咳
喉を抉じ開け。
胸に痛みさえ与え。
息が続かなくなっても尚。
もう終わりだと思ってもまた。
自分では止めようのない咳が。
何度も。
何度でも。
私を苦しめる。
まるで、貴方への恋心のようだと。
咳で浮かんだ涙を拭い。
その下の別の涙も拭って。
思った。
弱る
どんどん どんどん。
ゆっくりと。
だけど、着実に。
弱っている。
心が、気持ちが。
萎むことも出来ずに。
大きいままに弱っていく。
身体さえも それにつられ。
ただの風邪でさえ中々治さない。
養生しても、治らない。
貴方だけが薬だと。
まるでそう訴えているかのように。
体調不良
身体の調子が悪い時。
心までも調子が悪くなる。
会いたい。
会いたい。
声が聞きたい。
顔が見たい。
会いたい。
淋しい。
会いたい。
止めようのない思考が頭の中を流れ続け。
涙までも誘う。
叶わないことを判っている涙は。
嗚咽を出さず、頬を滑り、シーツを濡らすだけ。
こんな淋しい涙を流さない為にも。
早く元気になろう。
其の6
お借りした写真で、上部を飾っておりました。
●上の写真をお借りした先:Love Graphic 様
(ありがとうございます)
※配布はしておりません。持ち帰らないようにお願い致します。
配布元サイトさんからお借りして、ご自身で加工などして下さいね。
※詩モドキは私が書いたものです。
其の5
お借りした写真で、上部を飾っておりました。
●上の写真をお借りした先:水珠 様 (ありがとうございます)
※配布はしておりません。持ち帰らないようにお願い致します。
配布元サイトさんからお借りして、ご自身で加工などして下さいね。
※詩モドキは私が書いたものです。
好きで、嫌い
貴方のその直向さと。
貴方のその優しさと。
貴方のその裏表のない所が。
好きで、嫌い。
誰にでも向けられるそれが。
何にでも向けられるそれが。
私にも、向けてくれるだろうそれが。
好きで、嫌い。
胸の隙間
貴方のことを好きだと言う人に会う度。
そうでしょう、と嬉しくなって。
私の方が、と嫉妬心が湧いて。
どうか、と願う。
どうか、どうか。
貴方がこの人を好きになりませんように…、と。
誇らしいような、嬉しいような、悲しいような。
そんな複雑な気持ちで一杯の胸の隙間で。
願う。
逃げられない
逃げようとした足を掴むのは、私。
好きなんでしょ?
すごくすごく、好きなんでしょ?
誰よりも、好きなんでしょ?
私の膝がその場に折れるまで。
こだまするように幾重にも問い掛け。
私の身体に寄り添ってくる。
…好きなんでしょ?
その問いに頷くまで。
決して離さないのだ、足を。
泣き崩れても尚。
…まだ、好きなんでしょ?
逃げられない。
この恋心からは。