亡者が少ない。平均死亡年齢は79.3歳。

平均寿命とほとんど変わらないことを知り、なんてことはない、

日本においてはただの風邪なのだとわかりました

 

しかし、人々が言いつけを守り自粛をしっかりやったせいで

経済が大きなダメージを受けたことを知りました

 

緊急事態宣言が解かれ、学校やお店は通常営業をはじめ、

経済は動き始めました

 

しかし、8月に入るとお盆に向けて感染者は増えていき・・・

意図的に増やされていきました

お盆に帰省することは控えてください!

 

ここが少年が2回目に「おおかみがでたぞー!」と言った時です

 

半数以上の人は何かおかしいことに気づいていたと思います

しかし、地方に住む人は家に都会からの人がやってくることを

恐れる人が多くいました。

風評被害です。他県ナンバー狩り、住民の嫌がらせなどです。

 

仕方なく帰省できなかった人も多いはずです

コロナの重症者、死者は熱中症よりはるかに少なかった

過去最高に暑かった8月のことです

 

しかし、9月になると風向きは一気に変わりました

GO TOキャンペーンで、旅行にいこう!外食にいこう!

 

つい先日までステイホームと言われていたのに

政府やマスコミは逆のことを言い、外に出ましょうと

宣伝をはじめた

 

政府が外出を推奨しているなら、出かけようじゃないか!

今まで自粛で我慢させられていた国民は大手を振って

地方へ旅行をはじめました

 

しかし11月になって感染者は増やされていきました

11月の3連休を前にして過去最大の増え幅!

テレビや政府はキャンペーンを打ちます

 

感染が拡大しています!

がまんの3連休にしてください!

 

これが、3度目の「おおかみがきたぞー」

 

それに反応する国民は少なくなりました

3連休の中日、多くの人が外出し、新幹線も満席状態、

旅館やホテルをキャンセルする人もいましたが、

すぐに予約で埋まるようになっているそうです

 

もう、政府の言うおおかみがきたぞー!は怖くありません

 

しかし、ここからがこの童話の本当のお話

 

ここから、もし本当に狼が出てきてしまったら、

あなたは大切な羊・・・

家族、自分の健康を守れますか?

ここで油断をしてしまうと取り返しがつかなくなるよ!

 

これがこの童話の教訓でもあるのだと気づきました

 

今現在、コロナの死亡者、重症者は決して多くはない

 

しかし、これから本当に狼、もっと怖いウイルスや

災難、災害が現れてしまったとき、嘘と決めつけて

行動できなくなってはいけない!

 

最近報道されているマスク会食、フェイスシールドをしながら会食、

だけどお酒は4人以内で・・・

私も本当にアホらしい、やってられない。もうテレビなんか見ない!

と思っていましたが、

この童話が頭をよぎり、ここからは、本当の狼には気を付けよう。

情報収集を自分で怠らないようにしようと改めて思ったところです

 

皆さんは、この童話から、何を教訓にするでしょうか

 

それでは。