浄土の風景をあらわす阿弥陀経の一節。


浄土では青色は青に光って美しく、

黄色は黄色に光って美しく、

赤色は赤色に光って美しい


というところがある。


え?当たり前のことを言っているだけじゃないか!

と、思うだろうか?


なんとも当たり前のことのようだが、

これがなかなかできていない。


お金持ちは金持ちで幸福で

貧乏は貧乏で幸福で

社長は社長で幸福で

家族がいる人は家族がいて幸福で

一人身は一人身で幸福である


これがなかなかできない。


お金持ちはまだあれが足りないと不幸であり

貧乏はお金持ちでないを不幸であり

社長は責任感が重いことに不幸であり

家族がいる人は家族に恵まれなかったことに不幸であり

一人身の人は寂しいことで不幸である


人はそれなりの色を持っていて
その色で輝けるはずなのに、輝けない

自分は赤なのに、無理に黄色に光らせようとするから

幸せになれない



今持っている色で自信をもって輝ける

そういうものに、なりたいですね


過去、掲載したブログを一部を利用し、再投稿