The Songbards 「Big Hug!」 | ラフラフ日記

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The Songbards 東阪ツアー 「Big Hug!」
2023年5月19日(金) Shibuya WWW X

 

The Songbards(ソングバーズ)からベースの柴田淳史が脱退するという知らせが 2月にあった。

ソングバーズの 4人の佇まいが好きだし、何より、柴田さんの笑顔や雰囲気、醸し出す空気がバンドマンにはなかなかない貴重な感じがしたし、ソングバーズにとってもそれはバンドの欠かせない個性だと思っていたから(それはメンバー全員そうだけど)、驚いたし、ショックと言えるほどソングバーズを追えてきてないけど、大きな損失に思えた。せっかく好きなバンドを見つけたのに、魅力が減っちゃうのかと。

 

しかし、ソングバーズは次のフェーズに進むべく、新たな楽曲制作に取り組んでいるというし、このまま終わりではなく、現体制の 4人として最後のライブをするというから、行ってきました。その名も、Big Hug!

 

その直前、5月17日にリリースされた新曲「フィラメント」にも柴田淳史が参加していて嬉しかった。(藤巻亮太がプロデュース)

 

 

やっぱりまず出てくる感想は、良いバンド!

良いバンドといっても、優等生的だったり当たり障りのないというんじゃなく、面白い。そう、ソングバーズは面白い。なんというか、冒険心を感じる。

 

今日は柴田さんを見るぞ!と決めていっても、上野皓平のボーカルにも、松原有志のギターにも、岩田栄秀のドラムにも目がいってしまう。間奏も目が(耳が)離せない。音を埋めるじゃなくて、音を聴かせるだから。上野さんと松原さんはこの日、キーボードも弾いていた。

 

私はこの日、岩田さんのドラムに心奪われた。「ダフネ」のようなバラード?って曲も、岩田さんのドラムが入るとロックになる。「ダフネ」ってロックだったんだぁって勝手に感じてしまった。

 

私がソングバーズを観るのは 2回目で、7ヶ月ぶりだけど、パワーアップしてるのを感じた。

 

特に上野さんからは、中学生のときからの友達(柴田さん)と別れても、俺はソングバーズを続けて行くぞ!という気合いを感じた。私びっくりしたんだけど、6月にはソロワンマンライブもやるんだってね? 控えめに思ってたけど、そうじゃない?

上野さんの声量にも驚いた。優しくて繊細かと思ってたけど、パワフルじゃない?

 

メンバーの脱退とかがあると、どうしてもフェードアウトして離れていってしまうことが多いのだけど、これからのソングバーズが楽しみになったし、柴田さんのこれからも応援したいな。

オリジナルメンバーのソングバーズを見納めようと、ある意味 “区切り” のつもりで行ったのに、「これから」を感じてしまった。

 

それでも、オリジナルメンバーのソングバーズを観られたことは宝物です。

 

これは配られたポストカードなんだけど、誰がどのサイン?ってなって、エレカシのサインの書き方正しい!って思った。誰がどのサイン?ってなるのも楽しいけどね。

 

「春の香りに包まれて」の前にストーン・ローゼズの「ディス・イズ・ザ・ワン」を少し弾いてて、え?カバー?それとも、こんなまんまな曲あったっけ?と思ってしまった。

クーラ・シェイカーがカバーする「ハッシュ」を感じる瞬間があった。ギター!みたいな。

開演前もリアム・ギャラガーが結構かかってた気がする。

そういう “UKロック” 好きポイントがたまらない~。ツボ~。

 

あと、これはもうその度に言いたくなると思うけど、登場曲がバーズの「マイ・バック・ページズ」なのが L⇔R ファンとしてぐっとこずにいられない。

 

「マジック」をオリジナルメンバーで聴けて嬉しかった。この曲聴いて L⇔R を感じたと思うから。

 

 

The Songbards 「Big Hug!」 5/30 at 大阪 セットリスト

 

 

新曲「フィラメント」、聴いてみてほしいな。

 

【追記】5月31日 0時 に公開されたミュージックビデオ

 

 

アルバム『Grow Old With Us』は、私の 2022年のアルバム第1位です!

 

2022年 私的年間ベストアルバム

 

はじめて行ったライブ。


The Songbards 『Grow Old With Us』Release Tour