浜崎あゆみデビュー24周年ライブ | ラフラフ日記

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主に音楽について書いてます。

ayumi hamasaki ASIA TOUR ~24th Anniversary special @PIA ARENA MM~
2022年4月6日(水) ぴあアリーナMM

 

浜崎あゆみのライブに行ってきました!

 

 

「アジアツアー」とありますが、サブタイトルにあるように「24周年スペシャル」ということで、この日だけのセットリストに内容。もはやツアーじゃないんじゃないかという感じではありますが、コロナによって変更を余儀なくされたであろうスケジュール、「23rd Monster」というタイトルを掲げたが 24周年に突入してしまうなど、いろいろ臨機応変に対応していく中でのツアーということで。終わってみなければわからない、何か大きな一つの輪っかを描いている途中のような。

 

ツアーは昨年 10月にスタートしました。そのときの記事はこちらです。


個人的な話ですが、最近ビデオの整理をしてたんですね。2008年頃までの、主にあゆのテレビ出演のものです。それを見てたら、浜崎あゆみっていうのはずーーーっと外へ外へ活動し続けてたんだなと。常に大衆の前に立っている。それを見て心の底から「えらいなぁ」と思いました。

そこからすると、最近のあゆは表に出ていない。もはやどこが表でどこが裏なのかわからなくもなってますが。
でもそれをふがいないとは思わなかった。これだけ外へ外へ向かっていたんだもん、内へ内へ向かうときもあるよなって。

それでも、「ファンに向けて」ではなく、もっとこう外に向かって欲しいと、そういう気持ちもわからなくもなくて、でも、自分でもよくわからなくなっていたんです。

 

しかし、この日のライブのメッセージで、「みんながいたから」というメッセージが流れたんですね。

それを見たときに、もし私がこの日はじめてあゆのライブに来たとしても、特にあゆのファンじゃなくてあゆのことをよく知らなかったとしても、「“みんな”の中に自分は入ってない」というような疎外感は感じないなと思ったんです。かといって、「“みんな”の中に自分は入ってる」と思うわけでもなくて。

不思議なんですけど、一人一人それぞれの中に “みんな” があって、そこに自分が入ってるわけではないんだけど、でも絶妙に入ってもいて、自分と “みんな” との距離がみんなそれぞれにあって、それがそれぞれ等しい、みたいな。

そういう感覚がしたんです。

 

それは映し出されたメッセージを見てそう思ったのではなく、あゆのライブを観てそう思ったわけで、つまり、あゆが「内輪受け」になったことなんて一度もなかった。そして、「大衆向け」になったわけでもない。あゆのその不思議な「距離感」を感じたんです。外へとか内へとかじゃなくて。

 

だから、あゆは、ファンに向けてでもなく、ファン以外に向けてでもなく、“みんな” に向けて、“あなた” に向けて、歌っていたんだと。

 

ライブを観ていて、

 

私にはあゆの音楽が必要だ!

 

と叫びたくなる瞬間がありました。

 

世界には素晴らしい音楽がたくさんある。

凄い音楽、心地良い音楽。

けれど、自分に必要だと思える音楽はなかなかない、なかなか巡り会えないかも知れない。

でも、私にはあゆの音楽が必要なんだと思いました。

 

20年以上前の曲も歌われて、あゆはそのときのことなんてとっくに通り過ぎてるわけですよ。でも、それがかえって歌がリアルになってて。懐メロじゃないんです。あゆは歌手なんだな~と思いました。(ふいに、美空ひばりが「悲しい酒」を歌うときにいつも涙を流す話を思い出しました)

 

そして、初ライブ歌唱。「from your letter」ですよ。

まさかこの曲が来るとは。(私マスクの中で「えー!」ってつぶやいちゃいました)

 

いやね、この曲は……

近田春夫が「For My Dear...」(1998年)の Acoustic Version についてこう書いていたんです。「ちょっとロバータ・フラック風な生ピアノとエレピの実に黒い Acoustic だった。このミックスの方が、彼女の魅力がよく見えるような気がする」

私これ読んだとき、そうそうそう!って思いました。私も、あゆには黒い…ブラックミュージック合うんじゃないかと思ってたんです。「LOVE ~Destiny~」のスタイリスティックスしかり!

(詳しくはこの記事に貼ったいろいろを是非チェックして欲しいです → 浜崎あゆみとゴスペル )

 

あゆの歌声は「弓」で「ファンキー」だって、ここでも書いてた → 浜崎あゆみ COUNTDOWN LIVE 2013-2014 A

 

で、「from your letter」は、その “黒い” 匂いがする曲だと前から思ってたんです(ちなみに作曲は富樫明生=m.c.A・T です)。

 

だから聴けて嬉しいし、イイネイイネイィ~ネ!

しっとりしたあゆの歌、すっごく良かった。

こういう曲調、特に今のあゆに合う気がするし、これからもっとブラック色カモーン!

 

で、またこの歌を歌うあゆが、照れてる感じで良かったんですよ~。ドキドキしてる感じも伝わってきて。もちろん堂々と歌ってるんですよ。

 

そして、デビュー曲「poker face」。

 

メドレーで歌うことはあっても、じっくり歌うのはかなり久しぶりなんじゃないですか? もしかしたら私ははじめてじっくり聴いたかも知れません。

 

しかも、花道を一人ゆっくりじっくり歩きながらお客さん一人一人に届くように歌うのぐっときすぎた。これだけでご飯五杯いけると思いました。

 

「GREEN」、素晴らしい。こういう曲歌えるの、表現できるの、私の中で浜崎あゆみだけなんですよ。(ドラムは日本代表・玉田豊夢です!)

MV も凄いからぜひ聴いて見てください → https://youtu.be/LyChZCv2nXQ

 

で、「GREEN」でも「poker face」でも「too late」でも思いましたけど、イントロから盛り上がるのあれ、なんなんですかね。

 

「Free & Easy」、きたーーー!ですよ。(もはや語彙力なし)

 

そして、新曲ですよ!

 

リリース前のまったく聴いたことのない新曲をライブで聴くのって、私はじめてかなぁ?(あゆでの話です) どうだろ。

 

とにかくこれは歴史的瞬間です。

 

しかもそれがかっこいい。前述した、「ブラック色」を感じる曲だったんですよ。

(私はもちろんあゆの「ロック」が大好きですが、あゆの「ブラックミュージック」ももっと聴いてみたいんです)

 

でね、タイトルが「Nonfiction」とのことなんですが、私昔こんなブログ書いてたんですよ。

 

そしてそしてそして、

 

今秋、オリジナル・フルアルバムのリリース決定!

 

6年ぶりですよ! 6年ですよ 6年!

 

待ってたよ!待ってたよーーーあゆ!

 

いや、帰り道にあゆファンの友達と前回のアルバムって何だっけ?と確認しちゃいましたもん。『TROUBLE』(2018年)もアルバムということになってますが、フルじゃないということで。となると、『M(A)DE IN JAPAN』(2016年)。友達と「メイドインジャパン!」って声上げちゃいましたよ。そうかぁ、そんなに前か。いや、わかんないけど、そう感じた。

(アルバム『M(A)DE IN JAPAN』について → 浜崎あゆみ物語の終焉と始まり )

 

この日は氣志團もサプライズで来てくれて、

 

そう、先日発売された氣志團のトリビュートアルバムにあゆも参加してて、

 

ああもうダメだ書き切れない、、、

 

それはまた今度!

 

 

 

 

 

 

↓だって見てよ!この気合いの入った新しいアーティスト写真!

 

あゆのデビュー日は 4月8日です。つまり明日です。一日早いけど、

 

あゆ、24周年おめでとう!

そして、ありがとう。

 

ずっと大好きです。